【amazarashi】これだけは聴いておけ。ファンが支持する名曲11選

amazarashiは秋田ひろむと豊川真奈美によって結成されたバンドです。歌詞は強いメッセージ性を持ち、多くの人に共感と感銘を与えており、数多くのおすすめの曲があります。今回はamazarashiを知る上で押さえておくべきおすすめの楽曲を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.独特な世界観で聴き手を引き込む人気バンドamazarashi
  2. 2.amazarashiってどんなバンド?
  3. 3.amazarashiのメンバーは?
  4. 4.amazarashiファンが支持する、おさえるべき名曲11選
  5. 5.まとめ

おすすめの1曲⑨「空に歌えば」

僕のヒーローアカデミアに起用された楽曲であり、PVの再生回数はamazarashiの中でもトップです。カラオケで歌いたい時でも、「この曲は知ってる」と思われるかもしれません。
 

秋田ひろむは「amazarashiがこれまで出してきた楽曲のストーリー性に区切りをつけたかった」と述べており、PVも明るい空、雨は上がっていたと言うフレーズ等、今までの楽曲とは一線を画します。

虚実を切り裂いて蒼天を仰いで
飛び立った永久
空に歌えば 後悔も否応無く
必然 必然 なるべくしてなる未来だ
それ故、足掻け

ポジティブな歌詞の中にも秋田ひろむらしさは健在であり、「未来へ、足掻け」と言うフレーズが光ります。

ヒーローアカデミアの主人公とリンクした歌詞でありつつ。自分なりの運命を切り開いて欲しいと言うメッセージが込められています。

おすすめの1曲⑩「僕が死のうと思ったのは」

秋田ひろむが古くから歌い続けてきた曲であり、ファンからも人気のある曲です。中島美嘉に楽曲提供した事で話題にもなりました。

2016年にリリースされた「虚無病」に収録された他、中島美嘉のトリビュートアルバムで弾き語りverとして秋田ひろむ名義で収録されています。

僕が死のうと思ったのは
冷たい人と言われたから
愛されたいと泣いているのは
人の温もりを知ってしまったから

僕が死のうと思った理由、それは靴紐がほどけたから…冷たい人と言われたから…、「僕」の悲痛な思いが綴られています。

なぜ「僕」は死ぬ事ばかり考えてしまうのか。それは生きる事に真面目すぎるからです。自分の事を許せなくなる程、自分を追い込んでしまう。そんな経験はあなたにもあるのではないでしょうか

僕が死のうと思ったのは
まだあなたに出会ってなかったから
あなたのような人が生まれた
世界を少し好きになったよ

あなたのような人が生きてる
世界に少し期待するよ

僕は「あなた」に出会った事で、少しだけ世界を好きになります。そして死ぬ事を少し辞める事を決めました。

僕を取り巻く環境はきっと大きく変わりはなく、少しだけ前向きになっただけです。でもその僅かな希望が、その人にとっては大きな意味を持ちます。そういう意味では秋田ひろむの歌詞は、とても前向きとも考える事ができますね。

おすすめの1曲ラスト「未来になれなかったあの夜に」

最新アルバム「ボイコット」に収録されました。PVは秋田ひろむの実体験を元に構成されています。

ヒロ(ギター)横浜流星
トモキ(ボーカル)杉野遥亮
コウイチ(ドラム)泉澤祐希
マサ(ベース)柄本時生 

彼らはバンドを組み、音楽で成功する未来を夢見ていましたが、バンドは解散してしまい、ヒロは地元に戻ってしまいます。

夢を諦めきれなかったヒロは再度ステージに立つ事になりますが、メンバーで叶えたかった夢は叶える事が出来ませんでした。

この楽曲では子どもが生まれたメンバーもおり、「終わりで始まり」の歌詞

あの頃の仲間も
無茶はしなくなった
そりゃそうだ あいつも
立派な父親だもんな

に通じる部分もありますね。

この楽曲は秋田ひろむの半生を振り返ると共に、叶えられなかった未来に対する弔いの意味もあると思います。

最新アルバムに収録されているので、是非聴いてみて下さい。

孤独な奴らが夜の淵で
もがき苦しみ明日も諦めて
そんな夜達に「ざまあみろ」って
今こそ僕が歌ってやるんだ

未来になれなかったあの夜に
ざまあみろ

amazarashiのPVを制作する本山敬一氏の狙いとは

いくら楽曲が良くとも、音楽が手軽に聴ける時代です。youtubeには多くの音楽が転がっており、少しでも「つまらない」と思われたらすぐに飛ばされてしまいます。

amazarashiはPVにも力を入れており、衝撃的で鮮烈な映像は初めて聴く人に強烈な印象を与え、飛ばす余地を与えません。

今の若者たちにとって、音楽の入り口はMVありきというか、YouTubeであることが多いですよね。なので僕はまず、それぞれの曲が持つ可能性のなかで新規の人が見てくれるポイントを探します。

amazarashiのPVを多く手がける本山敬一氏はインタビューでそう答えています。

メンバーは顔を出さない方針であり、TV番組に登場する事はなく、必然的にyoutubeを通して知る人が多いです。

youtubeで音楽を聴く人は全てが真剣に観ているわけではありません。そういう層にいかに響くか、それを大事にしているようですね。

PVには歌詞が映し出される事も多く、楽曲の中で本来重視すべき「歌詞」にも注目が集まるよう工夫されています。

今回紹介出来ない楽曲以外にも多くのPVがあり、秋田ひろむの強いメッセージ性と、本山氏の工夫が随所に盛り込まれています。是非一通りのPVを観て欲しいですね。

まとめ

今回はamazarashiの楽曲について紹介させていただきました。人気のある曲は他にも沢山あり、1つ1つの楽曲を掘り下げていけば、終わりはきっとありません。

この記事を通してamazarashiに興味を持っていただけたら幸いです。

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