【徳永英明】ガチファンがおすすめする徳永英明おすすめ名曲10選
ハスキーでいてシルキーな唯一無二の甘い声をもつ、徳永英明の名曲をご紹介します。「壊れかけのレイディオ」や「レイニーブルー」など数々の名曲の中から、大ファンであります筆者がセレクトした珠玉の10曲をご紹介して、徳永英明の魅力に触れてみたいと思います。
【3位】 壊れかけのレイディオ
「壊れかけのレイディオ」は1990年に発売された10枚目のシングルで名盤の誉れ高いアルバム「ジャスティス」に収録されています。オリコンチャートでは「夢を信じて」に次ぐセールスを記録した大ヒット曲で、沢山のアーティストからもカバーされています。
華やいだ祭りの後 静まる街を背に
星を眺めていたけがれもないままに
遠ざかる故郷の空 帰れない人波に
本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio
思春期の葛藤や苦悩を綴っているような歌詞ですが、実はこの時期の徳永はシンガーソングライターとして生きていく事に不安を抱いていました。
「レイニーブルー」のヒットでその存在を示した彼ですが、その後の音楽活動は、事務所の社長と徳永の2人だけで行なっていました。音楽活動以外の雑務もこなしながら続けてきたのですが、音楽性に違いから、社長と袂を分ける事となり独立した後に作った歌でした。
そうした背景があるからこそ、「本当の幸せとは何だろう」と深く自身を見つめ直したこの曲は沢山の人の胸に響くものがあるのではないでしょうか。
【2位】 最後の言い訳
「最後の言い訳」は1988年にリリースされた6枚目のシングルで、アルバム「リアライズ」に収録されています。
いちばん大事なものが いちばん遠くへいくよ
こんなに覚えた君の すべてが思い出になる
イントロのピアノのフレーズだけでもう、胸が熱くなってしまう大名曲ですが、この「いちばん大事のものなのに、何故かいちばん遠くなってしまう、いちばん近くにいるのに、いちばん分かり合えない」これは時代が変わってもきっと変わらない、人生の中で誰しもがぶちあたるテーマではないでしょうか。
徳永本人も歌番組の中でこの曲を歌いながら、別れた彼女の事を思い出して涙を浮かべた事があるそうです。
【1位】myself~風になりたい
「Myself〜風になりたい〜」は1989年にリリースされた8枚目のシングルで、アルバム「リアライズ」に収録されています。
まだあまり徳永英明を聴いたことのない方には、ベスト盤も良いのですが、このオリジナルアルバムの「リアライズ」をお勧めします。名曲ばかりです。
心に架ける虹は
束の間でも
皆んな 生きてく為に めぐり逢うなら
ただ悲しみ そんな言葉に負けないで
僕も淋しさを越えて
踊る風になりたい
失恋や誰か大切な人との別れなどで傷ついている時に、ふと立ち止まって自分自身を見つめなおす。「淋しさを越えて 踊る風になりたい」もう一度、軽やかな心で前を向いていこうか。そんな風に私は受け取っています。何度も勇気をもらった屈指の大名曲だと思います。
徳永英明の名曲選、いかがでしたか?
唯一無二の声をもつボーカリスト、徳永英明の名曲をご紹介いたしました。彼は沢山のカバー作品も出していて、そのどれもが素晴らしいクオリティです。しかし、シンガーソングライターとしても本当に素晴らしいので、是非彼のオリジナル楽曲に触れていただけたら、私も嬉しいです。