【あいみょん】の夏のラブソング「マリーゴールド」を読み解く!
今年大人気のシンガーソングライターといえばあいみょんさんですよね。あいみょんさんの代表曲といえば「マリーゴールド」です。カラオケでも歌われたことがあるのではないでしょうか。そんなあいみょんさんの「マリーゴールド」について詳しく見ていきましょう。
注目を集める女性シンガーソングライター「あいみょん」
2014年にデビューして5年余り立ちました。楽曲作りが早く、多産なアーチストです。デビューに際して130曲のデモ曲は作って来ており、その創作意欲は留まる所をしりません。
2019年までには8枚のシングル、2枚のフルアルバムを制作してきました。2019年に入ってもなお、その創作意欲はとどまらず、様々なアーチストとコラボしたりと、その活動の幅はますます広がっています。
自分で感じたフィーリングを大切にしており、その「感じた」部分を素直に曲で表現出来る、今とてもあぶらの乗ったアーティストと言えます。
そんな「あいみょん」の楽曲の特徴の一つに「歌詞」があります。普通なら使わない言葉だったり、表現だったり、キツイ表現があるのも特徴です。デビューアルバムはそのむき出しな歌詞が特徴で話題にもなりました。
その人気の中からも正統派な曲も生まれており、その中でも夏のさわやかなナンバーで「あいみょん」の代表曲の一つとなった「マリーゴールド」について、深堀して行きたいと思います。
懐かしさを感じるメロディーのその理由は・・・
あいみょんさんはただ出てきたものを歌にしているだけと語っておりますが、ほんとに天才ですよね。
今回取り上げている「マリーゴールド」もぱっと思い浮かんだ状態で作っていったみたいです。
「マリーゴールド」はきいていて、どこか懐かしさを感じる部分がありますよね。
上記のことについて何個かの見出しに分けて考察していきます。
あいみょんの歌詞は男性目線が多い!?
「マリーゴールド」だけでなく、同じくあいみょんさんのヒット曲「君はロックを聴かない」や「愛を伝えたいだとか」、また菅田将暉さんとのコラボの「キスだけで」等など、すべてに共通して言えるのが男性目線で書かれているものが多いということです。
何個か以下にあいみょんさんの曲の歌詞をリンクいたしますので、読んでみてください。
実際に「君はロックを聴かない」では、一人称を僕、二人称を君と呼んでいます。女性目線の曲なら私とあなたですよね。
「マリーゴールド」も夏の恋の歌で、aikoさんやmiwaさんなど、ほかの女性シンガーも同じような片思いであったり、恋の歌を数多く排出しておりますが、その中でも男性目線からの歌詞を書くことにより、区別化を図り大ヒットをしているというわけですね。
数多くの歌手やアーティスト、音楽家からあの人の発想は想像を凌駕するといわせるだけありますね。
あいみょんさんでなければできない発想が、この「マリーゴールド」に詰められています。
あいみょん「マリーゴールド」のPVに注目!
「マリーゴールド」のPVは上海で撮影されたみたいです。
あいみょんさんの「マリーゴールド」のPVには懐かしい雰囲気を感じる秘密が隠されていました。
それはずばり、スピッツ感があるということです。
イントロのギターを弾いている部分であったり、曲のテンポであったりがスピッツの曲と激似ですよね。
「マリーゴールド」には90年代を思い出させるようなものがあるのだと思います。
そのため、あいみょんさんの人気は若者にとどまらず、幅広い年代の方に愛される存在になったのです。
また、ギターを弾いている部分が映るPVというのも最近は減ってきていたのですが、「マリーゴールド」では弾いています。
現在30代、40代の方が青春に戻れるような感じになりますね。
現代でもこれだけ大ヒットしているとなると、90年代に売り出していたら...想像するだけですごそうですよね!
「マリーゴールド」あいみょんさんの語彙に注目
「マリーゴールド」の歌詞に注目していただければ気が付くと思うのですが、肉食系な言葉が使われることが多いですよね。
現代の曲では少し濁らせることが主流となっているのですが、「マリーゴールド」のサビでは「ああアイラブユーの言葉じゃ足りないからとキスして」などとストレートなものが多いです。
90年代などの曲はストレートに伝えようという感じが多かったですね。
これも懐かしさを感じる一つのポイントではないでしょうか。