菅田将暉率いる「グリーンボーイズ」を知っているか?映画「キセキ-あの日のソビト-」で「声」を熱唱!
映画「キセキ-あの日のソビト-」から飛び出したユニット、グリーンボーイズ。彼らが劇中で披露するGReeeeNの「声」が最高だったと話題に!こちらでは映画のあらすじをご紹介、そしてGReeeeNの「声」と歌詞など比較しつつ、グリーンボーイズについてまとめました。
「グリーンボーイズ」とは
映画「キセキ-あの日のソビト-」の中でGReeeeN役を演じたメンバーのこと
映画「キセキ -あの日のソビト-」に登場するグリーンボーイズとは、実在する日本のバンド、GReeeeNを演じた4人の俳優、菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮によって結成されたユニットのことです。ちなみに「グリーンボーイズ」とはGReeeeNがメジャーデビューする前、インディーズ時代のバンド名です。
グリーンボーイズは映画公開後、劇中で歌っていた曲、「声」「道」「キセキ」を収録したCDを発表し、テレビ朝日系で放送されているミュージックステーションにも出演するなど活躍しました。
メンバープロフィールをGReeeeNのメンバーと当てはめて紹介
それではグリーンボーイズの4人の俳優がGReeeeNのどのメンバーを演じたのか、キャストを見てみましょう。
- HIDE(ヒデ)…菅田将暉
- navi(ナビ)…横浜流星
- 92(クニ)…成田凌
- SOH(ソウ)…杉野遥亮
「キセキ-あの日のソビト-」とはどんな映画だったのか
「キセキ」が作られるまでの実話を忠実に描いた作品
「キセキ -あの日のソビト-」は2017年1月28日に公開された映画です。この作品はGReeeeNの結成、そして「キセキ」という歌が生まれるまでの実話を忠実に描いており、興行収入10億円を突破する大ヒット作品となりました。
GReeeeNのメンバーを演じる菅田将暉らは撮影の2ヶ月前からボイストレーニングなどに励み、それから撮影に臨んだそうです。劇中で彼らは歌を披露しますがみんな歌がうまくてすごいと絶賛されていました。GReeeeNの実話を元にするということで彼らなりのリスペクトや映画に賭ける想いが伝わってきますね。
あらすじ(ネタバレ)や見どころ紹介
それでは、「キセキ -あの日のソビト-」のあらすじや見どころをご紹介しましょう。
High Speedというメタルバンドを組んでライブ活動を行っていたJINと、医学部を目指して浪人中のHIDE、そして心臓外科医の父。もともとはHIDEもJINと共に音楽活動をしていましたが受験に専念するため、一旦音楽から離れていました。しかし努力もむなしく、志望校には受かりませんでした。
二浪目に突入したHIDEは同じく二浪のナビと予備校通い、そしてJINは厳格な父の反対を押し切ってメジャーデビューを果たします。JINは父と折り合いが悪くなり、1人暮らしを始めました。HIDEは歯科医へと志望校を変更、二浪してようやく合格を勝ち取ります。
しかしメジャーデビューしたJINのバンド、High Speedはセールスの伸び悩みからバンド内のの空気が悪化、さらにはJINがプロデューサーにキレてしまい、バンドは空中分解状態に。
そんなころHIDEはまた音楽活動を始め、ナビ、クニ、ソウの4人で曲作りなどをしていました。そして出来上がった曲、「声」を兄、JINに聴かせるのです。
JINは彼らに才能を感じ、その曲を編曲しました。4人は「Green Boys」と名乗り、「声」をライブで披露、大成功を収めます。
そしてJINの熱心な売りこみもあり、4人はGReeeeNとして「道」でメジャーデビューをすることになるのです。そして勢いそのままに2枚目のシングル、「キセキ」の作曲にとりかかりました。しかしHIDEもJINも、まだ残る一つの大きな壁を乗り越えていませんでした。それは父のことです。まだ父はバンド活動のことを許していませんでした。
しかし一つの奇跡が起こるのです。父がずっと診ていた難病の少女が、GReeeeNの「キセキ」を聴いて勇気づけられ、手術を受ける決心をしたのでした。「GReeeeNみたいな曲を作れ」と、彼らの正体を知ってか知らずか、父にそのように励まされながら、HIDE、そしてJINはようやく晴れ晴れとした気持ちで音楽に取り組むことができるようになったのです。
見どころはリアリティ溢れる彼らの結成から「キセキ」までのストーリーもそうですが、バラバラだった家族も「キセキ」によって一つになった、というところでしょうか。また、ダブル主演の菅田将暉と松坂桃李の演技も素晴らしく、ストーリーにリアリティをさらにもたらしています。
ソビトの意味は?
ところで、映画のタイトル、「あの日のソビト」の「ソビト」ってどういう意味なのでしょうか。タイトルから気になって、映画を見ても、映画の作中では特に「ソビト」について語られることも触れられることもありませんでした。
「ソビト」については映画が公開された直後にJINがツイートしていた内容が興味深いです。
「この素人(しろうと)が!」
— JIN (@JIN___X) February 3, 2017
昔
プロの世界でよく飛び交う言葉だった
そりゃ誰しも初めは素人
だからこそ持てる武器がある
それは「可能性、好奇心」
GReeeeNは今もずっと素人なんだな
(`・ω・´)ノ
未来ある沢山のソビト達へ
「他人の価値観に負けんなよー!」
どうやら「ソビト」とはGReeeeNお得意の造語であり、常に新しいものに挑戦し続ける「素人」のこと、自由に挑戦しつづける人のことを言うのだそうです。そして「ソビト」は「素人」、「空人」という字をあてるのだそう。
JINのツイートはこれから新しいことに挑戦する人たちにとってとても力強い言葉になったことでしょう。