【11選】素材別、ポップガードのおすすめ人気ランキングご紹介!

歌のレコーディングに使用されるマイクのポップガードですが、インターネット配信が広く普及し購入者が急激に増えました。形も似ている同じポップガードでも、製品によって性能が全く違うようです。今回は素材別におすすめのマイク用ポップガードを11選、ランキングにしました。

記事の目次

  1. 1.ポップガードとは
  2. 2.ポップガードがもたらす効果とは
  3. 3.ポップガードの選び方のポイント
  4. 4.【11選】素材別、ポップガードのおすすめ人気ランキングご紹介!
  5. 5.ポップガードを自作しよう
  6. 6.緊急時にポップガードがない時はこれを代用しよう
  7. 7.マイクカバースポンジのおすすめをご紹介
  8. 8.まとめ

ポップガードとは

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ポップガードはポップブロッカーともいい、歌を録音したりネット配信をする際に生じる雑音を防ぐためや、声を発した時に生じる湿気からマイクを守るために使うものです。

以前は音楽のレコーディングなどで主に利用されていたポップガードでしたが、インターネットでライブ配信する人や動画を投稿する人が増えたため、購入する人の幅がかなり広くなりました。

ポップガードにはさまざまな種類のものがあり何がどう違うのか、一目見ただけでは分かりづらいです。

今回は選び方のポイントなども含め、おすすめのポップガード11選を具体的に紹介します。

ポップガードがもたらす効果とは

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ポップガードがマイクを使う際に重要なものだとされる理由が、いまいち分からない方も多いのではないでしょうか?

確かに音楽ライブのボーカルやインタビュー、講演などで利用される手で持つマイクにポップガードを付けていることは非常に珍しいでしょう。

しかし歌を録音したりインターネット配信したりする際、必ずポップガードが必要な訳があるのです。

ポップガードの効果①:ポップノイズ

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ポップノイズというのは吹かれ音のことで、特に「ぱぴぷぺぽ」の発声をする時に息によって生じる破裂音のことを言います。

歌の強弱をつけるために息を強く、または早く吐くことがポップノイズが生じる原因です。

この雑音を防止しクリアな声を録音するために、ポップガードは必要になります。

ポップガードをせずともマイクさえあれば音の録音自体は可能です。

しかし、安いマイクや性能がよくないマイクであればあるほど「ぼふぼふ」という要らない音が目立ってしまいます。

さらにいくら高額・高性能なものでも完全にノイズを防ぐことはできません

それくらいノイズは目立って拾われてしまうのです。

マイクを使って録音やインターネット配信をしたい場合は、いずれにしても1つは必ず持っておいたほうが、雑音の少ない綺麗な音が録れるのでよいでしょう。

ポップガードの効果②:リップノイズ

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ポップノイズは息の破裂音を主に言いますが、リップノイズは唇から出る音のことです。

話したり歌ったりする時に鳴る「ペチャッ」というような音、唇を開いた時の「パッ」というような音がリップノイズに属します。

特にささやき声をマイクで拾う時は顕著になりますが、ポップガードを使用することでこのノイズが防ぐことが可能です。

この音は自覚がないまま出している方が多く、マイクで自分の声を録音して聞いてみた時に初めて気づく方も多いでしょう。

ポップガードをしないままマイクで録音・インターネット配信すると、リップノイズ・ポップノイズがが目立ってしまって、聞いている人が声に集中できなくなってしまうことが多いようです。

ポップガードの効果③:唾

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歌を歌ったり声を発していると、どうしても口から唾が出てしまいます。

これはどうしたって防ぎようがないことですが、マイクに水分を吹きかけることはマイクの故障・不調に繋がってしまうのです。

唾が掛かったことによるノイズも生じる場合があります。

汚れなどもつながるので、ポップガードをつけてカバーしましょう。

ポップガードの効果④:マイク接近

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声をマイクで録音するにはある程度距離が必要であり、ポップガードをすることによって接近を防いでくれます。

ミュージシャンのライブを見ていると、マイクに唇を密着させて歌うボーカリストもいますが、あれはライブにおけるパフォーマンスの1つです。

ライブとレコーディングは別で、ほとんどのボーカリストが歌を録音する際にはマイクから適切な距離を取ります

マイクに接近し過ぎるとクリアな音が取れないからです。

さらにマイクに口が当たった時に生じるノイズが出る心配ももちろんなくなります。

ポップガードの選び方のポイント

フリー写真素材ぱくたそ

ポップガードをつけることで得られる効果を知った上で、次は選び方のポイントを押さえていきましょう。

ポップガードにはさまざまなタイプのものが販売されています。

それぞれが別の利点を得られるように作られているため、自分が求めているものを探すには、それぞれの違いからどのような効果が得られるのかを知っておくことが必要です。

ポップガードの選び方①:素材

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ポップガードの素材は布製・金属製の2つと、布と金属の両方でできているものがあります。

布製と金属製はそれぞれ別々の利点があるので、購入前に知っておくとよいでしょう。

素材別の特徴(1):布

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布製のポップガードは口から発せられるポップノイズやリップノイズをしっかり防いでくれます

ブレス音という息を吸う音も遮断してくれることや比較的リーズナブルなものが多いことから、初心者にも扱いやすく入手しやすいです。

使用は10年前後が限度と言われていますが、網の部分のみ取り替えられるものはもっと長く利用できます。

ただし金属製に比べて高音域が吸収され、音がこもる傾向にあるので注意しましょう。

わざとブレス音を大きめに録りたい方も、やや物足りなさを感じるかもしれません。

素材別の特徴(2):金属

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金属製のポップガードは高音域が綺麗に拾えることと、洗って使えるという利点があります。

音質にこだわりたい方や使用頻度が高い方、清潔にしていたい方には金属製がおすすめです。

クリアな音が期待できるので、歌唱力アップを望む人にもよいでしょう。

ただし金属製のポップガードは裏表があるのでっ注意が必要になります。

さらに布製よりも比較的高額であり、網目が粗いため息の音を遮断させる効果が少ないです。

ポップガードの選び方②:取り付け方

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ポップガードの取り付け方はクリップ式・クランプ式・カゴ式の3タイプあります。

特にサウンドに大きな違いがあるわけではありませんが、使用する際の環境や状況などで、扱いやすいものが変わってくるようです。

どういった環境・状況で、どのように使いたいかを踏まえた上で選んでいきましょう。

取り付け方別の特徴(1):クリップ式

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クリップ式は挟んで取り付けるだけなので、圧倒的に扱いやすいです。

マイクスタンドにはもちろん、手持ち用のマイクにも取り付けることもできます。

その手軽さとスムーズにセッティングできるという面で、初心者の方は特にクリップ式を購入する人が多いです。

ただし頑丈さがなく細かい位置の調整に限界があります

本格的にレコーディング・インターネット配信したい場合はクランプ式がおすすめです。

サブとして使用したり一時的なもの・簡易的なものとして購入するのがよいでしょう。

取り付け方別の特徴(2):クランプ式

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ネジを回して固定するタイプのものがクランプ式で、細かな向きや距離の調整が可能であり頑丈です。

どの太さのマイクスタンドにも適応するのも利点といえるでしょう。

使う場所やマイクを変えながら録音・インターネット配信したい方にも便利です。

一般的にはこのクランプ式が重宝されており、クリップ式よりはセッティングにやや時間がかかりますが、そこまで手間がかかるわけでもありません。

初心者の方にはクリップ式もおすすめではありますが長く使いたい場合は、最初からクランプ式を購入してマイクとの距離・向きなどセッティングに慣れていくほうがよいでしょう。

取り付け方別の特徴(3):カゴ式

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カゴ式はマイクに直接はめて取り付けるもので視界を遮らないため、譜面や歌詞カードを見ながら歌う方や、資料を見ながら音声データを録音したい人に便利です。

1方向のみに効果があるクリップ式・クランプ式に対し、カゴ式はマイクの側面を覆うような構造になっているため、複数人での録音にも使用できます

ただしカゴ式は、使用するマイクのサイズに合ったものを購入しなければなりません

何本かのマイクを使い分けたい場合や、今後別のマイクを購入する可能性がある場合には少々不便です。

ポップガードの選び方③:大きさ

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ポップガードのサイズはさまざまです。

大きいサイズのものは15cm以上のもの、小さいサイズのものは10cm~12cmといわれています。

大きいサイズのポップガードの利点は、ノイズの防止範囲が大きいことやマイクに唾が掛かり辛くなることです。

しかし大きいポップガードは楽譜や歌詞カードなど、資料を見ながらの録音をする際に邪魔になったり音がブレてしまったりします。

これはポップガードが大きいと声を出す方向が広範囲になり(録音する人が口の位置を定めることが難しくなり)、マイクから口までの距離や角度がズレてしまうからです。

特に話声ではなく歌を録音する目的で使用する方や初心者の方は、小さいサイズのポップガードをおすすめします

ポップガードの選び方④:アーム

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ポップガードと留め具までの部分をアームといいますが、このアームは自由に曲げて調整できる柔らかいものと、硬いタイプのものがあります。

柔らかいものは自由に調整ができるので、さまざまな場面で使えますが安定しづらく、初心者には特に扱いが難しいです。

設置する際に手間が掛かるのも難点といえます。

しっかり固定できる、硬いタイプの購入がおすすめです。

ポップガードの選び方⑤:洗える

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ポップガードは声を発する時に出る唾がダイレクトにかかるため、メンテナンスが必要になります。

高頻度で利用する方の場合は、ウエットティッシュで拭いたり丸洗いできたりする金属製のものが、メンテナンスしやすいのでおすすめです。

ポップガードの選び方⑥:マイク

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使用しているマイクによっても、購入するポップガードは変わります。

カゴ式のポップガードの場合は特にマイクに直接はめて使うため、ともともサイズが合わないと使用できません

さらにマイクの形状によっては、大きめのポップガードを選ぶ必要もあります

マイクの網部分(音を拾う部分)が、しっかり隠れるサイズのものを購入するようにしましょう。

ポップガードの選び方⑦:型

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ポップガードを購入する時に商品の説明などを読んだ際、丸型・U型と書かれていることがあります。

これはポップガードの形のことです。

丸型のポップガードのほうが一般的に見かけるもので、U型はいわゆるカゴ式のものになります。

型別の特徴(1):丸型

Photo byBokskapet

クリップ式・クランプ式のポップガードの多くが、この丸型になります。

U型と比較すると、単純に声を出す方向や距離が目で見て分かる(ポップガード内に声を当てるイメージで歌える)ため、音声を録音しやすいというのが利点です。

使用するマイクも選びません

ただしノイズを防止する範囲は1方向で制限があります。

多方向から、複数人で一斉に録音したい場合には少々不便です。

型別の特徴(2):U型

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いわゆるカゴ式のポップガードであるU型は視野が遮られる範囲が最小限になるため、資料を見ながら音声の録音がしやすいです。

マイクを動かすごとに調整する手間がかからないのも、U型の良いところと言えるでしょう。

また1方向のみガードする丸型に対して、U型は多方向からの録音が可能です。

複数人で一斉に歌う場合にも向いています。

ただし丸型と違い音声を拾う際の距離感や角度を的確にするのが難しく、初心者には若干扱い辛いかもしれません。

マイクのサイズと合うものを選ばなければならないため購入時に手間が掛かるのと、多種類のマイクには対応できないという難点もあります。

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