【WANIMA】auのCMで大人気のWANIMA「やってみよう」ってどういう曲なの?歌詞について深堀る
若者たちから圧倒的な人気を誇る熊本出身の3ピースロックバンド・WANIMA。桃太郎・浦島太郎・金太郎でお馴染みのau「三太郎」CMの彼らの曲「やってみよう」。この曲の歌詞はどんな想いが込められているのでしょうか?「やってみよう」の歌詞の意味を徹底解説します。
auのCM三太郎シリーズにて長く起用され続けるWANIMA
ポジティブな楽曲の数々とパワフルなパフォーマンスで若者たちから圧倒的な人気を誇る熊本出身の3ピースロックバンド・WANIMA。今最も勢いのあるバンドの一つです。2019年も大躍進の年となりました。
まず2019年1月にはTBS系で放送がされた高畑充希主演のドラマ『メゾン・ド・ポリス』の主題歌に「アゲイン」が抜擢されました。
そして3月には「夏のどこかへ」が、『三ツ矢サイダー』のTVCM「やりきろうぜっ RUNNING」編に起用されました。CMには広瀬すずが出演。
さらに8月には週刊少年ジャンプの超人気漫画ONE PIECEの劇場版アニメ『ONE PIECE STAMPEDE』の主題歌としてGONGを書き下ろしなど、メディアとのタイアップを連発。人気バンドの証ですね。
そして過去最大規模の全国ツアー『COMINATCHA!! TOUR 2019-2020』を発表するなど人気は衰えることを知りません。
中でも大人気となったWANIMA「やってみよう」に迫る!
WANIMA「やってみよう」は2017年のauのCMソング!
桃太郎・浦島太郎・金太郎でお馴染みのau「三太郎」CMシリーズ。2015年から始まった人気のCMですね。2017年の三太郎CMソングとして放送されたのがWANIMAの「やってみよう」でした。
桃太郎・浦島太郎・金太郎や鬼ちゃん、かぐや姫などが書き初め、凧揚げ、セッション、餅つき、ヲタ芸といった様々なチャレンジをする「やってみよう」のシーンが登場するCMでした。
au「三太郎」CMシリーズは現在も放送中でこれまでに100作を超えるCMが制作されています。三太郎の他に、織姫、乙姫、親指姫とさまざまなキャラクターが登場していき、そのたびに話題となっており今でも人気のCMシリーズですね。
WANIMA「やってみよう」の曲は童謡「ピクニック」が元ネタ
そんな「やってみよう」の曲ですが聴き馴染みのある方も多いはずです。それはこの曲はイギリスの童謡「ピクニック」をロック調にアレンジしたものなのだからです。曲の名前は知らなくても「丘を越え行こうよ」という出だしの曲のフレーズはみなさん知っているのではないでしょうか。
元々軽快なメロディだったのがさらにアップテンポになったことにより、楽しくてかっこ良い曲に仕上がっています。
そんなこの曲は童謡らしく短いパートが4番まで続くという構成となっています。邦楽ではちょっと珍しいですよね。
「やってみよう」は今でも小学校の運動会などで子供たちにダンスで踊られており打人気の曲です。またカラオケでも盛り上がる人気の定番曲となっています。
ここからは、そんなWANIMAの「やってみよう」の歌詞の意味について解説していきます。
歌詞に込められた想いを読み解く
正しいより 楽しい
正しいより 面白い
やりたかったこと やってみよう
失敗も思い出
はじめよう やってみよう
誰でも最初は 初心者なんだから
やったことないことも やってみよう
苦手な相手とも 話してみよう
知らなかったこと 見たことないもの あたらしい 楽しい
大人になるにつれて、つい物事を正しいかどうかで判断しがちです。色々なことには世間的に正しいとされることがあります。例えば頭のいい大学や高校に入ること、安定した職業に就くこと。いろんな世間的に正しいとされることがあります。
そういったこうあるべきという考えを取り払って「楽しい」「面白い」を基準にやってみようというメッセージがこの歌詞には込められています。
新しいことにチャレンジする時につい人は失敗してしまうかもとネガティブなことを考えてしまいがちです。「失敗も想い出」「誰でも最初は初心者なんだから」とWANIMAがチャレンジを後押ししてくれるようなそんなメッセージが込められています。
悲しいときは 笑って
寂しいときは 声出して
雨はいつまでも 続かない
土砂降りも楽しもう
踏み出そう よじ登ろう
高い山ほど 絶景が待ってるから
遠回りの道を 選んでみよう
険しい峠には 何かがあるさ
ありえなかったこと 出会わなかった人 あぶなっかしい 楽しい
人はいろんなことに「やってみよう」とチャレンジすると壁にぶち当たることがあります。誰もが一度はそういった経験があるのではないでしょうか。
雨は必ず止む日が来る、高い山ほど絶景が待っているとこの歌詞では歌っています。これはつらい日はいつまでも続かないし、つらければつらいほど、その分やりがいや成長が得られるという前向きな意味が込められているのではないでしょうか。
そうやってものごとを考えることができると、困難な道のりをあえて選んだりするポジティブな気持ちが生まれてきますね。
振り返るより振り向いて
掘り返すより掘り出して
過ぎた話はほどほどに
今の話をしよう
恐れず迷わず
同じ今日という日は二度とないんだから
明日よりも今日にはじめよう
知らなかった自分と一緒に走ろう
思い立った日が 思いついた日が
そこがスタートだ
この歌詞では過去のことばかり振り返らずに、今を大事にしようと歌っています。
過去にどんなことがあろうとも、過ぎてしまったものはもうどうにもなりません。過去のことで反省したり考えることは大事ですが、それよりもこれからどうしていくかの方がもっと大事ですね。
思い立った日がスタート、ついつい明日でいいやと考えがちですが、同じ今日という人はやってこないのです。あなたも今から何か始めてみませんか?
青いより青い 空もそうさ
同じに見えて いつも違う
どんな人だって 同じじゃないさ
空気なんて読まない
やってみよう
正しいより 楽しい やってみようか
倒れるなら 前に倒れよう
やって後悔などすることないさ
理由なんていらない
自分が楽しい、やってみたいと思うことはつねにみんなと同じとは限りません。時には自分だけ違うということもあるかもしれません。そんな時不安になってしまいますよね。この歌詞ではどんな人でも決して同じではないのだから空気なんて読まずにやってみようと励ましてくれています。
そして、倒れるのなら前へ。これはやらずに後悔するのだけはやめようということを意味しています。何かをやって、たとえ後悔しても、そこから学びを得ることができます。
しかしやらなければ何も得ることはできません。残るのは一生の後悔だけです。やって後悔する方が良い!そんな風に前向きな気持ちにさせてくれる歌詞ですね!
まとめ
WANIMA「やってみよう」の歌詞の意味の解説はいかがでしたでしょうか。
失敗しても良いからまずはやってみようかな、楽しんでみようとか前向きな気持ちになれる素晴らしい曲でしたね。
毎日の生活の中で何かつらいことがあった時、一歩踏み出す勇気が持てない時などにこの曲を思い出して聴いてみてください。きっとあなたの力になるはずです。