【ビートルズ】誰もが知ってる、横断歩道のジャケットのアルバムのタイトルは?

横断歩道をビートルズのメンバーが横切っているジャケットで有名な「アビイ・ロード」はビートルズのアルバムの中でも名盤!と評価が高い作品です。こちらではこの横断歩道の場所や撮影時のエピソード、そしてアルバムの全曲解説など、総まとめしました!

記事の目次

  1. 1.世界的UKロックバンド「ビートルズ」の名盤といえば
  2. 2.この横断歩道もまた、”世界一有名な”横断歩道となった
  3. 3.ビートルズ「アビイ・ロード」の収録曲
  4. 4.ビートルズの名盤「アビイ・ロード」まとめ

世界的UKロックバンド「ビートルズ」の名盤といえば

ビートルズ「アビイ・ロード」は12作目のアルバム

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横断歩道を4人が横切るジャケットでお馴染み、ビートルズの「アビイ・ロード」はビートルズにとって12作目のアルバムであり、1969年9月26日にイギリスで発売されました。ビートルズは1970年に活動停止、解散しましたのでこのアルバムは彼らの活動後期のアルバムとして位置づけられます。

実はこのころ既にビートルズはバンドとしての存続の危機にありました。解散の噂もありながら、このアビイ・ロードはメンバーが「最後にアルバムをもう1枚作ろう!」ということで作られたアルバムなのです。

余談ですが最初はこのアビイ・ロードが彼らの最後のアルバムとされていましたが、「レット・イット・ビー」に収録されている曲の一部は、1970年の3月から4月にかけて再プロデュースし直されていることが判明し、順序は逆、つまりアビイ・ロードは解散の1枚前の作品、ということになっています。

誰もが見たことのある横断歩道のジャケットは今も世界中で愛されている

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アビイ・ロードのアルバムジャケットは一度みたら忘れられない、インパクトのある写真が使われています。ビートルズファンであればもちろんご存知だと思いますが、そうではない層にも、「見たことがある」というジャケットではないでしょうか。

解散するかもしれないという危機的状況の中制作されたこのアルバムは、ビートルズ後期の曲の中にあっても、かなり評価の高いアルバムです。特にこのアルバムのB面は当時ローリングストーン誌が大絶賛していました。アメリカのビルボード誌においても11週連続で1位を獲得するなど、大ヒットを記録しています。

まさにこのアビイ・ロードは当時もそして現在も、ファンから愛されているアルバムなのです。

この横断歩道もまた、”世界一有名な”横断歩道となった

この横断歩道、どこにあるの?

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横断歩道を渡る4人の写真が印象的なアビイ・ロード、当然、気になるのはこの横断歩道はどこにあるのか?ということですよね。

この横断歩道はイギリスはロンドン、EMIスタジオの前にある横断歩道です。このEMIスタジオはビートルズがレコードの録音などを主に行う場所で、アビイ・ロードのときもそうでした。

アルバムのヒットも受け、このEMIスタジオはアビイ・ロード・スタジオと名称を変更しました。現在ではこのまさに「世界一有名な横断歩道」にビートルズファンが世界各国から聖地巡礼に訪れる一つの観光スポットにもなっています。

そのせいもあり、この横断歩道はイギリス政府により文化的・歴史的遺産として指定されました。建造物以外がこの遺産として指定されるのは初めてのことだそうです。

アビイ・ロードのジャケットにはどんな意味が込められているのか?

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Photo by12019

さて、この横断歩道を4人が横切っていくジャケット写真、なにか意味は込められているのでしょうか。ちなみに並び順は右から順に、ジョン、リンゴ、ポール、ジョージ、となっています。ビートルズ解散危機の中作成されたアルバムですし、気になるところですよね。

当初、アルバムジャケット撮影は、エンジニアをつとめていたエメリックが吸っていたタバコの銘柄、「EVEREST」にちなみ、場所はエベレストで撮ろう!という案があったそうです。しかしポールが「そんなところまでわざわざ行くのは面倒だ」と言い、「ちょっと外に出て写真撮って、通りの名前にちなんで”アビイ・ロード”って名前のアルバムにしては?」と提案したため、そのように決まったとのこと。

世界中のビートルズファンから愛されることとなったこのジャケット写真は実はこんなに気楽な感じで決まったのですね。というわけで特に深い意味があったわけではないようです。しかしメンバーは撮影時には色々と考えたようでポールの手書きのメモが残っています。

ジャケット撮影秘話やトリビア色々紹介

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Photo by Luiz Fernando Reis MMF

アビイ・ロードのジャケット写真にはさまざまなトリビア、裏話があります。

  • ジャケット写真が撮影されたのは1969年8月8日、午前11時半ごろ。メンバー4人が横断歩道を左右に渡るところを10分かけて6枚撮影。
     
  • ジャケットの裏面の写真は、「ABBEY ROAD」のという通りの名を撮影したところ、偶然ブルーの服を着た女性が横切って映ってしまったものをメンバーらが面白がってそのまま使用した。
  • 「ポール死亡説」が飛び出す。これはポールだけが裸足なのと他の3人のメンバーの服装をそれぞれ「牧師」「葬儀屋」「墓を掘り起こす人」に見立てられたことが原因?もちろんポールは生きています。
  • RED HOT CHILI PEPPERSなど後の有名アーティストらのジャケにパロディされるなど、非常にパロディ作品の多いジャケットでもある。
アビイ・ロードのジャケットにまつわる裏話はこれで全部ではありませんが、たった1枚のジャケットでこれだけの話が出てくるというのもさすが、ビートルズならでは、なのでしょうね。
 

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ビートルズ「アビイ・ロード」の収録曲

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