【ケルト音楽】おすすめのゲームの曲・BGM7選!
様々なミュージックシーンで取り上げられるケルト音楽。実はゲームのBGMとしても広く取り入れられています。それと知らずに耳にしている人も多いのではないでしょうか。そこで今回はゲーム音楽に焦点を当ててケルト音楽をご紹介していきます。
ケルト音楽とは?
ケルト音楽とは民族音楽の一つで、もともとはブリテン諸島を中心に栄えたケルト人によって演奏されていた音楽です。
美しい歌声と、バグパイプやフィドルによる軽快で力強い演奏が特徴的なケルト音楽は、世界中で愛され今では誰もが一度は聞いたことのある音楽となりました。
ここではアイリッシュミュージックやケルティックミュージック、それらを取り入れたポップスなどを含めてケルト音楽と呼んでいきます。
詳しい歴史や使われている楽器など、もっと詳しく知りたい方はこちらのリンクへどうぞ。
ゲームの曲・BGMでもケルト音楽は使われている?
様々な場面で耳にする事のあるケルト音楽ですが、ゲーム音楽としても広く取り入れられています。ケルト音楽が生まれたブリテン諸島は、アーサー王の伝説や指輪物語の世界と深いつながりがあり、それらをモチーフとしたファンタジー風のゲームとはとても相性が良かったようです。
ゲームの世界観を支えるBGM。とりわけRPG作品では重要な役割を持っています。ケルト音楽の持つ幻想的な雰囲気は、作品を演出する上で欠かせないものとなっていきます。
また、こういったゲームのヒットと共にケルト音楽はさらに多くの人へと広まり、その魅力を伝えていきました。
おすすめのゲームの曲・BGMのケルト音楽
ここからはゲーム内で使われている、おすすめの曲を紹介していきます。実際プレイしたことがある人も、それと知らずに耳にしていた曲もあるかもしれません。
ファンタジックな世界を演出するケルト音楽
SKYRIM
大ヒットゲームSKYRIMでは全編に渡ってケルト音楽が使われています。
旅の舞台となるスカイリムは、寒さの厳しいブリテン諸島や北欧に似た景観を持っていて、そこに流れるBGMはどこか物悲しい雰囲気を醸し出しています。
ノーラと刻の工房
かわいいキャラクターとほのぼのとした世界にもケルト音楽は使われています。
賑やかでわくわくするような曲ですね。ケルト音楽と言えばこういった曲を思い浮かべる人も多いと思います。作曲者のなるけみちこさんは他にも多くケルト系の楽曲を作られています。
Divinty: Original Sin Ⅱ
名作ゲームの続編です。プレイされた方も多いのではないでしょうか。
凛としたティンホイッスルの音色で始まる曲は、徐々にドラムと合わさって力強くなっていきます。冒険に向かう覚悟とその厳しさを表すような、物語の始まりにふさわしい曲です。
ゲームミュージックならではのアレンジ
ファイナルファンタジー4
テレビCMでもよく流れていた有名な曲で、作曲者の植松伸夫さん自身によるアレンジです。
もともとアイリッシュミュージックに影響を受けていた植松さんが、ファンタジー風の曲をさらにアレンジし直す事で、雰囲気が強調された曲になっています。
こちらはアルバム通して聴いてみることをお勧めします。
ドラゴンズ・ドグマ
ゲームミュージックとしては珍しいボーカル付きの曲です。
少しジャンルは違うかもしれませんが、美しい歌声と中盤でガラッと曲調が変わる所などは、ケルト音楽に通じるところがあると思います。
ゼノギアス
こちらも美しいコーラスとバグパイプの音色が印象的な曲ですね。自然の風景や風の流れを感じさせるような曲調は、いかにもケルト音楽といった感じです。
太鼓の達人
少し意外かもしれませんがこんな所にもケルト音楽が使われています。
和太鼓の音が力強いメロディと絶妙にマッチしていますね。日本人がティンホイッスルの音色に惹かれるのは、篠笛の音に通じるものがあるからかもしれません。
ケルト音楽で広がるゲームの世界
戦闘用のかっこいいものから冒険への期待と不安を煽るもの、ゲーム内でケルト風のBGMか流れてくれば、何となく世界観が見えてくるような不思議な音楽でもあります。
そして、ここに紹介した曲はほんの一部にすぎません。今後ゲームをする際は、注目して聴いてみてはいかがでしょうか。