「リップロール」がボイトレに効果抜群?リップロールの効果と方法ご紹介

唇を震わせて行う「リップロール」が、歌唱力アップにたくさんの嬉しい効果をもたらしてくれることをご存じでしたか?ボイトレのレッスンでも行うことは多く、歌が上手くなりたいならできるようにしておいた方がよさそうです。リップロールの効果とやり方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.誰しも一度は耳にしたことのある「リップロール」とは
  2. 2.「リップロール」はボイトレに効果的
  3. 3.「リップロール」の方法ご紹介
  4. 4.まとめ

誰しも一度は耳にしたことのある「リップロール」とは

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「リップロール」はボーカルが歌う前に喉を慣らしたり顔周りの筋肉をほぐしたりするためにやる、準備体操のようなものです。

歌唱力アップをはかるために、ボイストレーニングで行う場合もあります。

舌を「トゥルルル」と早く震わすタングトリルもリップロール同様、歌う前の準備体操・ボイトレでしばし使われます。

これら2つはボーカルを志す人や、歌が上手くなりたい人にぜひやってもらいたいことです。

今回はリップロールがもたらしてくれる嬉しい効果と、やり方を紹介します。

タングトリルについては以下の記事にやり方が記載されていますので、参考にしてみてください。

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「リップロール」はボイトレに効果的

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実際にリップロールがどのような効果をもたらすのか詳しく見ていくと、やった方が良い理由がよく分かると思います。

たくさんある中で、主に見られる効果のみまとめました。

自分の歌唱においての悩みに、重なるものがあるかもしれません。

リップロールで得られる効果①:息の量が適切になる

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歌う時に吐く息の量が適切になると、声が枯れにくくなり少ない息継ぎで長く声が続くようになります。

声は声帯を開閉することで出るもので、歌う時も声帯に吐く息がぶつかっている状態です。

吐く息が多いと声帯が強く擦れることになり、喉へのダメージが大きくなります。

リップロールで吐く息の量は適切な量です。

吐く息を一定の量にすることができるようになれば、歌の安定感も増します。

リップロールで得られる効果②:呼吸筋を鍛えられる

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「呼吸筋」とは主に横隔膜などのことを言い、この筋肉が充分に働かないと喉を締めた発声になってしまったり、声が裏返ってしまいます。

リップロールは息の吐き方の練習にもなり、呼吸筋を鍛えるのに最適です。

息の圧力が足りないと、どうしても楽な発声はできません。

リップロールをし続けながら運動するトレーニングをすると、より高い効果を得られるでしょう。

リップロールで得られる効果③:高音が出やすくなる

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高い声を出すのが苦しいのは、声帯を閉じる方の力が弱いからかもしれません。

吐く息の圧力に声帯を閉じる力が追い付かず、別の動くべきではない筋肉がサポートしようとします

特に高音ボイスというのは、綺麗に響かせるために身体をリラックスさせなければいけません。

リップロールをすることで使うべき筋肉を使えるようになり、声帯を閉じる力も鍛えられます。

リップロールで得られる効果④:不調時の準備運動に最適

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声が不調の時というのは声帯が上手く合わさっていない時です。

調子が良くないのにどうしても歌わなければいけない時、リラックスした状態で行うリップロールは、とてもよい喉の準備運動になります

血のめぐりもよくなり、声帯の筋肉もしっかりほぐれてくれるでしょう。

「リップロール」の方法ご紹介

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ボイトレでリップロールをやることがあるということは先ほどお話しましたが、できない人は意外と多いですよね。

リップロールは身体や口周りをまずリラックスさせ唇を軽く閉じ、上唇と下唇の間にできた小さな隙間に息を吹き出してブルブルと震わせるとできます。

この方法でもしできない場合は、次のやり方を試してみて下さい。

リップロールのやり方①:唇を舐める

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乾燥した唇だとリップロールがし辛くなります。

舌で唇を軽く舐めるか、リップクリームを塗って潤してから始めるとよいでしょう。

リップロールのやり方②:唇を軽く閉じる

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唇はあくまで「軽く」閉じてください。

強く閉じすぎると息が出なかったり、震わせやすいポイントに息が当たらなくなったりしてしまいます。

「アヒル口」と呼ばれる口の形がありますが、上唇よりも下唇のほうが、ほんの少し前に出るように合わせるとよい方もいるようです。

もしくは少し口角を上げてみて下さい

口の形は人ぞれぞれなので一概に言えませんが、ほとんどの人の場合は鏡を見た時に唇が横一線に合わさっている状態だと震えやすくなります。

リップロールのやり方③:指で口角を押し上げる

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特に日本人は表情筋が弱い傾向にあるようです。

表情筋が発達していないとリップロールはしづらくなります。

左右の人差し指で頬骨の下の辺りを軽く持ち上げながら、リップロールをしてみてください。

できない場合は、最初この状態で練習し続けるのもよいです。

このやり方を続けているうちに、人差し指で支えなくてもできるようになりますよ。

リップロールのやり方④:バリエーションをつける

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「ナチュラルボイス(地声)だとリップロールができなかったが、ファルセット(裏声)だとできるようになった」という場合も多いです。

いろいろなトーンの声で試してみて下さい

さらに顔の向きや顎の引き具合でも、やり易さは変わってくるようです。

上を向いてやってみたり下を向いてやってみたり、とにかくいろいろな身体の形を試してみて、一番やり易いものを探してみて下さい。

少しだけでも震える身体の形があったら、まずはそこから練習してみましょう。

そうすることでコツが掴めるようになり、通常の姿勢でもできるようになります。

リップロールのやり方⑤:「一瞬だけ」を繰り返す

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「一瞬だけなら震える」というやり方を発見したら、そのまま何度もやり続けてください。

「一瞬だけ」を何度も繰り返していると、しだいにポイントが分かるようになり長く続くようになります。

リップロールは決して難しいことではないですし、できなくても焦ることはありません。

少しずつ身体で覚えていきましょう。

まとめ

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リップロールは歌唱力アップに最適であり、ボーカリストや歌が好きな人にたくさんの嬉しい効果をもたらしてくれます。

この記事で紹介したリップロールのやり方なども参考に、ぜひ練習してみてくださいね。

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