【12曲】注目を集める美少女戦士セーラームーンの主題歌を一挙ご紹介!
テレビ朝日系で放送されていたアニメ「美少女戦士セーラームーン」で使用された主題歌と言えばどんな曲が思い浮かびますか?今回はセーラームーンの定番の主題歌から隠れた名曲まで、12曲だけを厳選してご紹介していきたいと思います。
今も昔も大人気の「美少女戦士セーラームーン」
少女アニメ『美少女戦士セーラームーン』をご存知ですか?
かつて1992年3月7日から1997年2月8日までテレビ朝日系列で毎週土曜19:00~19:30に放送されていた、日本のテレビアニメ作品です。
- 美少女戦士セーラームーン
- 美少女戦士セーラームーンR
- 美少女戦士セーラームーンS
- 美少女戦士セーラームーンSuperS
- 美少女戦士セーラームーンセーラースター
アラフォー、アラサー世代の女子で知らない人はいないほど、大人気のアニメシリーズのひとつです。
その後もアニメや漫画だけではなく、ミュージカルや映画も公開され、日本、いや世界的にも大変人気のあるアニメと言ってもいいでしょう。
どんなストーリー内容?
セーラームーンに変身する「月野うさぎ」及び、太陽系惑星のセーラー戦士の戦いを描いた作品となっています。
主役は東京の十番街に住む中学2年生の主人公「月野うさぎ」はドジで泣き虫などこにでもいる女の子。
うさぎは言葉を喋る不思議な黒猫「ルナ」との出会いがきっかけで、愛と正義のセーラー服美少女戦士「セーラームーン」に変身し、街を襲う様々な妖魔たちと戦うことになります。
戦いではいつも苦戦していたが、彼女の危機をたびたび救う謎のイケメン紳士・タキシード仮面の存在や、次々と現れるセーラー戦士の仲間「水野亜美」ことセーラーマーキュリー、「火野レイ」ことセーラーマーズ、「木野まこと」ことセーラージュピターたちに助けられ、妖魔退治を順調に続けていき、仲間との友情が深まります。
ある日突然、セーラー戦士たちはルナに「幻の銀水晶」と「月のプリンセス」を探すという指令を受け、妖魔退治に並行して銀水晶とプリンセス捜索を始めました。
やがて、妖魔の主クイン・メタリア率いる「ダーク・キングダム」やタキシード仮面も銀水晶を探していることが判明し、銀水晶探しは三つ巴の争奪戦に発展して行きます。
さて、このあと誰が銀水晶を手にすることが出来たのでしょうか。
気になった方はぜひ原作をチェックしてみてくださいね。
【12曲】注目を集める美少女戦士セーラームーンのOP/EDを一挙ご紹介!
次に、セーラームーンで使われたOPやEDテーマを一覧でご紹介していきたいと思います。
定番曲から、隠れた人気曲など、ぜひチェックしてみてくださいね。
ムーンライト伝説/DALI
初代オープニング主題歌として1992年3月21日に発売された「ムーンライト伝説」
セーラームーンと言えば、もうこの曲は絶対に欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
名曲中の名曲です。
歌を担当したのは、DALIというグループ。
ご存知の方は少ないかもしれませんが、高橋美鈴、西本麻里、石沢晶、土屋さゆりの4人で活動していた当時のアイドルグループです。
のちに、高橋と西本を選抜し、「MANISH」を結成。
90年代のJ-POPに詳しい方であれば、きっと「MANISH」をご存知かと思います!
ビーイング系のグループで、当時のビーイングと言えば、ドラゴンボールやスラムダンク、ちびまる子ちゃん、コナンなど、アニメの主題歌を総なめにしていましたよね。
さて、近年では、LiSA、ももいろクローバーZ、 でんぱ組.incなどにもカバーされました。
一度聴いたら忘れられないイントロ、歌いやすいメロディーは、今もなお世界中の人々に愛され続けており、少女アニメの枠にとらわれない、日本のアニメを代表すると言ってもいいほど誰もが知っている名曲へと成長しました。
HEART MOVING/高松美砂絵
「HEART MOVING」は1992年3月21日リリースの作品。
初代エンディングテーマとして使用されました。
オープニングテーマのオドロオドロしい感じとは逆で、とても爽やかな風に吹かれているかのようなメロディーに包まれる一曲です。
歌っているのは「高松美砂絵」という歌手の方。
やさしくて語り掛けるような歌い方が特徴的ですね。
1991年7月10日にアルバム『Girls Know Everything』でメジャーデビューした石川県金沢市出身のガールズバンド「さくらさくら」のメンバーでした。
あまり詳しい情報は出てきませんでしたが、今も健在であれば50代くらいなのでしょうか。
気になった方は調べてみてくださいね。
セーラースターソング/花沢加絵
「セーラースターソング」は、1996年4月20日に日本コロムビアよりリリースされた花沢加絵のシングル。
当時、オープニング曲として使用されていました。
キラキラしたサウンドアレンジが印象的な作品です。
のち2010年には、中川翔子が『しょこたん☆かばー3 〜アニソンは人類をつなぐ〜』の中でこの曲をカバー、また2014年発売の『美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE』ではセーラーギャラクシア役で出演した堀江美都子がカバーしています。
アレンジャーに、梅崎俊春、佐藤あつし(ats-)からなるサウンドクリエイターチーム「HΛL」が起用されています。
当時はまだ無名だった彼らですが、のちに浜崎あゆみ、Every Little Thingなどのアーティストの楽曲に編曲で参加、J-POPシーンで大活躍したので知っている方も多いはずです。
Moonlight Destiny/朝川ひろこ
「Moonlight Destiny」は劇場用アニメーション『劇場版 美少女戦士セーラームーンS』の主題歌マキシシングルとして、1994年12月1日に日本コロムビアよりリリースされた作品。
しっとり調のバラードで、シンセサイザーのアレンジがとても昭和懐かしい感じがする一曲です。
編曲は昭和~平成にかけてのアイドルやアニメSONGを数多く手がけた戸塚修。
歌を担当した朝川ひろこは埼玉県川越市出身の歌手で、1985年11月に演歌歌手としてデビューしていました。
演歌歌手だけどアニソンも歌えるって凄いですよね。
歌手活動は今でも続けているそうで、公式HPによると今年の春にカバーアルバムを発売予定との事です。
プリンセス・ムーン/橋本潮、アップルパイ
『プリンセス・ムーン/タキシード・ナイト』は、1992年10月21日に日本コロムビアより発売されたシングル曲で、ちょうどその頃エンディングテーマとして使用されていました。
橋本 潮(はしもと うしお)は、日本のアニメソング・キッズソングを中心とする女性歌手として有名ですよね。
ドラゴンボールのエンディング曲「ロマンティックあげるよ」などが代表曲です。
アップルパイは、水木一郎などのバックでコーラスを担当していた経験があり、平山佳代子や杉山小絵子らで結成されたコーラスグループです。
橋本の可愛らしい天使のような歌声と、それを優しく包み込むようなアップルパイのコーラスとの相性が抜群ですね。
乙女のポリシー/石田よう子
「乙女のポリシー」は『美少女戦士セーラームーンR』のエンディングテーマとして使用され、続編である『美少女戦士セーラームーンS』の第1話と第2話のエンディングテーマとしても使用されました。
石田よう子の1作目のシングルで、1993年3月21日に日本コロムビアよりリリースされ、30万枚を売り上げました。
彼女は、1990年アニメシンガーコンテストにてグランプリを受賞。
デビュー以後も様々なアニメやゲーム主題歌の歌唱、作詞を担当しています。
透き通るような声が魅力的なシンガーですよね。
タキシード・ミラージュ/Peach Hips
「タキシード・ミラージュ」は1994年10月リリースの作品。
『美少女戦士セーラームーンS』92~127話のエンディングテーマとして使用されていました。
作曲をしたのは、代表曲「あなた」で大ヒットを飛ばしたシンガーソングライターの小坂明子。
いつも素敵なメロディーを書く方ですよね。
私たちになりたくて/藤谷美和子
『私たちになりたくて』は『美少女戦士セーラームーン SuperS』128~140話のエンディングテーマとして使用されていました。
藤谷美和子のシングルとして1995年4月1日に日本コロムビアよりリリース。
1994年にはデュエット曲「愛が生まれた日」はロングヒットを飛ばしました。
この方といえば、映画の途中降板をしたり、その後も失踪騒動などを起こし、元祖プッツン女優として知られていますよね。
歌はとても良いのですが、どうしてもミステリアスなイメージが先走ってしまいます。
また、この曲は2021年『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal』の主題歌として石田燿子が特別カバーしています。
“らしく”いきましょ/Meu(梶谷美由紀)
「“らしく”いきましょ」は『美少女戦士セーラームーン SuperS』141~166話の後期エンディングテーマ及び、短編劇場版アニメ『スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS 外伝』のエンディングテーマとして使用されていました。
梶谷美由紀は島根県大田市出身の歌手で、現在既婚者で3児の母だそうです。
最近は目立った活動が見られませんが、子育てが落ち着いたらまた歌の世界に戻ってきて欲しいですね。
風も空もきっと…/観月 ありさ
風も空もきっと…は観月ありさ初のアニソンタイアップ曲で、『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』エンディング・テーマとして使用されていました。
観月ありさといえば、女優やモデルのイメージのほうが強いですが、昔は沢山シングルをリリースしていました。
Morning Moon で会いましょう/プリティキャスト
「Morning Moonで会いましょう」は、1996年正月劇場用アニメーション『美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』の主題歌マキシシングルとして、1995年12月1日に日本コロムビアより発売されました。
歌を担当したプリティキャストは、かつて歌手活動していたレオナ(玲桜奈)とエレナ(絵玲奈)の2人組アイドルユニット。
ステージでは、コスプレ衣装で歌いながらマジックを披露するという斬新な演出が特徴的な二人だったそうです。
Moon Revenge/三石琴乃・久川綾・富沢美智恵・篠原恵美・深見梨加
最後にご紹介するのはファンの間でも名曲と呼ばれている「Moon Revenge」
劇場用アニメーション『劇場版 美少女戦士セーラームーンR』の主題歌シングルとして、1993年12月1日に日本コロムビアよりリリース。
歌っているのはセーラー戦士の5人(三石琴乃・久川綾・富沢美智恵・篠原恵美・深見梨加)
この曲は、一度は主人公・月野うさぎが死んでしまいそうなほど壮絶な戦いを乗り越えた後に流れる曲だけあって、耳にするだけで当時の感動が蘇り、ウルっときてしまうという人も多いようです。
まとめ
さて、今回は美少女戦士セーラームーンの主題歌を一覧でご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
アニメが公開されてからもうすぐ30周年を迎え、もしかしたら新シリーズがあるかもしれません。
今後が楽しみですね。