生活密着型ラウドロック「打首獄門同好会」とは?代表曲など詳しくご紹介
インパクト抜群な名前のロックバンド「打首獄門同好会」。独特な世界観を持っているビジュアル系かと思いきや、その実は何とも日常感あふれる楽曲で多くのファンを魅了しております。今回は、そんなギャップのあるバンド「打首獄門同好会」についてご紹介いたします。
個性的なロックバンド「打首獄門同好会」
2004年に結成されたロックバンド「打首獄門同好会」。インパクト抜群の名前のバンドで、主にラウドロックやパンクロック、メタルロックなどハードロックな楽曲を多く歌われております。
…と、ここまで書くと、普通のメタルロックバンドと同じように見えますが、この「打首獄門同好会」の大きな特徴は歌の内容です。歌っている内容の多くは、日常生活における感じたことを歌詞にしているところです。そのような楽曲が多いことからファンの間では「生活密着型ラウドロック」というジャンルで定着しております。今回は、ハードだけど緩い部分が魅力的なロックバンド「打首獄門同好会」をご紹介いたします。
打首獄門同好会の活動歴
2004年に現メンバーの大澤敦史さん、河本あす香さん、初代ベースの高山明さんによって結成されたこのバンドですが、当初の名前は「和風がいい」ということで、河本さん発案の「チョンマゲトリオ」という名前になりかけたそうです。さすがにまずいと感じた大澤さんは、お父様が見ていた時代劇『遠山の金さん』のセリフである「打ち首獄門だ!」を思い出し、『打首獄門同好会』というバンド名を考案しました。ちなみに、他の候補には「切腹愛護団体」と「終生遠島協同組合」だったそうで、いずれも癖が強い名前です。
その後、2006年に初代ベースの高山さんが脱退し、現在のベースであるjunkoさんがサポートメンバーからそのままメンバーへと加入し現在の形になりました。
2020年には結成15周年を記念した初のワンマンツアー「獄至十五ファイナルワンマンツアー」を開催したのですが、新型コロナの影響により千秋楽であったZepp Tokyo最終公演の開催を中止することとなりました。
しかし、その後、YouTubeでの「無観客ライブ配信」を敢行するという発表をし、大きなニュースとなりました。そして、当日は約10万人の視聴者がこのライブを視聴しました。なんとかしてお客さんを楽しませようとする「打首獄門同好会」ならではの活動です。
農林水産省から「FANバサダーロック」として表彰
2019年には、『日本の米は世界一』などの農林水産物関係の楽曲を多数発表し、その音楽活動などが評価され、農林水産省から特別職「FANバサダーロック」が任命され、当時の首相であった安倍晋三さんへ表敬訪問されたことがニュースとなりました。
ちなみに、この表敬訪問の際、手土産として安部前首相へ7弦ギターをプレゼントされました。
打首獄門同好会メンバー紹介
ここからは、「打首獄門同好会」の個性的なメンバーのご紹介。いずれも名前に負けじと癖の強いメンバーの皆様が揃っていらっしゃるので、覚えていただければ幸いです。
ボーカル&ギター:大澤敦史
ミュージックステーションで「今年さらに活躍しそうなアーティストBEST10」の10位が打首獄門同好会だったって…!?
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) January 15, 2021
マジか
やばい
活躍せねば(使命感)
緊急事態宣言で静か〜にしてるけど
実はちゃんと日々、次なる仕事を色々と進めているよ
まだ発表してないステキな話が色々あるのだ
乞うご期待
1979年4月26日生まれ埼玉県志木市ご出身静岡県浜松市育ち。愛称は「会長」。
リードギター兼ボーカルを担当し、全楽曲の作詞・作曲、ミックス、そのほか、サイト運営やライブ出演交渉窓口など裏方仕事までをこなしております。全楽曲なので、食べ物関連などの楽曲は、大澤会長がハマったときに思い付いた楽曲、ということになります。また、これまでにラブソングがないというのも、特徴的で、今後大澤会長が恋をしたら…という可能性もあります。
公式Twitterも運営されており、大澤会長の日常も呟かれているので、そちらにご興味がある方はフォローしてみては。
ドラム&ボーカル:河本あす香
今日はフィットボクシング2でデイリー普通31分
— アスカ@打首drum (@125Uchi) January 16, 2021
上級コンビ2、フック1、ストレート1で終了ー。
いきなり上級から始まるとキッツい 笑
なんか今日は気温も高めで窓開けてもちょうどいい感じ
よっしゃ風呂!#フィットボクシング2 pic.twitter.com/GPw7kRsJJi
1980年1月25日生まれ愛媛県ご出身。
パワフルなドラムと歌声を持ち合わせている河本あす香さん。瀬戸内海のとある島で生まれたそうで、「地元の話だけで飲み会10分を引っ張れる」と公式サイトではご紹介されております。
また、ファンからは猫好きとして知られており、SNSでは猫の画像などをアップするなどマイペースな魅力の詰まったメンバーです。
ベース&ボーカル:junko
バイバイまた明日
— 打首junko (@junkosunset) January 13, 2021
とっても日が長くなった❗ pic.twitter.com/PM2fvKKfZb
1958年12月20日生まれ。
ステージでは、腰まで伸びているロングの金髪を振り回しながらベースを演奏する姿が非常にかっこいいjunkoさん。ベースのストラップには自作の鎖をつけるなど、ボーカルの大澤会長よりも目立つシーンが多いことから「インパクト担当」と、公式サイトで紹介されております。
しかし、ステージを降りるとおっとりとした性格の方で、夕日や海辺の写真などをSNSに挙げておられます。また、辛いもの好きな一面もあり、ライブ時にお手製のグリーンカレーを振舞うことがあったのですが…これについては、『10獄放送局』の「junkoクッキング」の回で解説いたします。
2018年12月に行われたライブ「junkoさんお誕生日会」で、実年齢が還暦を迎えていたことを公表し、ツイッターのトレンドになるほどの衝撃を与えました。ご本人曰く「隠してはいないつもりだが、大っぴらに公表する必要も無いと思ってた」と語っておりましたが、このことについてはメンバーの二人からも驚きの声が上がったそうです。
にしても、PVなどで演奏している姿を見ても60代には見えません…
凄いお方です。
サポートメンバー
VJ&コーラス:風乃海
VJ風乃海くんかな pic.twitter.com/cZFkv9pPfz
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 17, 2020
2017年6月に開催された「Japan's Next Vol.17」よりVJとしてデビューされた風乃海さん。VJとは「ビデオジョッキー」の略で、ライブ中の映像の編集やミックスなどを担当されている方です。
風乃海さんは3代目のVJで、打首獄門同好会が所属しているレコード会社「LD&K Records」の社員さんでもあります。
VJ:ブラッド
チダさんがモデルになっている写真が全然参考にならないというね#打首獄門同好会 #チダケイイチ #ニクタベイコウ pic.twitter.com/qfuLuOwyqY
— そぉてん@マジシャン&催眠術師 (@co23015) October 20, 2017
本名・千田圭一で、北海道旭川市ご出身。
元テレビマンという経歴の持ち主で、風乃海さんが欠席の際などに代打でVJを務めることのある方です。また、『10獄放送局』ではチダケイイチ名義でディレクターを務めており、基本的に出演者兼ディレクターとして旅に同行されたりしています。
「ブラッド」と名付けたのはjunkoさんで、本業は風乃海さんらと同じくレコード会社「LD&K Records」の社員さんです。
番外編:アシュラシンドローム・青木亞一人
いきなり勢いで作ってみてしまった
— 青木亞一人 アシュラシンドローム (@asura_aito) January 12, 2021
自身のYouTubeチャンネル。
と、登録を、お、お願いします、、。
まだ何も上がってませんけども…。https://t.co/34rYd499EI
1982年4月15日生まれ北海道札幌市ご出身。
打首獄門同好会の後輩バンドである「アシュラシンドローム」のフロントマンで、『10獄食堂へようこそ Feat. 青木亞一人』などの楽曲にも参加。ライブへのゲスト出演など打首さんとは縁深い人物です。
TM NETWORKをきっかけに音楽活動を始めたこともあり、『TM NEET WORK』といったパロディ楽曲や、ライブではアンコールで『GET WILD』を歌ったりなど、まさにFANKS。
『10獄放送局』では、junkoクッキング回に登場して以降ほぼレギュラーゲストという形で出演し続けており、いわゆる『水曜どうでしょう』の大泉洋さん的なポジションの人物として、大澤会長のドッキリなどにも引っかかるのがおなじみとなっています。また、お父様である「JP青木」こと青木昭徳さんの青南蛮みそも好評でライブや「岩下の新生姜ミュージアム」でもご購入が出来ます。