ベースを始めるならまず「指弾き」をマスターすべき!理由や練習方法ご紹介

ベーシストを志す人は必見!!ベースを始めたならば、ピックも良いですが、まずは指弾きをマスターする事をおすすめします。その理由と練習方法などを解説いたします!初心者の人にこそすすめたい!ベースの指弾きについて詳しく解説をしていきます。

記事の目次

  1. 1.ベースにはさまざまな奏法がある
  2. 2.指引きをマスターすべき理由
  3. 3.指引きの練習方法とコツ
  4. 4.まとめ

ベースにはさまざまな奏法がある

フリー写真素材ぱくたそ

これから楽器を始めよう!と思って、数多ある楽器の中からベースを選んだあなた。センスが良いです!ベースはバンドの要です。アンサンブルの中で、リズムとメロディーの両方を引っ張っていけるのは、ベーシストです。

つまり、バンドサウンドを活かすも殺すも、ベースにかかっていると言う訳です。

ベースの奏法には様々なものがあります。その曲調や、求めるサウンドによって使い分けるのが一般的ですが、一つの奏法にこだわるベーシストも少なくありません。ここでいくつかの奏法をご紹介いたしましょう。

ピック弾き

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ピック弾きの魅力は何と言ってもゴリゴリと硬質で、パワフルなサウンドです。この音質がロックやパンク、ハードコアなバンドのベーシストに好まれ、ピック弾きをしている人が多いようです。

ダウンピッキングやオルタネイトピッキングはリズムが取りやすく、また音の粒が揃えやすいので、タイトなリズムキープや速弾きにも向いています。

群青日和/東京事変

東京事変のメンバーで、ベースの達人・亀田誠治さんはさまざまな弾き方で魅了してくれますが、こちらの『群青日和』ではゴリゴリのピック弾きで、よりロックの荒々しい感じを出しています。

こちらの動画は『ベースマガジン』との連動企画で、亀田さん本人が楽曲のベースの弾き方のついて、詳しく解説をしてくださっています。

全てダウンピッキングで弾く事によって、音の強さと粒を揃えて、勢いのあるサウンドになっています。

SillyLoveSongs/ポール・マッカートニー&Wings

ポール・マッカートニーはシンガーとしても、ソングライターとしても素晴らしいのですが、ベーシストとしての才能は、本当に凄いものがあります。

この『Silly Love Songs』はリッケンバッカーのベースをピック弾きしていると思われますが、ベースの音が聞き取りやすく、とても印象的なナンバーです。

ポールといえばハフナー社のヴァイオリンベースのイメージが強いのですが、リッケンバッカーベースのピック弾きもまた得意で、ビートルズ時代のサウンドからたまに聴くことが出来ます。

グラス・オニオン/ザ・ビートルズ

このゴリッとした硬めの低音。これがピック弾きベースのサウンドです。指弾きではなかなか出せない質感ですね。

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スラップ

スラップ奏法、『チョッパー』とも言いますこの演奏法は、右手親指の第一関節の外側で低音弦をはじき、人差し指や中指で高音弦を引っ掛けるようにして音を鳴らす奏法で、ピック弾きや指弾きにはない迫力や、打楽器的なグルーヴを出してくれます。

ウッドベースなどで、スイングジャズバンドのベーシストが大きな音を出す為に、弦をネックに叩きつけるパーカッシブルな弾き方をしたのが始まりで、後にロカビリーやカントリーなどでも取り入れられるようになりました。

エレキ・ベースでは主にファンクミュージックなどで使用されていましたが、近年ではロックやポップスのジャンルでも聴かれるようになりました。レッド・ホット・チリペッパーズのフリーなんかはその代表格ですね。

エレキベースのいわゆる『スラップ奏法』を確立したのは、スライ&ザ・ファミリーストーンのラリー・グラハムであると言われています。

Thankyou/Sly &TheFamilyStine

弦を叩きつけるようにして、パーカッシブルなサウンドを作っていますね。

日本でスラップ奏法が広まったのは、1975年にヒットした『チョッパーズブギ』によるものという説があります。(この楽曲のベーシストは後藤次利さんです。)
まだ日本には『スラップという呼称が浸透していなかったので、ここから『チョッパー』という言い方が広まったと言われています。

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チョッパーズ・ブギ/ティン・パン・アレイ

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指引きをマスターすべき理由

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