「ラブライブ!The School Idol Movie」のラストは『僕たちはひとつの光』で締めくくられた!込められた思いを徹底考察!
辛口なアニメファンからも評価が高い「ラブライブ!The School Idol Movie」ですが、挿入歌でありED曲である『僕たちはひとつの光』の歌詞が「泣ける」と話題です。どのような思いが込められているのか、名曲『僕たちはひとつの光』の歌詞を考察しました。
『僕たちはひとつの光』に込められた想いを歌詞から徹底考察!
『僕たちはひとつの光』の歌詞はシンガーソングライターの畑亜貴(はたあき)が手掛けています。
μ'sの楽曲の中では比較的落ち着いたサウンドであり人気の泣ける曲です。
その理由は歌詞から読み取れる想いにもありました。
『僕たちはひとつの光』の歌詞を独自の見解から徹底考察します。
『僕たちはひとつの光』歌詞考察①:友情
Ah! ほのかな予感から始まり
Ah! 希望が
星空駈けて
花を咲かせる
にっこり笑顔は
ずっと同じさ
友情の笑顔
忘れない いつまでも忘れない
こんなにも心がひとつになる
世界を見つけた喜び
(ともに)
歌おう 最後まで
(僕たちはひとつ)
高坂穂乃果が発起人としてはじまったμ'sの活動開始から終わりまで、メンバーの想いがひとつであったことへの喜びが描かれています。
さまざまな困難をμ'sがひとつになって乗り越えてきたことやメンバーの仲の良さがうかがえ、ずっと応援し続けてきたファンにとっては特に泣ける歌い出しなのではないでしょうか?
「ラブライブ!The School Idol Movie」は「ラブライブ!」の完結編なので「最後まで」という言葉が、よりこの物語をリアルなものに感じさせているようです。
登場しているメンバーの名前
『僕たちはひとつの光』の歌詞にはμ'sのメンバーの名前が織り込まれていることでも話題です。
この部分には高坂穂乃果・東條希・星空凛・小泉花陽・矢澤にこの名前が入っています。
『僕たちはひとつの光』歌詞考察②:最高のいま
小鳥の翼がついに大きくなって
旅立ちの日だよ
遠くへと広がる海の色暖かく
夢の中で描いた絵のようなんだ
切なくて時をまきもどしてみるかい?
No no no いまが最高!
強い想いを持って真っ直ぐに奮闘してきたからこそ、活動の終了はメンバーにとって辛くて寂しいものだったと思われます。
この部分までグループ内の絆のようなものが描かれていましたが、こちらではメンバーたちとファンが同じ想いであることを意味しているようです。
切ない「終わり」を「いまが最高!」と言い切ることで、寂しがっているファンを最高の「いま」へ引っ張って行ってくれているようにも感じられます。
登場しているメンバーの名前
この部分では先ほど出てこなかったメンバー4人、南ことり・園田海未・絢瀬絵里・西木野真姫の名前が織り込まれています。
『僕たちはひとつの光』歌詞考察③:踊ろう
みんなと出会えたこと嬉しくて
離れたくないよ本当だよ
涙はいらない
このまま踊ろう
手を振ってもっと振って
この部分までにグループ内の絆や、メンバーとファンの絆の両方が描かれていました。
ここで言う「みんな」とは、メンバー同士とファンの両方を意味していることが直ぐに分かるようです。
「涙はいらない」とあることにより、さらに泣けるフレーズになっています。
最後まで楽しんでほしいというμ'sの想いも感じられるようです。
『僕たちはひとつの光』歌詞考察④:また会える
光を追いかけてきた僕たちだから
さよならは言わない
また会おう 呼んでくれるかい?
僕たちのこと
素敵だった未来に繋がった夢
夢の未来 君と僕のLIVE&LIFE
最後の「君と僕のLIVE&LIFE」はμ'sの1stシングル『僕らのLIVE 君とのLIFE』のタイトルを意味しているようです。
最後までアイドルグループμ'sとしてのパフォーマンスを見せるという、強い意志が感じられます。
さらに1stシングルから「いま」という最高の未来に至るまで、一緒に苦難を乗り越えてきたファンに「また会えるよ」と語り掛けているようです。
『僕たちはひとつの光』歌詞考察⑤:追いかけてきた
小鳥の翼がついに大きくなって
旅立ちの日だよ
遠くへと広がる海の色暖かく
夢の中で描いた絵のようなんだ
切なくて時をまきもどしてみるかい?
No no no いまが最高!
だってだって、いまが最高!
Ah! ほのかな予感から始まり
Ah! 光を追いかけてきたんだよ…
ひたむきに追いかけてきた光が、最高のいまに確かに存在していることを歌っているような、感動のクライマックスです。
μ'sとともに歩いてきた日々を、この楽曲のこのフレーズで思い出し、噛みしめていたファンはとても多かったのではないでしょうか?
『僕たちはひとつの光』は『START:DASH!!』のアンサーソング?
うぶ毛の小鳥たちも
いつか空に羽ばたく
大きな強い翼で飛ぶ
μ'sには『START:DASH!!』という楽曲があります。
第1期の挿入歌として使用された西木野真姫のピアノバージョンと高坂穂乃果・園田海未・南ことりの3人によるバージョン、9人全員によるバージョンとさらに各メンバーによるソロバージョンも披露されました。
『僕たちはひとつの光』同様、歌詞の中に「小鳥」が出てきます。
『START:DASH!!』はμ'sのはじまりの歌として知られており『僕たちはひとつの光』は完結編の楽曲です。
『START:DASH!!』では小鳥が「大きな強い翼」で飛ぶことを夢見ていましたが『僕たちはひとつの光』では、その夢が実現しています。
μ'sの楽曲は彼女たちの活動におけるストーリーを感じさせるものがあり、そういった意味でもファンが感動し涙せずにはいられないようです
まとめ
「ラブライブ!」の紹介を含め、「ラブライブ!The School Idol Movie」の挿入歌・エンディングテーマである『僕たちはひとつの光』に込められた思いを考察してみました。
歌詞の中で「また会おう」とあるように、彼女たちと再会する最高の未来を待っているファンも多いようです。
この記事を読んで、今一度「ラブライブ!」の世界観にひたってみましょう!