「二胡」とはどういう楽器?音色やその歴史を紹介!
中国には「二胡」という、合奏も独奏も美しく奏でられる楽器があります。二胡を弾けるようになれば、どんな場所でも異国情緒溢れる世界を作れます。ぜひ一度、手に取って弾くか、演奏風景を観てください!あなたの心を揺さぶる楽器間違いなしです!
代表的な二胡奏者
女子十二楽坊
中国楽器が日本に広まった理由を語るうえで欠かせないグループが、「女子十二楽坊」です。
2003年の紅白歌合戦に出場するほど人気はあり、日本国内に「二胡」という中国楽器があることを知ってもらうきっかけとなったグループです。
様々な中国楽器を使用したグループなので迫力も、見ごたえも音色も圧巻となっています。
中国という一つの国をとっても多くの形、音色の楽器があります。
ぜひ一度、どんな楽器があってどのような音色を出すのか聴いてみてください。下記の記事でも紹介されているので参考にしてください。
チェンミン
チェンミンは上海出身の二胡奏者です。1998年に日本にて「鳥の歌」でデビューしています。日本映画、アニメ、大河ドラマといった様々なシーンで活躍する人物です。
サラ・ブライトマンや坂本龍一、B‘zの松本孝弘と共演したりと幅広い活動をしています。ベートーヴェンの『悲愴』を大胆にアレンジした、「Phoenix」は優雅で聴きごたえがあります。
「二胡」はどこで入手出来る?
二胡はどこで入手できるのでしょうか。
実際に本場中国へ行って買ってみる。おすすめは出来ません。大型のニシキヘビの皮は、日本では持ち込みが禁止されています。税関で取り上げられてしまいます。購入ルートがあやしい場所は非現実的です。
初心者はまずAmazon
Amazonでも二胡は販売されています。多くは初心者向けの二胡が多いようです。
部品も多くそろっているので、「駒を変えて音色を変えたい」という時も対応できます。
また民族楽器の販売店でも二胡の購入は可能です。インターネットでの注文も可能なところがあるので検索してみてはいかがでしょうか。
二胡の難易度について
尺八という楽器にはなかなか恐ろしい言葉があります。
「首振り三年ころ八年」
この言葉は何事も上達するためには時間がかかることを意味します。また、尺八の難易度の高さをあらわす言葉でもあります。
「二胡はビブラートをマスターするのに三年はかかる」という言葉を以前耳にしました。動画を観ると簡単そうに弾いていますが、コツを得るためには時間がかかるでしょう。
ですが、楽器に限らずどんなことでも、その世界に飛び込んだ時は誰でもビギナーです。たとえ難易度が高いからといってあきらめてしまってはもったいないです。
なので購入を考えている方は、練習できる環境にあるか。教えてくれる人はいるかなどを検討してみてください。
まとめ
二胡で曲を弾くことはとても難しいことかもしれません。弓と弦をこする段階で挫折しそうになるかもしれません。ですが、確かな老師(先生)がいれば格段にレベルはアップするでしょう。
二胡の教本は現在多く出版されているので、チェックして挑戦してみてください。出来ればCDやDVDが付属されているものがわかりやすくて良いでしょう。
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