【星野源】NHK朝ドラ「半分、青い。」主題歌『アイデア』が深い。歌詞から意味を徹底考察!

日本のトップアーティストとして大活躍の星野源。NHK朝ドラ「半分、青い。」の主題歌に抜擢され大ヒットした『アイデア』は歌詞の意味も深いと評判です。『アイデア』の歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか?考えてみましょう。

記事の目次

  1. 1.今や音楽の枠組みを飛び出して大活躍する星野源
  2. 2.NHK朝ドラ「半分、青い。」の主題歌に大抜擢された『アイデア』
  3. 3.主題歌『アイデア』にも深い意味が込められているらしい
  4. 4.星野源『アイデア』の歌詞考察・まとめ

今や音楽の枠組みを飛び出して大活躍する星野源

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星野源は今や日本を代表するトップアーティストの一人です。
「SUN」や「恋」などのヒット曲を持ち、2019年には5大ドームツアーを成功させるなど、その人気はまだまだ広がり続けています。

星野源はインストゥルメンタルバンド・SAKEROCKのメンバーとしてデビューし、2010年にソロデビューを果たします。
星野源の活動は音楽の他にも多岐に渡っています。
松尾スズキ主催の劇団「大人計画」に所属し俳優としても活躍しています。
「恋」は星野源自身も出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌でした。
最近でも映画『引っ越し大名』やNHK大河ドラマ「いだてん」でもその演技を見ることができます。
ラジオ番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティとしても注目されています。
2019年になり、Apple MusicのBeats1にて日本人初のホストを務めました。
『Pop Virus Radio』と冠した番組では自身の楽曲はもちろん、彼のフェイバリットナンバーを続々と紹介しています。
星野源が紹介した曲がチャートを上昇する現象がみられるなど、その影響力は計り知れないものがあります。

NHKで放送された「おげんさんといっしょ」はTwitterのトレンドワードで世界1位になるなど、世界的にも注目を集めているトップアーティストなのです。

NHK朝ドラ「半分、青い。」の主題歌に大抜擢された『アイデア』

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星野源の『アイデア』は2018年に放送されたNHK朝ドラ「半分、青い。」の主題歌として大抜擢されました。
星野源は2015年以降毎年紅白歌合戦に出演しており、先の「おげんさんといっしょ」でもNHKのスタッフと一緒に番組を作っています。
朝ドラの主題歌を担当するのは自然な流れだったのかもしれません。

「半分、青い。」は永野芽郁が主演を務める夢と挑戦の物語

「半分、青い。」は脚本家・北川悦吏子の書き下ろしによるオリジナルストーリー。
ヒロインを演じたのはモデルとしても活躍する女優の永野芽郁です。
主人公が病気による左耳の失聴を乗り越え、やがて一大発明を成し遂げるまでの物語を描いています。

最終的に主人公が発明をするという部分でタイトルの「アイデア」が活きてくるのです。
それでは『アイデア』の歌詞はどのような内容なのか、詳しく見ていきましょう。

主題歌『アイデア』にも深い意味が込められているらしい

1番の歌詞は朝ドラのイメージ

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おはよう 世の中
夢を連れて繰り返した
湯気には生活のメロディ

鶏の歌声も
線路 風の話し声も
すべてはモノラルのメロディ

『アイデア』は朝ドラの主題歌としてのオファーを受けて制作された曲です。
当然、さわやかな朝の風景をイメージしている部分が多いと思います。
「おはよう 世の中」という言い方に星野源らしいセンスを感じますね。

繰り返す日常の生活を描きながら「モノラルのメロディ」という言葉が引っ掛かります。
「ステレオ」ではなく「モノラル」なのです。
どこか色あせているような、明るい希望とは違うイメージの言葉が出てきます。

涙零れる音は
咲いた花が弾く雨音
哀しみに 青空を

つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデアを
雨の音で歌を歌おう
すべて超えて響け

「涙」、「哀しみ」という言葉がそれを裏付けます。
毎日の生活の中で未来への希望を妨げる影。
それを乗り越えるために「アイデア」が必要なんだと歌うのです。
哀しいことも流す涙も、発想の転換で生活を彩るメロディーに変わる。
そんな「アイデア」の重要性を示しているのではないでしょうか。

様々な困難を乗り越えて成長していく主人公のドラマにふさわしい曲だと思います。
実際に朝ドラの放送で使われていたのはこの1番の部分でした。

アレンジやバンドの演奏もそれまでの星野源のイメージを踏襲したポップスです。

『アイデア』2番ではアレンジも歌詞も雰囲気が変わる

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星野源『アイデア』の歌詞考察・まとめ

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