【2020年版】おすすめ入門リズムマシン・ドラムマシン10選
リズムマシン・ドラムマシンとは一体何なのか、リズムマシンとドラムマシンに違いはあるのか、など初心者の方や入門者のために、基本から解説していきます。後半では、おすすめのリズムマシン・ドラムマシンを10機に絞ってご紹介します。
機能面で選ぶ
リズムマシン・ドラムマシンには基本的な機能は、鳴らす音色とタイミングを記憶する事、モデルによってはサンプリング機能が付いている事と解説しました。モデルによっては、もっと沢山の機能を搭載したモデルが数多くあります。
機能は数え切れないほど存在している為、ここでは解説し切れませんが、ポピュラーな機能の一部をいくつか簡単に紹介すると、
- 再生可能なリズムの長さ(無制限のものある)
- 拍数の細かさ(128拍子まで打ち込めるなど)
- 同時に再生できるパート数(8や16パートがポピュラー)
- アウトプット端子の数(MIDIやUSBなど)
- ベース音源の有無
- エフェクトをかけられる範囲
- 音量・ピッチなどの各種ツマミの操作を記録できるか
- 操作レイアウトが使いやすいか
PCの有無で選ぶ
リズムマシン・ドラムマシンは大きく分けると2種類あり、パソコンを使わなくても機材単体で音を出せるもの、パソコンが無いと機材だけでは音を出せないものがあります。
一昔前までのリズムマシン・ドラムマシンは本体のみで動かすものだけでしたが、最近はdtmなど打ち込みソフトの台頭で、パソコンと接続して使うモデルが増えました。
中には単体で使えるモデルでも、パソコンと接続しても使えるハイブリットのモデルも作られています。
パソコンが不必要なモデル
こちらのモデルはパソコンと接続せずとも使用できるため、面倒な設定や接続を必要とせず、ハードシーケンサーやシンセサイザーなどの様に本体だけで使えます。音質がリアルで良いのも特徴で、操作も簡単なモデルが多く、中にはタッチパネル式のモデルもあります。
電池だけで動くタイプのモデルもあるので、リズムマシン・ドラムマシンを外でも使いたい、という方におすすめです。
パソコンが必要なモデル
こちらはパソコンに専用のソフトウェアをダウンロードし、そのコントローラーとして使用するモデルです。dtmや打ち込みソフトとの連携にも優れています。接続の手間や起動するのにもパソコンが必要になり、動作にもパソコンのスペックが要求されるなど、初心者や入門用としてはハードルが少し高く感じるかもしれません。
ただ、機能・操作・価格面に優れおり、コスパが良いモデルが多いのが特徴です。環境によってはオーディオインターフェースが必要になる場合もありますが、パソコン側との連携によって単体で動くタイプのモデルよりも、作業がスムーズに進むとされています。
サンプリング機能で選ぶ
最初の方にも解説しましたが、リズムマシン・ドラムマシンの中にはサンプリング機能を持たせたモデルがあります。全てのリズムマシン・ドラムマシンがサンプリング出来るわけではないので、サンプリング機能が必要な方は要注意ポイントです。
サンプリング機能が無くとも、最近のリズムマシン・ドラムマシンにはかなり多くの音色が最初から入っているため、自分好みの音色があるのであれば、サンプリング機能は必須とは言えません。
ただサンプリング機能があれば、自分の好きな曲のワンフレーズであったり、自分で録音したギターや歌声などを音色の1つとして使えるので、音楽制作の幅はかなり広がります。
自分の作りたいジャンルにも依ると思いますが、例えばHipHopやR&Bといったサウンドを作りたいのならば、サンプリング機能があった方が良いでしょう。
サンプリング機能のあるリズムマシン・ドラムマシンは値が張るモデルが多いので、注意が必要です。
モデルのサイズ感で選ぶ
家以外、つまりライブなどでリズムマシン・ドラムマシンを使おうと考えているという方は、持ち運びしやすいかどうかも比較すべき点でしょう。
リズムマシン・ドラムマシンだけで演奏するということはほとんど無いと思います。パソコンやターンテーブルなども一緒に持ち運ぶことになる為、コンパクトなモデルの方が助かる、ということも。
中にはポケットに入るくらいの小さいリズムマシン・ドラムマシンもあるので、自分の持ち物と相談して決めましょう。