【尾崎豊】ガチのファンが選ぶ尾崎豊の名曲・隠れた名曲ランキング15選

まだ26歳という若さで惜しまれながらこの世を去った、伝説のシンガーソングライター尾崎豊。10代にしてデビューを果たし、若者の心の叫びを表現する数多くの名曲を残しました。そんなカリスマ的存在の尾崎豊の名曲15曲をご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.数々の名曲を生み出した男、尾崎豊とは?
  2. 2.尾崎豊の名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?
  3. 3.尾崎豊の名曲ランキングTOP15【1~5位】
  4. 4.尾崎豊の名曲ランキングTOP15【6~10位】
  5. 5.尾崎豊の隠れた名曲ランキングTOP5【1~5位】
  6. 6.尾崎豊の名曲選、いかがでしたか?
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続いて6〜10位までを見ていきましょう。沢山の泣ける名曲、素晴らしいレコードを残した尾崎豊の作品に順位なんて本当は野暮なのですが、初めて聴く人にも入りやすい楽曲をセレクトしてみました。

ギター弾き語りでも、そんなに難しいコード進行はない尾崎豊の楽曲はおすすめです。カラオケで歌えれば、一目置かれるかも知れませんね。

 

【6位】フォーゲット ミーノット

『フォーゲット ミーノット』は1985年にリリースされた『壊れた扉から』に収録されている楽曲です。尾崎が十代の一番最後にレコーディングしたのが、この『忘れなぐさ』こと『フォーゲット ミーノット』です。

このタイトルはプロデューサーの須藤が尾崎が作ってきたデモテープを聴いた時に『忘れなぐさ』というキーワードを思いつき、それを基にして歌詞が書かれたことに由来しています。


 


初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの
空をいつまでも さがしてた
君がおしえてくれた 花の名前は
街にうもれそうな 小さなわすれな草

この楽曲に関してはなかなか歌詞が完成せずに、デモテープもメロディだけの状態であったそうです。レコーディングの最終日になっても完成せずに、夕方スタジオを抜け出した尾崎が、明け方何故かスーツを着て、ネクタイも締めて戻って来ていきなり歌い出したのがこの『忘れなぐさ』こと『フォーゲット ミーノット』です。
 

それにしても、この迫力は死んでしまうのではないかと思ってしまう程の凄みがあります。鳥肌の立つような、泣ける名バラードで、これも最高傑作の1つと言われています。
 

【7位】15の夜

『15の夜』は1983年にリリースされた記念すべきファーストシングルで、ファーストアルバム『17歳の地図』に収録されています。

元々は『14の夜』とするつもりでしたが、語呂が悪かったので『15の夜』になりました。尾崎が初めて須藤のところに持っていった歌詞であり、タイトルは『無免で…』というものでしたが『無免許』となり、最終的に『15の夜』に落ち着きました。
 

闇の中 ぽつんと光る 自動販売機
100円玉で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ
恋の結末も解らないけど
あの娘と俺は将来さえ ずっと夢に見てる
大人達は心を捨てろ捨てろと言うが 俺はいやなのさ
退屈な授業が俺達の全てだというならば
なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な
15の夜-

14歳の時に、友人が髪が長いという理由で、バリカンで頭を刈られた事に反発して、仲間と家出をした実体験を基にして作られた楽曲です。
 

“百円玉で買える温もり”

“大人達は心を捨てろ捨てろというが 俺は嫌なのさ”

など、デビュー曲から名言が溢れています。
 

『15の夜』のコード進行はシンプルですが、特徴的なのがBメロのメジャー7thの使い方でしょうか。少しお洒落な響きのあるこのコードと語り口調が曲にメリハリと変化を与えています。

【8位】卒業

『卒業』は1985年にリリースされた4枚目のシングルで、アルバム『回帰線』に収録されています。

過激な歌詞の内容から話題になり、尾崎豊というアーティストが注目されるきっかけとなりましたが、同時に『不良少年・少女』のカリスマのようなイメージもこの曲によりついてしまう事になります。

行儀よくまじめなんて クソくらえと思った
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった

この楽曲に影響を受けた中・高校生が実際に夜の学校に忍び込み、窓ガラスを壊して回るなどの愚行を行い問題となりましたが、尾崎本人はそのような事はしていないそうで、影響を与えてしまった事にも罪の意識を感じていたようです。今でもカラオケで人気の名曲です。

 

【9位】COOKIE

『COOKIE』は1990年にリリースされた2枚組オリジナルアルバム『誕生』、およびに1993年にリリースされたライブアルバム『約束の日 Vol.1』に収録されている楽曲です。このライブアルバムは、1991年に代々木のオリンピックプールで行われたライブの模様を収録したものです。

その翌年の1992年に尾崎は肺水腫で亡くなってしまった為、これは最後の公演となってしまっています。


今日が終わって迎える明日のための
答えはまだ何も出されてはいない
ああ僕は明日を信じて生きてゆこう
急ぎ過ぎた世界の過ちを取り戻そう
Hey おいらの愛しい人よ
おいらのためにクッキーを焼いてくれ
温かいミルクもいれてくれ
おいらのためにクッキーを焼いてくれ

そんな彼が“明日を信じて生きていこう
急ぎ過ぎた世界の過ちを取り戻そう”と歌っているのは涙を誘います。

今の時代でも通用する様な社会情勢を風刺しながら、“おいらにクッキーを焼いておくれ”なんて可愛らしい言葉を織り混ぜていくところが、ニクいですね。


シンプルなコード進行でギターの弾き語りやカラオケでも人気のナンバーです。

 

【10位】17歳の地図

『17歳の地図』は1983年にリリースされたファーストアルバムの収録曲であり、アルバムのタイトルトラックにもなっています。そして、セカンドシングルとしても翌年リリースされています。

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
すみからすみはいつくばり 強く生きなきゃと
思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で
起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen's map

17歳の少年から大人の間で揺れ動く心をリアルに描いた歌詞に、心を打たれます。

“強く生きなきゃと思うんだ”と本当にシンプルで、簡単な言葉ではありますが、間違い無くこの曲のこの言葉は多くの人間を奮い立たせた名言と言えるでしょう。
 

尾崎豊の隠れた名曲ランキングTOP5【1~5位】

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尾崎豊の名曲選、いかがでしたか?

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