劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』主題歌「花の唄」には色々な思惑が隠されている?!歌詞から独自に徹底考察!

Aimerの『花の唄』は、劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」の主題歌として大変人気が高い曲です。
こちらでは、Aimerの『花の唄』の歌詞を徹底考察!ヒロイン間桐桜の内面に、士郎への淡い恋心に迫ります!

記事の目次

  1. 1.大人気アニメ『Fate』シリーズは劇場版もすごい
  2. 2.映画「Fate/stay night [Heaven's Feel]」主題歌『花の唄』を歌うのはAimer
  3. 3.『Fate/stay night [Heaven's Feel]』主題歌「花の唄」には多くの伏線が隠されている?
  4. 4.Aimerが歌う「花の唄」、歌詞から意味を徹底考察
  5. 5.Aimerの『花の唄』歌詞の意味などまとめ

大人気アニメ『Fate』シリーズは劇場版もすごい

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ゲームから始まった「Fate/stay night」はゲームからアニメ、そして劇場版アニメ映画など、さまざまにメディアを展開しています。

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel](ヘブンズフィール)」は1作目の「presage flower」が2017年に公開、その後、2作目「lost butterfly」が2019年に、さらに3作目となる「spring song」が2020年3月に公開が決定しています。

劇場版「Fate/stay night」のヘブンズフィールとは、2004年に発売されたゲームの最終ルート(ヒロインは間桐桜)を3作にわたって描いているものです。1作目は観客数98万人を動員する大ヒット、続く2作目もヒットを記録し、「Fate」シリーズの人気の高さを物語っています。

こちらではその1作目となったヘブンズフィールの「presage flower」の主題歌『花の唄』、そしてその曲を歌った歌手のAimer(エメ)について詳しく掘り下げたいと思います。
 

映画「Fate/stay night [Heaven's Feel]」主題歌『花の唄』を歌うのはAimer

アニソン歌手として活躍するAimer

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Aimer(エメ)は2011年にメジャーデビューした女性シンガー。父親がバンドでベースをつとめていたこともあり、幼い頃からジャズやブルースなどに触れてきていて、歌うことが大好きでした。

15歳のころに、声帯を痛め、自身が選んだ治療法によって半年も発声ができない、という辛い時期を経験します。しかしその期間は彼女に「歌い続けたい」という気持ちを新たにしました。

メジャーデビュー前、洋楽邦楽10曲のカバーをジャズアレンジで歌ったアルバムを配信限定で発表するとそれがiTunes Storeのジャズアルバム部門で4位を獲得、話題を集めていました。

デビュー後は多くのアニメ作品とタイアップ、アニソン歌手といえばAimerの名も挙がるようになります。
 

「Fate」シリーズには他にも曲を提供

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また、「FateといえばAimer」と言ってもいいほどに、Fateシリーズとの関わりが深いアーティストでもあります。
PS Vita用ゲーム「Fate/hollow ataraxia」のOP、ED、そして挿入歌全てに曲を提供したのを始め、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」のOPに『Brave Shine』を、そしてアニメ20話の挿入歌として『LAST STARDUST』を提供しています。

そしてこのヘブンズフィールシリーズでは1作目から3作目まで全て、Aimerが主題歌を担当しています。今回こちらでご紹介するのは1作目の主題歌となっている『花の唄』ですが、2作目には『I beg you』、そして3作目には『春はゆく』という曲を提供。

まさに、Aimerと「Fate」シリーズは切っても切れない関係、といってもいいでしょう。また、それほどにFate側がAimerの歌を信頼している、イメージにぴったりである、とみているからなのだと思います。

『Fate/stay night [Heaven's Feel]』主題歌「花の唄」には多くの伏線が隠されている?

OPや映画本編BGMに『花の唄』が仕込まれていた?

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『花の唄』は作詞、作曲、編曲全てを、これまでさまざまなアニメ作品などに参加してきたプロデューサーの梶浦由記が担当しています。

この映画をご覧になった方は分かるというか気づかれる方も多いと思うのですが、最初の30分ほどには大きな音楽(BGM)がついていないんですよね(ほのかには流れています)。それは作品側の要望だったようです。その効果は絶大で、後半、盛り上がりの部分との落差がとてもいい方向で感じられる作品になっています。

さらに、この『花の唄』のメロディーは作品側の要望で、オープニングや作中のBGMの様々なところに取り込まれているようです。サブリミナル効果を狙った、というのもあるのでしょうか。

しかしそのおかげもあり、見ている人たちは自然とエンディングに導かれていく、そんな仕様になっているんですね。知らなかった!という方は是非もう一度見返してみて下さい。なるほど!と思えますよ。

Aimerの『花の唄』は間桐桜の気持ちを歌っている

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言うまでもないかもしれませんが、『花の唄』の歌詞はヘブンズフィールのヒロイン、間桐桜の気持ちを歌ったものです。作詞も梶浦が行っていますが、「作品内ではあまり吐露されることのない桜の気持ちを歌詞にした」とインタビュー等で語っています。
いわば、桜の気持ちを代弁した、そんな曲なんですよね。

しかし、この映画第1章だけではまだ示されていない部分も『花の唄』に込めているため、今後のややネタバレにもなっているようです。

また、Aimerは「こんなに女性的な歌詞の曲を初めて歌った」とも語っており、なかなか興味深いですね。

それでは、『花の唄』の歌詞の意味などを読みといてみましょう。映画やゲームの内容と照らし合わせながら考察したいと思います。

Aimerが歌う「花の唄」、歌詞から意味を徹底考察

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