スキマスイッチの名曲の一つ『奏』、映画タイアップとしても最高だったと高評価を受けている!
スキマスイッチの数ある曲の中で、1番の名曲「奏」。
今まで、数多くのミュージシャンにカバーされてきました。
2016年には、映画「一週間フレンズ。」の主題歌に起用され再評価を受けています。そんなスキマスイッチの「奏」を紐解いていきたいと思います。
「奏」の歌詞はとても素晴らしく、歌詞を書いたスキマスイッチのボーカル、大橋卓弥さんがとても苦しみ、何十回も書き直した力作となっております。
その歌詞の意味を紐解いていきたいと思います。
改札の前つなぐ手と手 いつものざわめき 新しい風 明るく見送るはずだったのに うまく笑えずに君を見ていた 君が大人になってくその季節が 悲しい歌で溢れないように 最後に何か君に伝えたくて 「さよなら」に代わる言葉を僕は探してた
夢を追い大学生(もしくは専門学生)となる為、地元を離れる女性と離れることを受け入れられない男性。
1番の歌詞で2人の関係性が分かります。
君の手を引くその役目が 僕の使命だなんてそう思ってた だけど今わかったんだ 僕らならもう重ねた日々がほら 導いてくれる 君が大人になってくその時間が 降り積もる間に僕も変わってく たとえばそこにこんな歌があれば ふたりはいつもどんな時もつながっていける
こちらは2番の歌詞です。
「重ねは日々がほら導いてくれる」や「たとえばそこにこんな歌があれば」など、男性が自分でどうにかしようと決断のできる性格ではなく、少し女々しい性格にだということがわかります。
突然ふいに鳴り響くベルの音 焦る僕 解ける手 離れてく君 夢中で呼び止めて 抱き締めたんだ 君がどこに行ったって僕の声で守るよ
ここは、私が歌詞、メロディー共に大好きな部分です。
少し女々しかった男性の決意が見受けられます。
「君がどこに行ったって僕の声で守るよ」
この歌詞は、この曲のキラーフレーズと言っても過言ではありません。
君が僕の前に現れた日から 何もかもが違くみえたんだ 朝も光も涙も、歌う声も 君が輝きをくれたんだ 抑えきれない思いをこの声に乗せて 遠く君の街へ届けよう たとえばそれがこんな歌だったら ぼくらは何処にいたとしても つながっていける
こちらはラストの大サビです。
最後に男性の溜めていた感情が溢れ出ます。
離れることを受け入れた男性の熱い思いが伝わり、とてもグッとくる歌詞となっています。
スキマスイッチのピアノを担当している常田真太郎さんは
「君が僕の前に現れた日から」という歌詞がとても気に入り、仮タイトルもその歌詞となっており、最後の最後に「奏」という曲名になりました。
「奏」はボーカル大橋卓弥さんが当時、子供につけたかった名前でもありました。
スキマスイッチ『奏』まとめ
今回は、スキマスイッチの名曲「奏」について解説しました。
スキマスイッチの2人が非常に苦労しながら作ったからこそ、今もなお幅広く愛される名曲として残っております。
男性と女性ではなく、父と娘という目線でも見るとまた違った雰囲気で曲を聞けると思います。
この記事を読んで、改めて「奏」を聞いていただきたいです。
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