【16選】絶対に観るべき!おすすめの名作ミュージカル映画16選

映画に音声がつき始めたころから作られてきた数々のミュージカル作品。
古いものから新しいものまで、いろいろなおすすめミュージカル映画を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミュージカル映画は今も昔も大人気
  2. 2.ミュージカル映画の魅力
  3. 3.おすすめミュージカル映画16選
  4. 4.まとめ

9.マンマ・ミーア!(MAMMA MIA!)(2008)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

ミュージカル作品の1つの手法として、既存のヒット曲を使ったジュークボックス・ミュージカルがあります。
そんな中でも世界的に人気のグループ、アバ(ABBA)の楽曲だけを使って1999年に製作されたのが、この「マンマ・ミーア!」です。
アバのヒット曲ばかり使っているため、1970年代に親しんだ人にとっては懐かしい想いで見られます。
権利関係には厳しいアバですが、劇団四季は日本語版を製作する許可を得て公演していました。
そして2008年には、このミュージカル作品をもとにした映画が作られました。
メリル・ストリープ(Meryl Streep)主演でピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)やコリン・ファース(Colin Firth)といったベテラン勢が出演しています。
映画版「マンマ・ミーア!」は大ヒットし、続編としてプリクエル(前日譚)を含む「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(Mamma Mia! Here We Go Again)」が2018年に公開されました。

10.シカゴ(CHIAGO)(2002)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

1975年にブロードウェイで公演されたミュージカル「シカゴ」は実在の女性殺人犯の取材をもとにした作品です。
最近ではブロードウェイ公園で米倉涼子さんが出演されたことでも話題になっています。
ジャズ全盛期のシカゴを舞台に繰り広げられるクライム・ミュージカルは2002年に映画化されました。
映画版「シカゴ」は日本でも大ヒットしました。
レネー・ゼルウィガー(Renée Zellweger)とキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)による「ナウアデイズ(Nowadays)」をご覧ください。

11.ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge!)(2001)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

パリにあるキャバレー「ムーラン・ルージュ」を舞台に繰り広げられるラブ・ストーリーを描いたミュージカル映画。
上に紹介したマンマ・ミーア!と同じくジュークボックス・ミュージカルですが、こちらは様々なアーティストのヒット曲を使用した作品です。
2018年にはこの映画をもとにした舞台版も製作されています。
ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)とユアン・マクレガー(Ewan McGregor)による「エレファント・ラブ・メドレー(Elephant Love Medley)」をお聴きください。

12.バーレスク(Burlesque)(2010)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)主演でバーレスク・ラウンジで繰り広げられるミュージカル作品。
共演のシェール(Cher)も圧倒的な存在感を示して話題になりました。
映画「バーレスク」からシェールの「Welcome to Burlesque」をご覧ください。

13.ドリーム・ガールズ(Dream Girls)(2006)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

1981年に開幕したミュージカル「ドリーム・ガールズ」をもとに製作されたミュージカル映画。
モータウン時代の黒人女性グループ「スプリームス(The Supremes)」をモデルにした作品です。
映画版は2006年に公開され、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)やビヨンセ(Beyoncé)が出演し話題になりました。
またエフィを演じる俳優は出世するとミュージカルでも言われていましたが、この映画でもジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)が有名になりました。

14.レ・ミゼラブル(Les Misérables)(2012)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

「あゝ・無情」とも訳されるヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)の小説を原作として1980年に上演されたミュージカル「レ・ミゼラブル」をもとにした映画です。
2012年にヒュー・ジャックマン主演で製作されたこの映画は大ヒットしました。
ファンティーヌ役を演じたアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が実際に髪を切って歌った名曲「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」をご覧ください。

15.ウィズ(The Wiz)(1978)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

1974年にブロードウェイで上演されたアフリカ系アメリカ人によるミュージカル「ザ・ウィズ(The Wiz)」を映画化した作品です。
ウィズ」のストーリーは「オズの魔法使い」ですが、楽曲はソウルミュージックよりになっています。
残念ながらこの映画は大ヒットとはいきませんでした。
しかしこの映画で音楽監督を務めたクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)とカカシ役のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が出会ったことは重要な意味があります。
「ウィズ」からダイアナ・ロス(Diana Ross)とマイケル・ジャクソンによる「イーズ・オン・ダウン・ザ・ロード(Ease On Down The Road)」をご覧ください。

16.レント(RENT)(2005)

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

最後に紹介するのは「レント(RENT)」です。
この作品の内容は現代の社会が抱える問題を真正面から扱っています。
原作はプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム(La Bohème)」ですが、舞台は現代に置き換えられています。
その中でHIVに感染する恐怖や、仲間を失う悲しみなど複雑な心情が描かれています。
さらにいわゆるLGBTQ(当時はそのような言葉は使われていませんでしたが)の問題も扱っています。
そのような重いテーマにも関わらず決して暗くならいところがこの作品の魅力でしょう。
このレントは作詞・作曲・脚本のジョナサン・ラーソン(Jonathan Larson)がオフブロードウェイでの上演に向けて必死に
しかしオフブロードウェイでの開演当日の早朝にジョナサンは急逝します。
その思いを受け継ぐようにブロードウェイでも大成功をおさめ、その結果製作された映画です。
珍しいのは舞台版の初演キャストがほぼそのまま映画版に出演していることです。
映画版のプロデューサーのクリス・コロンバス(Chris Columbus)がオリジナルキャストでの実現に尽力しました。
そのキャストの中には、今ではすっかりスターとなったイディナ・メンゼル(Idina Menzel)もいます。
そんなレントからおすすめは「シーズンズ・オブ・ラブ(Seasons Of Love)」です。
1年=52万5600分をどんなふうに測りますか?
「愛(LOVE)」で測りませんか?
そう呼びかける歌です。

まとめ

今回紹介したほかにも多くのミュージカル映画があります。
舞台のミュージカル作品もいいですが、大きいスクリーンで新作のミュージカル映画を楽しむのもオススメです。
また小さな子供や出かけるのが大変なお年寄りでも、気軽に自宅でミュージカルをDVDで楽しむことができるのもいいですね。
今回紹介したビデオのYouTubeプレイリストを作成しました。
よかったらご覧ください。

Flipper'sにはミュージカル映画のヒット作「グレイテスト・ショーマン」の名曲について解説した記事があります。
併せてご覧ください。

関連記事

Article Ranking