【欅坂46】紅白でも披露された『不協和音』とは？歌詞や意味を徹底考察

曲名や歌詞に含まれている「不協和音」の意味について調べてみました。

「不協和音」とは、二つ以上の音が同時に出された時、全体が調和しないで不安定な感じを与える和音とのことです。

これを踏まえMVを見てみると、センターをつとめる平手友梨奈さんがほかのメンバー（集団）とは調和しない不協和音ということがあらわされていますね。

まずは「不協和音」の前半部分の歌詞から読み解いていきたいと思います。

 

冒頭部分の歌詞から見ていくと、すべて否定的なことが書かれていますね。

「僕はYesとは言わない」や「首を縦に振らない」、「まわりの誰もが頷いたとしても」、「最後の最後まで抵抗し続ける」と、周りのみんなが賛成したとしても、絶対に賛成しないという強い意志が見て取れますね。

そんな強い意志を持っている主人公ですが、続きの歌詞を見ていくと、「ここで同調しなきゃ 裏切り者か、仲間から撃たれるとは思わなかった」と書いてあるため、ずっと仲間だと思っていた人から裏切りにあってしまった様子が描かれています。

それでは次にサビを見ていきましょう。

サビのはじめには、とても印象的な「僕は嫌だ！」がありますね♪

「不協和音」の意味として、「同時に出された複数の音が調和しないこと」ということを先ほど記載しましたが、サビまで来ると「不協和音」の意味として、「ある集団における不調和」ということが読み取れてきますね。

Aメロからサビにかけて反発してきた主人公ですが、サビのはじめに「僕は嫌だ！」と主人公（平手友梨奈）が一番の反発を見せます。

そして、「嫌われたって僕には僕の正義があるんだ」と続いて反発。

なぜこんなに反発するのかというと、「一度妥協したら死んだも同然、支配したいなら僕を倒してから行けよ！」とサビの最後に書いてあります。

歌詞から読み取れることは、この反発をやめてしまったら、もう二度と声を上げて反発できない。ということがあらわされています。

１番では主人公は反発し続けていました。

次に二番サビ～最後のサビにかけての意味について読み取っていきたいと思います。

裏切りにあってしまった主人公ですが、仲間に裏切られてもなお「僕は嫌だ！」と自分の意志を曲げません。

ですが、大勢の集団から見るとひとりだけ意見が違うことはイコール間違っているとみなされてしまうようなもの。

そのため、「既成概念を壊せ!」、「意志を貫け!」と自身を奮い立たせるかの如く、大勢の意見が正しいとされる空気をもねじ伏せる様子が描かれています。

また、「欺きたいなら僕を抹殺してからいけ」という歌詞にはどうしても従いたくない主人公の様子がうかがえます。

そして最後に繰り返される「Discord」という言葉ですが、不和・不一致という意味となり、他人と調和しないことを強く肯定しています。

そのため、個性のない人間は死んでいるのと同然。ということがこの曲に込められた意味かもしれませんね。

いかがでしたか？

「不協和音」にはひとりになることを恐れない主人公の強い意志が描かれていました。

もし自分が一人になってしまった場合、意見を曲げずに強い意志を持つ大切さが平手友梨奈さんによって表現されているのがとてもかっこいいと感じますね。

以上、【欅坂46】紅白でも披露された『不協和音』とは？歌詞や意味を徹底考察でした。