音楽の「ダイナミクス」の意味とは?具体例も紹介!

記事の目次

  1. 1.音楽の「ダイナミクス」の意味とは?
  2. 2.ダイナミクスのある音楽の例
  3. 3.簡単でないダイナミクス表現
  4. 4.まとめ
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クラシックやジャズなどの歌の無いインストゥルメンタルにも同じことが言えます。直接的に言葉という表現手法が無い分、演奏だけで感情(喜びや怒り・悲しみ・哀愁などの喜怒哀楽)を伝えるダイナミクスを主とした演奏の重要性がより高くなってきます。
 

また、ダイナミクスにおけるバランス感覚も大きな意味合いを持ってきます。単純に強弱があれば良いわけではありません。曲の変化に合わせた音量や音圧の調整、それに合わせた細かい演奏方法の変化など実はミュージシャンは多岐にわたり神経を使いながら演奏しています。そうすることによって歌詞の内容や感情表現をリスナーに伝えることができるんですね。
 

まとめ

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普段何気なく聴いている音楽も楽器演奏者やヴォーカリストによる細かいダイナミクスを付けるという工程を経て製作されています。歌謡曲やポップスにおいてはプロデューサーがそれを指示しながらレコーディングされていたりもします。

歌を聴いていて感動したり共感したり、気分がアガったり踊ったり。その裏ではミュージシャンやヴォーカリスト、プロデューサーなどの音楽制作者によるダイナミクスにこだわった作曲、作詞、編曲があります。ダイナミクスが曲の出来栄えを決定付けるといっても過言ではありません。普段何気なく聴いている音楽もこういった部分を意識して聴いてみるとまた違った側面が聴こえてくるかもしれません。ダイナミクスを知ることによって音楽の新しい発見を見つけてみてください。

 

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