【amazarashi】これだけは聴いておけ。ファンが支持する名曲11選

amazarashiは秋田ひろむと豊川真奈美によって結成されたバンドです。歌詞は強いメッセージ性を持ち、多くの人に共感と感銘を与えており、数多くのおすすめの曲があります。今回はamazarashiを知る上で押さえておくべきおすすめの楽曲を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.独特な世界観で聴き手を引き込む人気バンドamazarashi
  2. 2.amazarashiってどんなバンド?
  3. 3.amazarashiのメンバーは?
  4. 4.amazarashiファンが支持する、おさえるべき名曲11選
  5. 5.まとめ

おすすめの1曲③「夏を待っていました」

2010年にamazarashiは「爆弾の作り方」でメジャーデビューを果たします。この頃の楽曲は社会への強い違和感、鬱屈や攻撃性が顕著です。

君はまだ覚えてるかな
幼い頃の暑い六月
廃線になった線路を
僕等はどこまでも歩いた

乗り気で水筒なんかを
ぶら下げてきた雅敏は
おじちゃんに買ってもらった
マウンテンバイクを自慢した

線路を歩く少年達と言う描写から元ネタは「スタンドバイミー」でしょう。引きこもりになった主人公が、少年達と無邪気に遊んでいたあの日を思い出しています。

この楽曲はフィクションですが、家庭環境に問題のある雅敏、何をしてもダメな靖人、身長が高く喧嘩の強い太平とのエピソードは実体験のようなリアリティがあります。

楽曲の後半では太平が自殺した事が語られています。

7年後に太平はビルから飛び降りた
そんな勇気なら無いほうが良かった

高層ビルの下でかくれんぼ
あれから何年がたっただろう
もういいかいまだだよって声もない

もしも今日があの日の続きなら
僕らの冒険を続けなくちゃ
六月の空を僕は見上げて
夏を待っていました

誰よりも強かった太平は死にました。どれだけ強そうに見える人でも、悩みや葛藤はその人にしか分からないと言う事でしょう。

この楽曲はバットエンドで終わるのではなく、「僕らの冒険を続けなくちゃ」と主人公が最後に立ち上がろうとするところで終わります。太平の死を乗り越え先に進もうとする様は、同じ様に悩みを抱えた人に向けた応援歌と言う意味合いもあるでしょう。秋田ひろむの歌詞には隠れたメッセージがあるのです。

おすすめの1曲④「空っぽの空に潰される」

2011年に初のフルアルバム「千年幸福論」がリリースされ、リード曲として制作されました。バンドとして洗練されてきた頃であり、間奏やイントロは6/8拍子になる等、新たな試みもされています。

楽しけりゃ笑えばいいんだろ
悲しい時は泣いたらいいんだろ
虚しい時はどうすりゃいいの?
教えて 教えて

名残惜しさも無くさよなら
巡り巡る季節は素っ気無い
それに何を期待すりゃいいの?
教えて 教えて

空っぽの空に潰される

悲しい時は泣き、楽しい時は笑う。では虚しい時はどのように感情を吐露すれば良いでしょうか?

サビでは虚しさと空っぽの空が題材となっていますが、言葉を繋ぐと空虚という単語になりますね。サビはamazarashiの中でもかなりの高音域であり、カラオケでは息が続かない人も多いです。

「幸福とは何か?」これはアルバムタイトルでもある「千年幸福論」の根幹のテーマとなっています。

どっかに忘れ物をしたよ
教室か母のお腹の中
恒久的な欠落を
愛してこその幸福だ

秋田ひろむは人間には必ず欠落した部分があり、それを埋めようとするのではなく、欠落した部分を愛する事で幸福を得る事が出来ると伝えています。
 

おすすめの1曲⑤「ラブソング」

2012年にリリースされた「ラブソング」のリードトラックです。3.11の震災以降の社会状況が強く反映されています。

未来は無いぜ 陽も射さない
時代葬ったカタコンベ
油田から昇る黒煙に
咳き込む妹微笑んで
西のバラックに配給を
取りに行った兄は帰らない
「お買い求めはお急ぎを」
とテレビだけが嫌に賑やかだ

秋田ひろむの作るラブソングとは、「消費される愛に対する皮肉」をテーマにしたものでした。

「情報の飽和」「消費社会」の中で、明日すら分からない人達がいます。テレビはそんな事を伝えず、「消費する事」を促し続けます。

急いで買いに行かなきゃ
誰よりも多く買わなきゃ
奪ってでも手に入れなきゃ
愛を買わなくちゃ

そんな飽和した時代が続く事で、いつしか「愛」すらも消費される存在になっていくのです。

この楽曲では最後は愛を奪ってでも手に入れるものだと歌う事で締めくくられており、amazarashiの中ではバッドエンドとも言えます。

しかしこのアルバム自体は「アポロジー」「ナモナキヒト」等、優しい楽曲が多く、アルバムを通して聴く事で、ラブソングと言う曲自体が、1つの価値観である事を伝えてくれます。

おすすめの1曲⑥「ジュブナイル」

2013年にリリースされた「ねぇママ あなたの言うとおり」に収録されています。このアルバムはオリコン8位となり、amazarashiが広く認知されるようになりました。

ジュブナイルは「少年少女、若者」と言う意味であり、夢に向けて頑張る人への応援歌だと秋田ひろむは述べています。今までになく優しいフレーズが並び、カラオケでも上位にランクインしています。

そこから一歩も動かないのなら
君は「侮辱された人間」だ
そこから一歩歩き出せたら
君は「負けなかった人間」だ
怖いとは言うべきじゃないな
辛いとは言うべきじゃないな
どうせ誰も助けてくれない
それを分かって始めたんだろう

人から否定されたり、夢を諦めるよう諭されたとして、その場所から1歩も動かなければ、その事に同意したのと同じ事です。

1歩前に進む事で、「負けなかった人間」になれるとしても、それはとても覚悟が必要です。

周りに助けてくれる人はいないなら、その1歩を踏み出すのは、いつだって自分自身の勇気なのです。

君が君で居られる理由が
失くしちゃいけない
唯一存在意義なんだ
ここに讃えよ
愚かなジュブナイル
最後の最後に
笑えたらそれでいいんだよ

物語は始まったばかりだ

例え人から笑われたり、否定されたとしても、最後は笑う事が出来ればそれで良いのです。「物語はまだ始まったばかり」と背中を押してくれるメッセージは今までのamazarashiには見られなかったものです。

明確な希望を乗せるこの曲は、秋田ひろむの価値観、そして気持ちにも大きな変化が現れた事を示しています。

次のページ

おすすめの1曲⑦「スターライト」

関連記事

Article Ranking