AKB48の黄金世代、神7の過去と現在は?!

今も多くのアイドルファンに注目されるAKB48。その黄金世代を築いていた神7をご存知でしょうか。今回は神7とは何だったのか、メンバーは誰なのかという事に迫ります。AKB48の神7の現在と過去、各センターを務めた楽曲と共にご紹介致します。

記事の目次

  1. 1.AKB48の「神7」とは一体?
  2. 2.AKB48の初期メンバーでも特に黄金世代「神7」
  3. 3.神7のメンバー紹介、彼女たちの現在について迫る
  4. 4.まとめ

AKB48の「神7」とは一体?

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今では国内での人気、知名度ともに高い AKB48。そんなAKB48を表す言葉としてよく「神7」という呼称が使われています。この「神7」とは一体何を指すのでしょうか。

「神7」という言葉が初めて作られたのはAKB48劇場の初回ライブを見届けた観客7名を呼んだ事、そこから「神7」が始まります。
2005年12月8日のAKB48初回ライブ「チームA 1st Stage パーティが始まるよ」の入場者数72名のうち、招待客65名を除き、有料のチケットを購入した一般客が7名でした。
このAKB48が誕生する瞬間を見届けた観客7名を「神の7人」「神7」と呼び、この言葉が定着していきます。始めはメンバーをいう言葉ではなかったという意外なエピソードですね。

この頃から何よりも良い、素晴らしいというものを「神」と表現するようになり、そしてAKBがメディア等で取り上げられた影響もあり、神7と呼ばれることが定着しました。
今でも良いと思う曲のことを「神曲」と呼んだりアニメやドラマ、バラエティ番組でとても面白い回のことを「神回」と呼ばれていますね。「神7」は時代を表した的確な言葉だったと言えます。

AKB48の初期メンバーでも特に黄金世代「神7」

そして「神7」という言葉は、2009年第1回選抜総選挙・2010年第2回選抜総選挙でともに7位以内にランクインした「黄金の7人」を指す言葉となっていきます。
そのメンバーは前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美の7名です。現在「初代神7」と言われているのはこの「黄金の7人」のことです。
この7名のメンバーは知名度が最も高く、神7が卒業をした現在でも黄金世代だったと振り返えられています。2017年に渡辺麻友が卒業したことから「初代神7」の活動は終わりを迎えました。

AKB48選抜総選挙について

AKB48選抜総選挙は推しメンバーの人気ランキングを分かりやすく結果となって出るという事で、一般的にも知られるようになりました。
選抜総選挙とは、ファンによってAKB48の次のシングルの楽曲を歌うメンバーを選ぶ人気ランキング投票です。2009年〜2018年まで毎年夏に開催されているイベントでしたが、2019年は開催しないとAKB48公式ブログで発表されています。
投票の仕方は、ファンクラブに入会するか直前に発売されるシングルCDに封入されている投票券を入手することによって推しのメンバーに投票が出来ます。獲得投票数の多い順に次に発売されるシングルの歌唱メンバーが選ばれます。

なぜAKB48は選抜総選挙を行うのか

AKB48はとても人数が多いので、メンバー全員をテレビ番組に出演させるのは難しいという現実があります。そのため、デビュー当初の頃から選抜総選挙が開催されるまでは、プロデューサーの秋元康といった周りのスタッフが、シングル曲ごとに10〜20名の選抜メンバーを選んでいました。
しかし、スタッフの判断で選抜メンバーの選出するという事に、メンバーやファンから「なぜあの子は選ばれないのか」といった不満が出てしまいました。推しのメンバーが選ばれないと複雑な気持ちですね。
また、センターポジションを前田敦子が務めることが多かったので、これに関しても「なぜ前田敦子だけがいつもセンターなのか」といった不満がありました。
そこでAKB48ファンによる人気投票を行い選抜メンバーやセンターポジションを決めるという考えが、選抜総選挙を開催するきっかけとなりました。

選抜総選挙での前田敦子の「私の事は嫌いでも、AKB48の事は嫌いにならないでください」と涙ながらに言う言葉は多くの人に広まりました。なぜここまで言ったのかと思う人もいるかもしれませんが、沢山の苦悩によるメッセージだったのではないでしょうか。  

神7のメンバー紹介、彼女たちの現在について迫る

前田敦子

前田敦子(まえだ・あつこ)
ニックネーム あっちゃん
所属事務所 太田プロダクション
生年月日 1991年7月10日
出身地 千葉県
血液型 A型
身長 161cm
スリーサイズ B75 W59 H83
AKB48所属 1期生
選抜回数 28回

総選挙順位
第1回 1位(4630票)
第2回 2位(30,851票)
第3回 1位(139,892票)

AKB48不動のセンターだった前田敦子。あっちゃんの愛称で親しまれていました。人気ランキングも常に上位であっちゃん推しも多く存在していました。
前田敦子は2005年にAKB48オープニングメンバーオーディションに合格し、一期生として所属しました。
2007年に映画「あしたの私のつくりかた」で女優デビュー、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」「クロユリ団地」「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」等、数々の映画やドラマに出演しています。
2012年に8月27日、AKB48劇場で開催された「前田敦子卒業公演」をもってAKB48を卒業しました。

AKB48在籍中、前田敦子がセンターを務めた曲がこちらです。

インディーズ2th 「スカート、ひらり」
1st 「会いたかった」
2nd 「制服が邪魔をする」
5th 「僕の太陽」
6th 「夕陽を見ているか?」
7th 「ロマンス、イラネ」
8th 「桜の花びらたち2008」
9th 「Baby!Baby!Baby!」
10th 「大声ダイヤモンド」
11th 「10年桜」
12th 「涙サプライズ!」
13th 「言い訳Maybe」
14th 「RIVER」
15th 「桜の栞」
16th 「ポニーテールとシュシュ」
18th 「Beginner」
20th 「桜の木になろう」
21th 「Everyday、カチューシャ」
22th 「フライングゲット」
23th 「風は吹いている」
25th 「GIVE ME FIVE!」
26th 「真夏のSounds good!」

単独センター10回、ダブルセンター11回、複数人センター1回の計22回センターを飾っています。今でもこの回数は破られていません。さすが絶対的エースの前田敦子ですね。華がある容姿やアイドルらしいスタイル、笑顔も可愛いと幅広い層から人気を得ていました。AKB48を象徴する黄金世代のセンターとして活躍したメンバーでした。

現在は?

前田敦子は2018年に俳優の勝地涼と結婚しており、2019年に第一子が誕生しています。育児に奮闘しながら、家庭を築いていく姿をこれからも見られるでしょう。

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大島優子

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