米津玄師の大ヒット曲『アイネクライネ』、あなたはタイトルの意味を知っている?歌詞もあわせて徹底紹介!
人気アーティストとして名高い米津玄師さん。数多くのヒット曲をだしていますが、米津玄師さんの名が世に出始めたヒット曲といえば「アイネクライネ」。皆さんは「アイネクライネ」のタイトルの意味を知っていますか?今回はタイトル、歌詞の意味について徹底考察していきます。
続いて、名曲「アイネクライネ」の歌詞に込められた想いや意味について徹底考察していきたいと思いますが、たくさんの想いが詰められていたため、何個かの見出しに分けて徹底考察いたします。
「アイネクライネ」タイトルに込められた意味とは
タイトルの「アイネクライネ」の意味は、ドイツ語のアイネ=ある、クライネ=小さな、の二つから成り立っています。
ある小さなに続く言葉は聴き手の様々な解釈に任せるという米津玄師さんの意図したものだと思います。
「アイネクライネ」の主人公は女性ということで、ある小さな女性・・・つまり、ある一人の女性という認識が正しいのかもしれませんね。
「アイネクライネ」に込められた意味とは・前半
まず冒頭の歌詞を見ていきましょう。
「あたしあなたに会えて本当にうれしいのに・・・いつか来るお別れを育てて歩く」
あなた(男性)との出会いが来たその瞬間からいつか来る別れの日が訪れることを恐れているという意味になっています。
また、二人の仲が良くなるほど、「別れを育てる」という表現をしていますね。
この時から主人公のある女性は片想いをしているとみてもいいですね。
それにしても、Aメロから別れを連想させるなんて、すごく悲しいですね。
また、続きの歌詞には「あたしは石ころにでもなれたらいいな」などと、相手にもっとふさわしい人がいるなら、主人公の女性は好きな男性を見守るほうがいいのかもしれないという片思いの心情が読み取れます。
また、好きな人がいる人なら「自分の思いが全部伝わってほしい」などと思いますよね。
それを秘密として生きている主人公の様子もうかがえます。
「アイネクライネ」込められた意味とは・後半
ついにサビ部分を徹底考察していきます。
サビの歌詞はというと「消えない悲しみも綻びもあなたといれば、それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか・・・あたしの名前を呼んでくれた」ですね。
主人公の女性が悲しみを背負って生きていても、好きな人と一緒に過ごせたらそれだけでうれしいということがあらわされています。
「目の前のすべてがぼやけては溶けてゆく」は涙のせいでしょうね。
主人公の名前を呼んでくれたことが奇跡のような出来事で、その奇跡が起きたという片思い中の主人公の心情を描いています。
また終盤のサビ部分は同じ歌詞の繰り返しとなりますが、最後に「あなたの名前を呼んでいいかな」と曲が終わりますよね。
「あなた」が「あたし」の名前を呼んで、「あたし」が「あなた」の名前を呼ぶ関係性がずっと続いていくということでしょうか。
主人公の消極的でずっと片想いをしていく様子が描かれていますが、ずっと一途で思い続ける女性を描いた一曲となっていますね。