ギター速弾きにはコツがある?最速で上達する練習方法ご紹介!
ギターの速弾きはコツをつかめば直ぐに上達できると知っていましたか?有名なプレイヤーも速弾きを披露することが多いです。その影響からか速弾きの練習は、ギター弾きが必ず通る道でもあります。今回は難しいと思われがちな速弾きの練習方法と、最速で上達させるコツの紹介です。
難しそうなイメージがあるギターの速弾き
「ギターの速弾き」が難しそうだと感じている方は多いと思います。
もちろん練習が必要ではありますが一般的に知られているポップスやロックの速弾きは、慣れてしまえば誰でもできるもののようです。
速弾きに必要なのは根気強く練習し続けることで得られるコツであり、音楽的才能などは関係ありません。
最速で着実に上達できる速弾き方法をまとめましたので、見ていきましょう。
速弾きの基準とは?
フレーズにはよるものの、速弾きのテンポはだいたいBPM160ほどだと言われています。
プロ・アマチュア関係なく日本のギター弾きたちが、最初に速弾きを練習した楽曲にX JAPANの『紅』が挙がることが多く、そのテンポが基準になっているようです。
このBPM160を基準に、ギター弾きたちはどんどん速く弾けるように練習していきます。
速弾きの練習方法
速弾きを練習する時には正しいフォームを身につけることが、まず第一歩です。
ギターを持っている状態で姿勢を正して左手(弦を押さえる方の手)を脱力させ、ゆっくり弾いた時に自分の好みの音が出ていたら、それが正しいフォームになります。
弾き続けているとどうしても身体や手がこわばってきてしまうので、時々フォームを見直しながら練習してみてください。
ギターの速弾き練習方法①:遅いテンポから練習する
速弾きは正しいピッキング・フィンガリングが重要です。
なんとなくだったり感覚だったりで練習していると、変な癖がついてしまい後で直すのが大変になります。
自分のペースでゆっくり1音1音、着実に練習していくことが大切です。
ゆっくりのテンポできたら、あとは少しずつ速くしていくだけになります。
どうしても最初から速いテンポで練習したくなりがちですが、この方法が一番確実で効率的な練習方法です。
ギターの速弾き練習方法②:脱力
楽器を演奏する時はほとんどの場合、力を抜くことはとても大事なことです。
先ほども言った通り速弾きももちろんそうで、右手・左手ともに最小限の力だけでピッキング・フィンガリングするようにしましょう。
力を抜くというのがどういうことなのか、わからない方もいるかもしれません。
楽器は全般そうですが無理に速く弾いたり大きな音を出そうと焦ると、響きも固くなりますし無駄な力が入りすぎて下手になります。
大きな音を出すために必要なのは力ではなく、いかに自然の流れに身を任せて響かせるかです。
楽器はもともと人間の身体の構造に合わせて作られているので、無理なくいろいろなことができるようになっています。
リラックスした状態で心地よい音で練習すると、そのまま楽器に伝達され、よい音が出るようになると覚えておきましょう。
ギターの速弾き練習方法③:正しいリズムで
脱力の次に楽器の演奏で大切なのはリズムです。
特にロックやポップスにおいて、楽曲における正確なリズムやノリを知ることは非常に重要なことになります。
速く弾くことに囚われてクリックと音がズレていたら、それは速弾きをマスターしたとは言えません。
1音1音を大事に練習してください。
そしてリズムに合わせた練習はとても楽しいです。
クリックを使いながらゲーム感覚で挑戦してみましょう。
早く上達するためのコツ・ポイント
早く上達するためには、速弾きに必要な知識やポイントを押さえておくことが大切です。
むしろこのことを知らないと、上達が遅くなってしまうかもしれません。
最小限の時間でマスターしたい方に必要なコツとポイントをまとめました。
最速で上達させるには①:ピック
速弾きをマスターしたいギター弾きに重要なアイテムは、ギター本体の次にピックではないでしょうか?
楽器屋に足を運べば分かる通り、ギターのピックは色々なサイズや厚さ、素材のものが多くあります。
速弾きに適しているピックは小さくて先が尖ったものです。
アコースティックギターを弾くときに使うような、大きなおにぎり型ピックは向いていませんので気を付けましょう。