【徳永英明】ガチファンがおすすめする徳永英明おすすめ名曲10選
ハスキーでいてシルキーな唯一無二の甘い声をもつ、徳永英明の名曲をご紹介します。「壊れかけのレイディオ」や「レイニーブルー」など数々の名曲の中から、大ファンであります筆者がセレクトした珠玉の10曲をご紹介して、徳永英明の魅力に触れてみたいと思います。
数々の名曲を生み出した徳永英明とは?
徳永英明は1961年福岡県生まれ。兵庫県で育ったため、日常会話では関西弁を話しますが、時々インタビューなどでは九州弁の訛りが出ています。
中学3年生の時にラジオで聴いた、井上陽水の「氷の世界」に衝撃を受け、音楽で自分の世界を表現していく事に興味を持ちます。
19歳の時に上京して、アルバイトをしながらミュージシャンを目指します。レコード会社の近くの飲食店で働きながら、業界の関係者に顔を覚えてもらい、自作のデモテープを渡すなど、積極的にアピールをしていました。
1985年、第2回マリンブルー音楽祭でグランプリを受賞、その主催者が指揮を執るミュージカルの主役にも抜擢されました。
翌年の1986年にはRadio Cityレコードからデビュー曲であり代表曲となる「レイニーブルー」、そしてアルバム「Girl」をリリースします。
実は徳永は父親から「25歳までにデビュー出来なかったら、自分と同じように保険の営業マンになれ」と言われていました。約束ギリギリの24歳10ヶ月でのデビューを果たした徳永英明のミュージシャン人生はかくして始まりました。
1990年には代名詞とも言える大ヒット曲「壊れかけのレイディオ」をリリース、同曲を収録した名盤「ジャスティス」はファンの間でも最高傑作の呼び声が高いアルバムです。
徳永英明の名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?
徳永英明の名曲はなぜ長い間人々に愛され、聴かれ続けているのでしょうか?色々な理由があると思いますが、まずは何と言っても彼の歌声の素晴らしさでしょう。儚さや切なさを感じさせながらも、力強く、優しく包み込んでもくれるような声です。
最近の徳永英明は様々なアーティストの曲をカバーしていますが、どれを聴いても本来の楽曲の持つ良さを生かしたまま、“徳永英明の曲”になっていて、その力量に驚かされます。
そして、一度でも彼のライブを体験した人なら分かると思いますが、とにかくライブパフォーマンスが抜群に素晴らしいのです。ライブは誤魔化す事が出来ない、真の力が試される場所ですが、徳永英明は本当のプロであるところを見せてくれます。パワフルでいながら繊細で、表現力がとても高いボーカリストです。
徳永英明の名曲ランキングTOP10
徳永英明の名曲をご紹介しましょう。ここに収まりきらないほど名曲に溢れているので、これを聴いて興味を持っていただけたら、是非彼のアルバムを聴いていただきたいと思います。
【10位】 夢を信じて
「夢を信じて」は1990年にリリースされた9枚目のシングルで、オリコンチャートにおいては、徳永英明の現時点での最大のヒット曲となっています。アルバム「INTRO.ll 」に収録されています。
テレビアニメの「ドラゴンクエスト」の主題歌として使われ、2013年に徳永が紅白に出演した際に歌唱されました。
夢を信じて
生きてゆけばいいさと
君は叫んだだろう
明日へ走れ 破れた翼を
胸に 抱きしめて※
“夢を信じて きつい状況でも 前を向いて進んでいこう”というポジティブなメッセージをもつこの曲は、東日本大震災を受けて発売された、チャリティーアルバムにも収録されています。
映像を見て思い出したのですが、徳永英明は八重歯もチャームポイントですね。
【9位】 あなたのために
1988年、4枚目のオリジナルアルバムとして発表された「DEAR」に収録されたナンバーです。「あなたのために」は、徳永英明本人が初めて主演したテレビドラマ「悲しいほど好き〜Mr.ダンディお嬢様に恋をする〜」のエンディング曲に起用されています。
二人になる瞬間へ 走りだして 行くために
身に振りかかる わずらわしさ
突き抜けてみせる いつ だって
沸き起こる とりとめない想い
すべて 愛しさへ つづく
若さ溢れる徳永英明の真っ直ぐな愛と情熱が伝わってくる楽曲で、特に女性が好きな曲にあげる事の多い名曲です。
【8位】 風のエオリア
「風のエオリア」は1988年にリリースされた5枚目のシングルです。松下電器(現在のパナソニック)のエアコン「エオリア」のCMソングとしても大変お馴染みの曲ですね。
「だからエオリア」と始まるこの曲は松下電器側からの依頼で、「だから(松下電器の)エオリアを買ってください」というニュアンスが含まれていました。最初は断っていた徳永でしたが、松下電器側の熱心さに折れ作られた楽曲です。その熱意がなければ生まれなかった名曲というわけですね。
だからエオリア
夢にまで 恋の風があふれたら
ひとりエオリア
泣かないでどんな声もはこんで
「だからエオリア」何と言ってもこの言葉のインパクトは絶大ですね。「エオリア」とはイタリアのシチリア島北東沖、ティレニア海南部の島々の諸島の名前ですが、そこに吹く爽やかな風のイメージでしょうか。「だからエオリア」って、すごいですね。