【菅田将暉】米津玄師が作詞作曲を手掛ける『まちがいさがし』も忘れられない迫力がすごい!歌詞もあわせて徹底考察!

深い歌詞と美しいメロディーが印象的で、ドラマの主題歌にも起用された菅田将暉の『まちがいさがし』。作詞作曲を米津玄師が手がけた楽曲ということでも注目を集めています。今回は、『まちがいさがし』の魅力や歌詞の意味について解説していきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.俳優業だけでなく、あらゆる方面で才能を開花させる菅田将暉
  2. 2.米津玄師が作詞作曲を手掛ける『まちがいさがし』も忘れられない迫力がすごいと話題に
  3. 3.『まちがいさがし』の歌詞を徹底考察!
  4. 4.まとめ

俳優業だけでなく、あらゆる方面で才能を開花させる菅田将暉

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菅田将暉と言えば、俳優として、そして歌手として、二足のわらじを履いて大活躍している存在です。

1993年2月21日生まれ、現在26歳でありながらすでにその才能を開花させており、彼のファンは老若男女を問いません。

菅田将暉は、2008年に第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストに選出されたことをきっかけに芸能界入りを果たしました。

大阪府出身で、インタビューやトーク番組に出演する際には関西弁でフランクな親しみやすい雰囲気を感じますが、いざ演技となればクールな天才役や時には暴力的な役柄までも見事に演じきってしまう。

どんな役柄も努力を重ねて自分のものにしてしまう実力派でありながら、彼を見ているとどんな状況でも楽しむような余裕が感じられます。どこか自由奔放でカリスマ性を感じさせる部分も彼の魅力となっているのです。

2012年に公開された映画『王様とボク』でモリオ役を務め主演デビュー。この映画では、事故のせいで12年間眠り続け、18歳になって目覚めるも心は6歳のままという難しい役所を見事に演じきりました。

2013年に公開された映画『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

2017年には『おんな城主 直虎』で大河ドラマへの出演も果たしました。

2019年には映画『アルキメデスの大戦』で主演を務め、幅広い世代から評価される俳優となり、今や国民的俳優としても活躍する存在となっています。

一方、2017年に公開された映画『キセキ -あの日のソビト-』に出演した際には劇中でグリーンボーイズというユニットを結成し、同年1月24日にはCDデビューも果たしました。

この映画はGReeeeNの『キセキ』が誕生するまでを描いた実話を基にした物語で、グリーンボーイズとはGReeeeNの前身グループの名前となっています。

さらに、同年には『見たこともない景色』でソロ歌手デビューを果たし、本格的に歌手活動も開始させます。

『見たこともない景色』はauのCM「au BLUE CHALLENGE」の「応援」篇に使用され、このCMソングを歌っているのが俳優の菅田将暉であると発表された際にはその歌唱力の高さが大きな話題となりました。

2018年1月17日には、日本テレビ系のドラマ『トドメの接吻』の主題歌としても注目を集めた『さよならエレジー』をリリース。

この楽曲は石崎ひゅーいが楽曲提供したもので、ドラマには菅田自身もホームレス役として出演しています。

同年3月21日には1stアルバム『PLAY』をリリースし、オリコン週間アルバムチャートで2位を獲得しました。

俳優としての活動はもちろんのこと歌手としての実力も非常に高く評価されており、その多彩さで世間の人を驚かせ続ける存在です。

米津玄師とタッグの組むのはこれが初めてじゃない

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2017年に発表された楽曲『灰色と青(+菅田将暉)』。

米津玄師といえば代表曲である『Lemon』や『パプリカ』が社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録しました。

米津玄師は元々は「ハチ」の名義でボカロPとして活動しており、その時代から数々の名曲を生み出していました。

以前からその音楽センスを評価されており、米津玄師名義でさらなる活躍を見せている彼と、俳優としてだけでなく歌手としてもすでに高く評価されている菅田将暉のコラボということで非常に話題となりました。

YouTubeに公開されているMVの再生回数は1億回を突破しています。

『灰色と青(+菅田将暉)』の歌詞は、楽曲に登場する2人の心情がそれぞれの視点で描かれており、米津玄師と菅田将暉のそれぞれの個性が存分に活かされています。

俳優とアーティストがコラボした楽曲と言うと話題性が先行してしまうことも少なくありませんが、『灰色と青(+菅田将暉)』はそうした商業性を感じさせないアーティスティックな名作として米津玄師、菅田将暉、どちらのファンからも非常に人気が高く、愛される名曲となっているのです。

米津玄師が作詞作曲を手掛ける『まちがいさがし』も忘れられない迫力がすごいと話題に

『まちがいさがし』は2019年5月14日に配信リリースされた楽曲で、アルバム『LOVE』にも収録されています。

アルバム『LOVE』には菅田将暉自身が作詞作曲を手がけた曲の他に、あいみょんや石崎ひゅーい、amazarashiの秋田ひろむ、忘れらんねぇよの柴田隆浩などが提供した楽曲も収録されています。

米津玄師以外にも多くのアーティストから楽曲の提供を受けているところを見ても、菅田将暉の存在感や歌声はプロデュースしたくなる魅力を持っていることがわかります。

『まちがいさがし』はオリコンデジタルシングルランキングで1位を獲得。

松坂桃李が主演を務めるドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌にも起用されました。

『まちがいさがし』の作詞作曲、そしてプロデュースを手がけた米津玄師はこの曲を制作するに当たって、「”菅田将暉じゃなくても成立するもの”ではだめだった」と語っています。

そのために悩みすぎて曲が書けなくなった時期もあったようで、こうしたエピソードを聞くとそこまで米津が惚れ込んでしまう菅田将暉の魅力というものを改めて感じさせられます。

そうして生まれた渾身の1曲である『まちがいさがし』は、米津玄師にとってはもちろんのこと菅田将暉にとっても非常に思い入れのある大切な楽曲となったのではないでしょうか。

この曲を歌う菅田の姿は一見がむしゃらに叫んでいるようでもあるのですが、しかし声は伸びやかで肩の力は抜けているようにも聞こえます。

その脱力感がいい具合に退廃的な世界観を演出していて、菅田将暉の力強くまっすぐに伸びる声がその暗い世界の中に指す一筋の光のように感じられるのです。

『まちがいさがし』の歌詞を徹底考察!

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