Luis Fonsi『Despacito』が全米ビルボードチャートで16週連続1位達成!曲について徹底解説!
スペイン語の“Despacito”とはどんな意味かご存知ですか?あの大物アーティストがコラボし世界各国のポップチャートを席巻したメガヒットソング「Despacito」。今回は歌詞の意味も含め、「Despacito」という曲について詳しくご紹介します。
Si te pido un beso ven dámelo
Yo sé que estás pensandolo
Llevo tiempo intentandolo
Mami esto es dando y dandolo
Sabes que tu corazón conmigo te hace bom bom
Sabes que esa beba está buscando de mi bom bom
Ven prueba de mi boca para ver como te sabe
quiero quiero ver cuanto amor a ti te cabe
Yo no tengo prisa yo me quiero dar el viaje
Empecemos lento, después salvaje
"キスしてほしいって言ったら俺にキスをして
君がそうしたいと考えているのはわかってる
何度か試してみるよ
愛しい君これがギブアンドギブ
俺と一緒だと君の心臓がドキドキするだろ
君は俺の鼓動を探してる
どう感じるか俺の唇を試してごらん
君にどれくらいの愛が収まるか知りたい
俺は急いでないよ、旅をしたいんだ
ゆっくり始めて、そのあとは激しく"
Pasito a pasito, suave suavecito
Nos vamos pegando, poquito a poquito
cuando tú me besas con esa destreza
Veo que eres malicia con delicadeza
Pasito a pasito, suave suavecito
Nos vamos pegando, poquito a poquito
Y es que esa belleza es un rompecabezas
Pero pa montarlo aquí tengo la pieza
"一歩ずつ、そっと ゆっくり
だんだん近づいていくよ、少しずつ、少しずつ
俺にすごいキスした時
君が優しい悪女だってわかる
一歩ずつ、そっと ゆっくり
だんだん近づいていくよ、少しずつ、少しずつ
その美しさはパズルだ
それを完成させるピースを俺は持っているのさ”
Despacito
Vamos a hacerlo en una playa en Puerto Rico
Hasta que las olas griten “¡ay, bendito!”
Para que mi sello se quede contigo
"ゆっくりと
プエルトリコの浜辺ではこうやるのさ
俺はただ君が「ああ、神様!」って叫ぶのを聞きたいだけ
俺のサインが君に残るまで"
いかがでしたでしょうか?
いろんな和訳を参考にさせて頂きましたが、なかなか日本語で上手いこと表現するのは難しいですね。
奥ゆかしくなり過ぎても意味が伝わらないし、直接的にするとかなり卑猥になってしまいます。
文化や国民性の違いも影響するでしょうし、感じ方は人それぞれでしょう。
ですが、映画、小説、写真、絵画のように、音楽も一つの表現作品として、一部ではなく全体を味わうべきだと思います。
「Despacito」という作品から醸し出される色香も含め、音楽による高揚感は、私たちに多くの刺激を与えてくれます。
一つの曲を通じて世界とつながる!「Despacito」もそんな一曲です。
『Despacito』のまとめ
「Despacito」とは
- プエルト・リコ出身のシンガーソングライターであるルイス・フォンシがダディー・ヤンキーをフィーチャーしたレゲトン・ナンバー
- ジャスティン・ビーバーとのコラボによって、さらに世界中で記録的ヒットに
- ラテンブームとジャスティンとのコラボが後押しとなり全米ビルボードチャートで16週連続1位達成
- スペイン語の曲がビルボードで1位になったのは1996年の『恋のマカレナ(Macarena)』以来の快挙
- セクシャルな歌詞には賛否あるものの、レゲトンを含むラテン・ホップスを世界基準の音楽に押し上げた作品
今や世界で最も有名なスペイン語は“Despacito”だと言っても過言ではないでしょう。
それくらい「Despacito」という作品は世界的ムーヴメントとなりました。
今回は歌詞の和訳も紹介しましたが、せっかく外国語楽曲なのだから、良い意味で適度に聞き流し、ラテンの風を感じてみてはいかがでしょう。
異なる感性を持った人たちや異文化に触れられるのも音楽の醍醐味!世界共通語としての“音楽”を楽しみましょう。