【11選】数々の世界的ヒット曲を創出したビートルズのこれだけは外せない名曲ご紹介!
結成から半世紀を越えても未だにファンに愛されるビートルズ。
そんなビートルズには世界中のアーティストに影響を与えた名曲が数多くあります。
こちらではビートルズの名曲の中でも「これを聴け!」というものを11曲、ピックアップしてお届けします!
多くの名曲を発表、時代を超えて愛され続けるビートルズ
デビューは名曲の1つ『ラヴ・ミー・ドゥ』
ビートルズ、といえば今更詳しい解説もいらないほどの、もはや伝説ともいえるべきバンドです。
メンバーは
- ポール・マッカートニー(ボーカル、ベース)
- ジョン・レノン(ボーカル、ギター)
- ジョージ・ハリスン(ギター、ボーカル)
- リンゴ・スター(ドラム、ボーカル)
ビートルズは1962年、『ラヴ・ミー・ドゥ』でデビューしました。この曲はイギリスのチャートランキングで最高位17位でしたが、続くシングル、『プリーズ・プリーズ・ミー』がランキング1位を獲得。
それをきっかけに人気に火がつき、3曲目『フロム・ミー・トゥー・ユー』はランキング7週連続1位を獲得するという大ヒットとなりました。
その後は、発表したオリジナルアルバム11枚のうち1枚を除いてすべてランキングの1位を獲得する快挙へとつなげていきます。
11枚のオリジナルアルバム発表後解散
多くのファンを獲得、人気ぶりもすさまじかったビートルズでしたが、バンドの内情はというと、アビイ・ロード収録のときにはメンバー間での衝突が頻繁にあり、不仲が大分加速していたようです。
結果、11枚目のアルバム「レット・イット・ビー」が発売される直前、ポールが脱退を表明します。新たなメンバーを入れてビートルズを続行することは、ポールが起こした裁判によって困難となり、バンドは事実上解散となりました。
しかしその後メンバーはソロとして活動、メンバー4人ともがヒット曲を世に送り出しています。
解散してからも彼らの人気は衰えることなく、そしてビートルズとしても、世代を越えて今でもファンを増やしているんですよね。
ぶっちゃけビートルズってどれほどの人気だったの?売り上げは?
ところで、ビートルズは今やレジェンド級であり、偉大なバンドとして、洋楽に詳しくない方にとっても名前の知られるバンドだと思いますが、ぶっちゃけ売り上げや人気などは数字にするとどれくらい凄いのだろう?と思いますよね。
ビートルズは11枚のオリジナルアルバムを発表していますが、そのうちの4作が年間売り上げ最高アルバムとなっています。そしてこれは1960年代の最高、でもあります。
また、アルバム11枚の1位獲得週数は162週、全世界における総売り上げ枚数は6億枚を超えるともいわれ、この記録は未だに抜かれていません。
ちなみに、マイケル・ジャクソンが3~3.5億ですからいかにビートルズが人気で、売れているかということが分かると思います。
また、ギネスには「もっとも成功したグループアーティスト」という認定を受けました。
デビュー時はアイドル的要素が先行していました。日本に来日したときは女性ファンを中心に大熱狂していたとエピソードが色々とありますから、日本でも大人気だったんですよね。
時代の差、環境の差はあるにしてもあそこまで今騒がれるアーティストがいるだろうか?と思うと、そんなにいないように思います。
そして6億枚売り上げるアーティストも、なかなかいないのではないかと感じますね。
ビートルズの名曲は様々なアーティストにカバーされている
ビートルズの曲はかっこいい曲、ノリのいい曲、泣ける曲、とたくさんの名曲があります。
そしてレジェンドならでは、とも言えますが、ビートルズの曲をカバーしたアーティストは沢山います。
中には、オリジナルがビートルズと知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。
少しだけピックアップしてご紹介しましょう。
- アクロス・ザ・ユニバース…デヴィッド・ボウイ
- イン・マイ・ライフ…ロッド・スチュワート
- オール・マイ・ラヴィング…ハロウィン
- カム・トゥゲザー…エアロスミス、マイケル・ジャクソン
- バック・イン・ザ・USSR…ビリー・ジョエル
- 夢の人…小野リサ
これも彼らの人気、そして楽曲の良さをあらわしていると思います。
【11選】ビートルズのこれだけは外せない名曲ご紹介!
それではここからは、ビートルズの名曲、聴くならコレ!という曲を11曲チョイスしてご紹介します。
ヒットした曲やシングルカットされた曲以外にも、独自におすすめ!の曲も交えてご紹介しています。
泣ける曲、かっこいい曲、ノリのいい曲、様々織り交ぜてますので是非ご覧ください!
Let it be(レット・イット・ビー)
今更詳しい説明も要らない、ビートルズの名曲の一つ。イエスタデイやヘイ・ジュードなどと共に、少なくとも音楽が好きで色々聞いている方であれば知らない人はいないだろう、といっても過言ではありません。
この曲はビートルズの最後のアルバム、「レット・イット・ビー」に収録されています。
「let it be」とは、和訳すると「あるがままにしておく」というような意味になります。
ポールが、ビートルズのメンバーの不仲について悩んでいるときに、彼の亡くなった母親(メアリー)が降りてきて、「あるがままを受け入れなさい」と残していった、ということを元に作られた曲です。
マザーメアリー、というところで最初は聖母マリアのことかと思ったのですが、どうやら違うようですね。
ビートルズの曲の中で最も有名、といっても過言ではないこの曲はシングルカットされ、アメリカで1位、イギリスでは2位を獲得しました。
The fool on the hill(フール・オン・ザ・ヒル)
こちらは1967年に発表された曲で、「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録されているものです。
タイトル和訳は「丘の上の愚か者」…愚か者というよりはもっと良くない意味、バカとか阿保とかそういう感じになります。
「丘の上にたった一人いるあの男のことをみんなは変人だ、バカだと見下しているけれども彼はその目で、回り続ける世界をじっと見つめている」というような、なんとも深い意味の曲です。
バカを装いながら本当は彼が全てを見通している人だった、という歌詞が印象的で、筆者個人の中ではとても好きな楽曲です。
解散した後にジョン・レノンがこの曲のことを素晴らしい、とポールを褒めていたのも印象に残ります。
Strawberry fields forever(ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー)
こちらも、「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録されたもので、彼らにとって14枚めのシングル。イギリスでは2位を獲得しました。
決して派手な曲ではなく、初期ビートルズの楽曲に比べると大分落ち着いた印象のある曲なんですが、この曲を「ビートルズの名曲」として挙げる方は非常に多いですね。
ストロベリーフィールドとはジョンが幼い頃暮らしていたそばにある戦争孤児院のことです。2005年に一旦閉鎖されたものの、ビートルズファンらによって基金が設立され、2018年にまた再開しました。