【進撃の巨人】鬼気迫るような世界観を描く『紅蓮の弓矢』が大人気!歌詞から独自に徹底考察!
大人気作品「進撃の巨人」のアニメOPに起用された『紅蓮の弓矢』は、その歌詞が作品の世界とリンクしていると大変話題になりました。こちらでは『紅蓮の弓矢』の歌詞を徹底考察していきます。あなたも「進撃の巨人」の世界に引き込まれてみませんか?
Linked Horizonは、サウンドクリエイターであるRevoによる音楽ユニットで、リンホラ、または「LH」という愛称でファンから呼ばれています。
2012年、ニンテンドーのゲーム、「ブレイブリーデフォルト」の音楽を担当するにあたって発足したプロジェクトで、同年8月22日に『ルクセンダルク小紀行』をリリース。9月にはアルバム「ルクセンダルク大紀行」をリリースし、その独特の世界観で多くのファンを獲得しました。
Linked Horizonは「進撃の巨人」に『紅蓮の弓矢』、『自由の翼』を提供していますが、「進撃の巨人シーズン2」には『心臓を捧げよ!』を主題歌として提供しています。この『心臓を捧げよ!』という言葉は、ある意味で「進撃の巨人」という作品からは切り離せないワードの1つでもありますよね。
また、『紅蓮の弓矢』、『自由の翼』、『心臓を捧げよ!』が収録されたアルバム、「進撃の軌跡」を2017年に発表しています。「進撃の巨人」の作品に浸れる大満足の1枚ですので、おすすめです。
Linked Horizonの『紅蓮の弓矢』は歌詞がアニメの内容とぴったり一致
ドイツ語などを交え独特の世界観を描く歌詞
こちらの記事では、『紅蓮の弓矢』の歌詞カードを徹底考察しますが、『紅蓮の弓矢』がなぜこんなにも人気を集めたかというと、Linked Horizonの紡ぎ出す独特の音楽の世界……シンフォニックメタル、そしてプログレ音楽の融合ともいえるような壮大な音楽が人々を惹きつけた、というのもあるのですが、もう一つ、作品のために書き下ろされた「歌詞」にも理由があると思います。
例えばいきなり重厚なドイツ語のコーラスで始まるところなどは、ぐっと人の心を惹きつけるものがありますよね。英語ならまだしも、ドイツ語、というあたりにRevoのこだわりを感じるような気もします。
また、歌詞カードを見ると分かりますが、まさに「進撃の巨人」のために作られたといっても過言でないほどに、歌詞が作品の世界観を表現しているのです。というより、作品を知らなければこの曲を理解できないのでは、あるいは作品を知ってこそこの曲の真の価値が分かる、と言ってもいいでしょう。
「進撃の巨人」登場キャラのセリフも歌詞に
『紅蓮の弓矢』の歌詞カードには、作品に登場するキャラのセリフが反映されている部分もあります。Revo本人も、作品を読み込み、理解してのぞんでいる、ということがとてもよく分かりますよね。
最初はどちらかといえば綺麗で健全な歌詞を作っていたそうですがあまりにも美しかったので逆に作品と合わず、一度は没になったそうです。しかしその経験を踏まえて完成させたのがこの歌詞、ということなんですね。
それでは『紅蓮の弓矢』の歌詞カードを、ドイツ語の部分なども含め、徹底的に考察していきましょう。