ショパンの「幻想即興曲」の弾き方とコツと練習方法を解説!

「幻想即興曲」はショパンのピアノ曲の中でもとても人気があり、多くの人に知られている名曲です。幻想即興曲が弾ければカッコいいなぁと思う方も多いと思います。今回の記事ではそんなショパンの幻想即興曲を弾くためのコツや練習方法をご紹介致します。

記事の目次

  1. 1.ショパンの「幻想即興曲」の難易度
  2. 2.幻想即興曲の弾き方とコツと練習方法を解説
  3. 3.まとめ

ショパンの「幻想即興曲」の難易度

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ショパンの「幻想即興曲」。

幻想即興曲の正式名称は「即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作作品66」と言います。
ショパンの死後に友人のユリアンフォンタナから「Fantasie impromptu」と表題をつけて発表されました。

幻想即興曲はクラシックピアノ曲の中でもカッコよくて人気があり、綺麗でドラマチックな曲というイメージがありますね。
商品CMやテレビドラマの「のだめカンタービレ」にも使用されたり、フィギュアスケート選手の浅田真央さんもプログラム曲として使用していて、とても印象深い曲です。

速いパッセージが続き難しいイメージもある曲なので、これが弾けたら良いなと思う方も多いのではないのでしょうか。

今回はそんなカッコよくて素敵な曲「幻想即興曲」について難易度や弾き方、練習方法をご紹介致します。

幻想即興曲の難易度は?

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幻想即興曲はピアニストがよくレパートリーとして弾いているので、難しいイメージがある曲ですね。

難易度はどれくらい?というと、上級よりの中級かと思います。全音ピアノピースではA〜Fの段階評価で幻想即興曲をE(上級者向け)としています。

この評価ではEに「ラ・カンパネラ」や「愛の夢」が入っていますが、幻想即興曲はこれらの曲よりは音が大きく飛んだり、複雑な所も少ないので難しくないのではと思います。指が速く動き、譜読みが早くて曲のイメージを掴みやすい方であれば数ヶ月で出来るレベルですね。

細かいパッセージに加えて、リズムの複雑さや表現力も必要となる曲なので少し難しく感じる方もいると思います。その辺りは人それぞれの得意不得意があるのではないかと考えられます。
ツェルニー40番を経験して、ベートーベンのソナタやショパンのワルツ、ノクターンを何曲か弾いていると取り掛かりやすいです。

まだ初心者の方だと譜読みをしたり、指が綺麗に動くようになるまで時間がかかると思うので、ちょっと難しいのではと思います。
幻想即興曲だけを弾けるようになりたいという方であれば、たくさん練習も出来ると思うので、ゆっくりじっくりと時間を掛けて弾けるように練習していくのがおすすめです。

そして、もし子供の時に幻想即興曲が弾けるレベルであれば、色々なことに挑戦する事が出来るという目安にもなります。

音大に行くことを考えたり、コンクールに出てみようとなったり、ピアニストとして活躍したいと考えたり…ここまで行けなくても良いな、と思うかもしれませんが、今後の選択肢も増えていきます。

幻想即興曲をマスターするととても上手なレベルだということですね。

幻想即興曲の弾き方とコツと練習方法を解説

そんなショパンの幻想即興曲はどのように練習すれば弾けるようになるでしょうか?
ここからは演奏が良く聞こえる弾き方のポイントや、上手くなるための練習方法について解説していきます。

上手に聞こえる弾き方のポイント①

ポイント①は一音一音をはっきり弾きすぎない事です。
幻想即興曲は中盤のゆったりとしたメロディを除き、一曲を通して右手の16分音符の細かいメロディラインと左手の6連符が続きます。

この細かいメロディを一音ずつハッキリ弾いてしまうと幻想という"まぼろし"のようなイメージから離れてしまいます。

ですので、右手の16分音符の速いメロディは流れるようにサラッと弾くと幻想的であり上手く聴こえます。左手も軽いタッチで弾いてみてください。
幻想即興曲を弾く上でこの演奏法はぜひ取り入れてもらいたいですね。

上手に聞こえる弾き方のポイント②

ポイント②はアクセントの付いた音を主なメロディとして意識する事です。

序盤の右手の16分音符のメロディに途中から1番目や2番目の音にアクセントがつきます。

アクセントはその音を強調するという記号ですので、幻想即興曲ではその音は強く弾きながら、アクセントの付いた音がメロディとなるように意識して弾いてみてください。

ここの箇所だと16分音符が4つ並んだそれぞれ2音目に「ソファミ♯ファ ドレミソ」とアクセントが付いていますね。

アクセント以外の音は軽く弾いて、アクセントの付いた音は繋がって聞こえるように弾いてみると綺麗なメロディとして聞こえます。

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