【発声練習】正しい発声をするだけでうまく歌える!練習方法ご紹介
皆さんは歌う前に発声練習をしたことがありますか?滑舌良くはっきりと発声するだけでも、歌が上手く聞こえますが、練習方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は正しい発声をするための発声練習の方法をご紹介したいと思います。
腹筋を鍛えるトレーニング方法
発声に大きく関わっている身体の部分として、腹式呼吸で使用する腹筋が挙げられます。
腹筋を鍛えるためには腹筋をしたり、呼吸を整えながら身体をねじるトレーニングが手軽に行える基本トレーニングとして有名です。
ただやみくもにやるわけではなく、呼吸も同時に意識しつつトレーニングを行うことにより、同時に腹式呼吸の練習にもなり、一石二鳥です。
極論ですが、人間は笑うだけでも腹筋を使用していますので、笑う生活を心がけるだけでも腹筋は鍛えられています!
下半身を鍛えるトレーニング方法
重心をしっかりと落とすためには下半身のトレーニングも重要となってきます。
現代では電車や自動車などが発達し、あまり歩かなくなってしまったといわれていますが、人間歩くことが健康への第一歩といわれています。
まずは歩く機会を増やすところから始めましょう。
歩くときには体幹を意識し、正しい姿勢を意識しつつ歩くことで、正しい筋肉が鍛えられます。
また、時間があるときにはランニング、サイクリングなどで集中的に下半身を鍛えたり、場所を取らないトレーニングとしては、スクワットなどが挙げられます。
この時にも呼吸を意識することにより、腹式呼吸の練習にもなりますので、同時に練習をするようにしましょう!
発声練習に最適な曲!
発声練習をする場合に適している曲としては、リズムが少し早めの曲ということが挙げられます。
理由としては、リズムが早いことにより、発声が少々あやふやになってしまったり、滑舌が悪く発声している場合があるからです。
ですが、初めからテンポが早く、難しい曲にチャレンジしても一向に上達しないということがあり得ますので、しっかりと段階を踏んで練習ができるように、初心者~上級者に最適な曲をいくつか挙げてみましたので、ご紹介していきたいと思います。
練習をする際にはカラオケなどの録音機能を使用し、はっきりとした発声ができているかを確認しつつ、練習をしてみましょう!
(初級)発声練習:Let it go
初めにご紹介する曲は「Let It Go」です。
この曲は「アナと雪の女王」の主題歌として有名で、感情を込めた発声を練習できる曲となっています。
サビにかけて一気に盛り上がるというメロディーの構成はやや難しいですが、誰もが知っている曲で、初心者から上級者まで幅広く練習ができる曲となっています。
(中級)発声練習:さくら・独唱
初めにご紹介する「さくら(独唱)」ですが、ゆったりとしたリズムでアーティストの森山直太朗さんの声の良さが目立っている曲となっています。
森山直太朗さんといえば、歌唱力の高いアーティストとしても有名で、ミックスボイスやファルセット、ビブラートが特徴のアーティストです。
特にファルセットは、ミュージカルでも使用されており、歌を歌うだけでなく発声や音のとり方の練習にもなります。
腹式呼吸の練習では力強く発声することを主に練習してきましたが、柔らかく高い声を出すための課題曲としても「さくら(独唱)」は適していると言え、難易度が高い練習曲となっています。
(上級)発声練習:「さくら」
次にご紹介するのは、ケツメイシの「さくら」です。
ケツメイシの「さくら」は少しテンポが早く、ラップ部分が含まれており、一曲の中で二種類の歌い方を使用するので、難易度が高い曲となっています。
Aメロやサビでは「柔らかく、でもどこか力強さを残した通りやすい声」、ラップ部分では「力強く正しい発声で滑舌良く、でも音程はしっかりと取るように」という歌い方となっており、歌えるようになるまでは相当な時間がかかってしまいますが、歌い方の違いをしっかりと理解し、マスターすることにより、どんな曲にもその曲に合った発声方法や歌唱方法を身につける力を手に入れることができます。
歌詞に多く登場する「ヒュルリーラ」ですが、こちらの発声はしっかりと強弱をつけてあげることで、曲全体が生きている印象を受けます。
(上級)発声練習:「LOSER」
次にご紹介するのは、突如現れた大人気アーティスト・米津玄師さんの「LOSER」です。
「LOSER」はテンポや音程の切り替わり、上がり下がりが激しく、音程を取るのがとても難しいです。
また、米津玄師さんの歌い方はしゃくりやフォールという半音上げる、下げるテクニックが多く使われており、歌唱力アップには欠かせない項目です。
そして「LOSER」の特徴として、しっかりと音程を取り、滑舌良く歌うことができないと上手に聞こえないということが挙げられます。
また、サビでは高音も使われているため、全体的に難易度が高い曲となっているため、上級者の練習には最適な曲となっています。
カラオケでも平均点が低いため、難易度が高いことが伺えます。
テンポが早く、音程の切り替わりが激しい曲でも腹式呼吸などの正しい呼吸を保ちつつ歌うことができれば、どんな曲でも対応できる呼吸方法を身につけたといっても良いと思います!
まとめ
いかがでしたか?
発声一つで曲の印象はガラっと変わるほど、印象が変わってきます。
たかが発声、されど発声といったところでしょうか。
皆さんも発声練習を行い、歌唱力アップに繋げられるようにしましょう!
以上、【発声練習】正しい発声をするだけでうまく歌える!練習方法ご紹介でした。
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