【2020年版】おすすめ入門リズムマシン・ドラムマシン10選

初心者や入門者はとりあえず買っておけば間違いないであろう、KORGのアナログリズムマシンです。KORG歴代の名機を参考にして作られた重厚なアナログのサウンドには圧倒されるでしょう。アナログですのでパラメーターは多くありませんが、最低限でありながら十分な効果を発揮してくれます。

シーケンスを変化させるSTUTTER機能や、独自のビートを作り出すACTIVE STEP機能、STEPJUMP機能など魅力的な機能も多数搭載。更に豊富なアウトプット端子で複数のDAWと同期して演奏することが出来るのです。スピーカーが内蔵されていて電池でも動かせるため、場所を選ばずに使用できるのも魅力です。

その昔、ローランドから販売されたTR-808というリズムマシンがありました。このリズムマシンはクラブミュージックの一時代を築くほど、プレイヤー皆から愛される名機でした。その音だけは今でも多く使われており、DAWなどにはプリセットとして必ずと言っていいほど収録されています。

中古でも30万円近くする伝説の名機TR-808を再現したのが、ベリンガーのRD-8です。アナログ回路を使い、見事なまでに再現された音色は素晴らしいの一言。

音色が完全に再現されているとはいえ古臭さを感じることはなく、現代の音楽シーンでも活躍してくれるでしょう。完全にアナログのリズムマシンなので、気温や湿度なんかでも音が変わってくるのも、アナログらしい味があって面白いですね。

音は昔のモデルを再現していますが、機能面を比較してみるとやはり現代のモデルなのだな、と感じます。例えば、最大16曲と256ものパターンのストレージを持ち、再生中にもインポートして無制限の曲とパターンを作成できる点。このように高性能な機能を持ち合わせているのは、現代のリズムマシンならではの特徴です。

伝説のリズムマシンの音色と、現代の技術が合わさった最強のリズムマシンは再び名機と呼ばれ後世に名を残すでしょう。トラックメイカーであれば是非持っておきたい１台となっています。

こちらはかなり人気のモデルでファンも多く、名機との声もあります。リリースしたArturiaはフランスのメーカーで、ソフトシンセなどを販売しています。中にはArturiaからハードウェアのアナログリズムマシンが出た、と楽しみにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

シンプルなインターフェースは直感的に操作できる、分かりやすい配置となっており、ボリュームのツマミが右側にあるのは地味に嬉しい点。見た目は木目のパネルがクールでカッコいいです。

一通りの端子は揃っており、クロック端子も備え付けられているので、様々な機材との接続が可能となっています。ミックスアウトやパラアウトにも対応しているのは大きい、という方も多いのではないでしょうか。

特徴的なのはステップ。最大64ステップのパターンを60種類以上記録することが出来ます。大事なのはステップごとに使えるアクセントボタンです。このボタンを押すと、普通の音よりもアタック音が強くなり、文字通りアクセントの効いた音になります。

こちらのDrumBruteには兄弟機であるDrumBrute Impactが存在し、そちらも下で紹介するので、2台を比較してみてください。

上で紹介したDrumBruteの兄弟機であるdrumbrute impactの紹介です。DrumBruteよりもボディが1回り小さくなり、持ち運びにも適した機体となっています。drumbrute impactから追加された機能としては、ディストーションやカラー、FMドラムが搭載され、力強いサウンドを楽しませてくれます。

10種類にも及ぶアナログ音源を内蔵し、音色のピッチなどのパラメーターをコントロールできるので、自然な音を作ることも可能です。

DrumBruteとdrumbrute impactを比較した時に大きく異なる点は、サウンドです。DrumBruteはローランドのTR-808の流れを汲むリズムマシンですが、drumbrute impactはダンスミュージックやエレクトロミュージックに合ったリズムマシンとなっています。

兄弟機なので似ている箇所もありますが、サウンドが違うので2台揃えて使ってみるのも面白いかもしれません。中古で揃えれば安く済みます、

数多のクローンが生み出された伝説の名機である、この記事でも何度か登場しています、ローランドのTR-808。そのローランドが新たな領域へと踏み出したのが、こちらのTR-8(通称AIRA)です。

歴代のTRのサウンドを継承しつつ、インポート機能などが追加されたTRの上位モデルとなっており、さらに完成されたリズムマシンとなっています。最先端のデジタル技術が使われ、デジタルでありながらも挙動はアナログといった仕上がり。

実機であった、スネアとクラップが同時に鳴るとうねりが生じる、といった挙動まで完全再現されているあたり、製作者の愛を感じますね。

ローランドが本当に出したい音を再現できるようになるまで、このTRシリーズを温めていた、と言われるくらい待ち望まれていたTR-8。この1台だけでライブの観衆を盛り上げることも十分に可能です。

こちらのモデルは、FMシンセサイザーやサンプラーが融合した次世代のリズムマシンです。見た目はJOMOXの歴代マシンを彷彿とさせる重厚なデザイン。中古でも20万近くで取引されています。

音色はパンチの効いたJOMOXらしい音で、JOMOXのドラム音源を丸々内蔵しています。まるでアナログのレコードがかかっているかと錯覚するほどのテクノサウンドは、内蔵されたリバーブとの相性が抜群。

従来と変わらないJOMOXらしい音色は残しつつ、新しいデジタル技術で更に進化したJOMOXのAlphaBaseを体験してみてはいかがでしょうか。

こちらも名機と名高いリズムマシンとなっています。スウェーデンの電子楽器ブランドであるElektronは、リズムマシンの他にシンセサイザーやサンプラーなどハードウェアを多数手がけてきました。Elektronの従来のモデルよりも価格は安く設定されています。

操作はとても簡単で、リバースやアタックのタイミングも直感的な音作りが出来るのが魅力的です。ライブでも即戦力として使えるほどにシンプルな操作感でありながら、パワフルなサウンドはいじっていると時間を忘れてしまうほど。

Elektronの機能で定番となっているのが、パラメーターのロックです。この機能のおかげで、ありきたりなグルーヴから抜け出し、自分を新たな領域へと押し出してくれるでしょう。

名機であるが故にプレミアが付いており、中古ではあまり取引されていませんが、中古でもし見つけたら是非手に入れておきたいマシンです。