【B'z】稲葉さんの音域が広すぎてやばい。B'zの歌いやすい曲ご紹介!
B'zの曲は音域が広くてちょっと難しそう。カラオケでB'zの曲を歌いたいけど、高音が苦しくて続かなかったり音を外してしまいそうで、なかなかチャレンジできないなんて人も多いのでは。今回はそんなB'zの曲の中から、出来るだけ歌いやすい音域の曲をご紹介していきます。
大人気邦楽ロックバンドB'zの稲葉さんは歌唱力が高すぎる
B'zは1988年にデビューしたギタリストの松本孝弘とボーカルの稲葉浩志からなる日本のロックバンド。
ボーカルの稲葉さんは1964年生まれ、岡山県津山市出身で、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。
ソロ活動の際には作曲とレコーディング等でのギター、アレンジ、プロデュース等も担当しています。
ハイクオリティの楽曲と演奏、そして稲葉さんの歌声には圧倒されます。
多くの人が憧れる人気ボーカルの稲葉さんの歌唱力ですが、一体どこが凄いんでしょうか。
稲葉さんの音域は、3オクターブ、シャウトやファルセットを含めると4オクターブとも言われており、かなり広い音域の持ち主です。
高い歌声で歌うコツとは
高い歌声で歌うためのトレーニングは色々ありますが、まずご自身がなぜ高音が出しにくいのか考える事から始めると良いでしょう。
①音程は合っているが苦しい、または苦しそうに聞こえる
殆どの人がコレに当てはまると思いますが、人に言われるまで気づかない人が多いです。
声帯を鍛えるトレーニングをしたり、ご自身の歌い方の癖が付いてしまっている場合があるので、一度見つめ直すことも必要です。
まず稲葉さんがどういったタイプの声質と声の出し方か考えた事はありますか?あと音域はどこからどこまでで使ってますか?
ボーカリストは山ほどいますが、皆それぞれ歌い方に個性があり、発声方法も全然違ったりします。
稲葉さんの歌っている時の声はとても高く感じますが、実は地声・話し方の音域は男性の中でも低めの音域であり、平均よりも低めの声帯を持っているように感じます。
歌う時の声帯の開け閉めを上手にコントロールし、息よりも声帯の鳴りが先行する声質を持っており、少しクセのあり擦れた感じの声質が、聞いていて心地よいです。
通常、歌を歌う際は三種類(地声 ミックスボイス ファルセット)の声区を使っていますが、稲葉さんの場合ほとんどが地声~ミックスボイスをメインで使っており、ファルセットはほとんど聞いた事がありません。
ミックスボイスにもいろんな解釈がありますが、稲葉さんの場合、声帯を閉鎖させるミックスボイスでかなり強い声帯閉鎖が特徴的と言えます。
素人がマネすると喉を壊してしまうレベルかもしれません。
ただ声帯を閉鎖しただけでは、声の厚みは出ず、聞いている側に苦しい感じが伝わってしまいます。
そうならないようにするためには、ボイトレの基礎である腹式呼吸が出来ている事や、しっかり口の中に空間を作ってあげる事などが大事になってきます。
そうすることで、稲葉さんのような太くて安定感のある響きを作り出すことができます。
高音に差し掛かった時は、声を遠くに飛ばすようなイメージで発声し、手を上げて歌ってみたり、お尻をキュッと閉めると効果的と言われています。
②そもそも音程が合っているか分からない
ご自身の声を実際ボイスレコーダー等で録って聞いてみるのが良いでしょう。
半音程度のズレなのか、それ以上のズレなのか、アプリや楽器等を使って確認することが大事です。
それでも分からない場合は、ボイストレーナー等に相談して、一度診断してもらう事がよいでしょう。
③ファルセットに逃げる癖がついてしまっている
特にファルセットを得意とする歌手やアーティストの歌い方に慣れてしまって、B'zのようなロック系を歌うと、高音で薄くなってしまったり、ファルセットで逃げてしまうという流れです。
ファルセットが悪いわけではありませんが、サビの一番盛り上がるところで、それを使ってしまうと勿体ないですし、曲の勢いが無くなってしまう場合もあります。
もし逃げる癖がついてしまっている場合は、気を付けるように意識してみましょう。