スキマスイッチの名曲の一つ『奏』、映画タイアップとしても最高だったと高評価を受けている!
スキマスイッチの数ある曲の中で、1番の名曲「奏」。
今まで、数多くのミュージシャンにカバーされてきました。
2016年には、映画「一週間フレンズ。」の主題歌に起用され再評価を受けています。そんなスキマスイッチの「奏」を紐解いていきたいと思います。
独特な世界観を持ち、アーティストとして輝き続けるスキマスイッチ
スキマスイッチは、大橋卓弥と常田真太郎からなる音楽ユニットです。1999年に結成され、2003年に「view」でメジャーデビューを果たしました。所属事務所はオフィスオーガスタです。
先輩には、山崎まさよし、京子などがいます。
後輩には、秦基博、さかいゆう、竹原ピストルなどがいます。
スキマスイッチはプロデューサーをたてずに、自分たちで楽曲の全てを作ります。二人はデビュー当時、有名なプロデューサーに編曲をしてもらいたい思っておりましたが、事務所の人から「プロデューサーはつけない」と言われて驚いたそうです。
作詞、作曲、編曲まで全てを自分たちで行ない、数多くの名曲を生み出せるスキマスイッチは日本で唯一無二のミュージシャンだと思います。
スキマスイッチの名曲『奏』がすごいと、大きく注目を集めた
スキマスイッチの代表曲でもある「奏」は、彼らが2004年3月10日に発売した2ndシングル。
「全力少年」や「ボクノート」で有名になったイメージがあるので、「奏」が2ndシングルだと認識してる方は少ないと思います。
2ndシングルでバラードをリリースするということで、前から形になっていた「君のこと全部」(ミニアルバム 収録曲)という曲を提示しましたが、新しくバラードを作ってほしいと言われて「奏」が生まれました。
何回も何回も作曲をしなおし、珠玉のバラードが出来上がりました。
スキマスイッチの2人も「これで(事務所のスタッフに)OKもらえなかったらもう無理だ。」と言うほど、身を削って作曲しておりました。
今では、クリスハートや山崎育三郎、BENIや島谷ひとみなど男女問わず、多くの方にカバーされる名曲になっております。
ちなみに「奏」が生まれる前の名バラード「君のこと全部」は、オフィスオーガスタ事務所の社長が一番好きな曲だそうです。
スキマスイッチの名曲「奏」は、「一週間フレンズ。」のEDテーマとして起用された
2014年4月から放映されたTVアニメ『一週間フレンズ。』エンディングテーマ 「奏」は起用されております。
エンディングテーマに起用された「奏」は、スキマスイッチが歌っているオリジナルではなく、「一週間フレンズ」のヒロイン藤宮香織の声を担当している、雨宮 天さんが歌っています。
想っている女性と離れ離れになっていく男性の心情と、別々の道を歩んでいく様子を歌っている「奏」の世界観が、「記憶を失くしてしまう」香織と「記憶から消えてしまう」祐樹(主人公)の互いを想うほどに距離を感じてしまう二人の心情にぴったりということで、エンディングテーマに起用されました。
また、2017年2月18日に公開された映画「一週間フレンズ」の主題歌にも「奏」は起用されております。
映画の「一週間フレンズ」では、スキマスイッチが歌っておりますが、今までの奏とは違い、「奏」for 一週間フレンズというバージョンになっております。
こちらは、ボーカル大橋卓弥さんの声はそのままに、アレンジだけを変えたリアレンジver.となります。
スキマスイッチの2人は「ボーカルもレコーディングして、撮りなおしましょうか?」と言いましたが、映画の監督に「デビュー間もない大橋卓弥(ボーカル)さんの初々しい声を求めていますので、大丈夫です。」と再録を断ったそうです。そう言われたスキマスイッチの2人が、せめて「一週間フレンズ」の為に再アレンジさせてほしいと提案したことにより、「奏」for 一週間フレンズが生まれました。
オリジナルとは一味違う「奏」for 一週間フレンズ。
オリジナルしか知らない方はぜひ聴いていただきたいです。
スキマスイッチ『奏』の歌詞から曲の意味を徹底考察
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