【THE HIGH-LOWS】といえば『日曜日よりの使者』!曲に込められた想いを徹底考察!
ザ・ブルーハーツ解散後にヒロトとマーシーが結成したバンド『THE HIGH-LOWS』その代表曲として今も人気の高いナンバー『日曜日よりの使者』。歌詞も印象的ですよね。今回は『日曜日よりの使者』について、その歌詞や魅力を考察していきます。
THE BLUE HEARTS一部メンバーを中心に結成されたTHE HIGH-LOWS
THE HIGH-LOWSはTHE BLUE HEARTS解散後に、ボーカルの甲本ヒロトとギターの真島昌利を中心に結成されたバンドです。
1995年にTHE BLUE HEARTSが解散し、ギターのマーシーこと真島昌利は新バンドを始めようと、メンバーを探していました。
THE BLUE HEARTS時代から親交のあったドラマーの大島賢治、ベーシストの調先人、そしてキーボードプレイヤーの白井幹夫に声をかけます。
あとはボーカルですが中々見つからず、THE BLUE HEARTS を辞めて暇そうにしていた(真島談)甲本ヒロトを誘って、メンバーが揃います。これがTHE HIGH-LOWS結成の経緯です。
THE HIGH-LOWS
- 甲本ヒロト(ボーカル・ギター)
- 真島昌利(ギター・コーラス)
- 調先人(ベース・コーラス)
- 大島賢治(ドラム・コーラス)
- 元メンバー・白井幹夫(キーボード・コーラス)
しかし、人気のあったTHE BULE HEARTSは、何故解散してしまったのでしょうか?解散後にすぐ一緒にやっているくらいですから、ヒロトとマーシーが仲違いした訳では無さそうです。
THE BLUE HEAETSは1985年に結成されたバンドで、1987年にシングル『リンダリンダ』でメジャーデビューを果たしました。
多くのメディアで言われているのが、ベーシストの河口純之助がある宗教にハマってしまい、スタッフのみならず、ファンまで誘った事にメンバーが怒った為とされています。それが本当なら、やっぱりまずいですね。
また、当時甲本がバンドを脱退する事を考えており、彼が抜けるのであればもうブルーハーツでは無いねという事で、解散という運びになったとも言われています。
そして、その後結成されたTHE HIGH-LOWSですが、1995年にシングル『ミサイルマン』でデビューを果たします。
同年にはドラマの主題歌を担当、翌年にはあのセックス・ピストルズの初来日時のオープニングアクトを務めるなど、元人気バンドのメンバーが組んだらしく、大活躍を見せます。
最高ですね!これはピストルズ初来日の時のオープニング・アクトの演奏ですが、1964年のビートルズ初来日に時の内田裕也、尾藤イサオ達が演奏した『ウエルカム!ビートルズ!』を完全にパロっています。
その後『青春』や『十四才』『夏なんだな』などのヒットを出しますが、2005年に『バンドが活気を失った』という理由で解散。結成から10年での解散は、奇しくもTHE BULE HEARTSと同じ周期です。
THE HIGH-LOWSといえば『日曜日よりの使者』
そんなTHE HIGH-LOWSの楽曲として、多くに人がすぐに思い浮かぶのが、今回のテーマ『日曜日よりの使者』ではないでしょうか?
この楽曲は結成した1995年にリリースされたファーストアルバム『THE HIGH-LOWS』に収録されているナンバーで、その後シングル『スーパーソニックジェットボーイ』のカップリング曲として、さらに2004年に22枚目のシングルとしてもリリースされています。
このように3回も世にリリースされている程、『日曜日よりの使者』はキャッチーで、人々の心を掴んで離さない名曲であるといえます。
ホンダのキャンペーンCMソングや、テレビドラマ『彼女が死んじゃった〜』の挿入歌などたくさんのタイアップがつき、多くの人の耳に触れていました。
その中でも『ダウンダウンのごっつええ感じ』で使用されていた印象が強い人が多いのではないでしょうか。
実は、この楽曲はダウンタウン、特に松本人志と関わりが深い、と言われています。松っちゃんこと松本人志とハイロウズ?と思われる方もいるかも知れませんね。その辺りについて、次の項目で、歌詞を検証しながら見ていきましょう。