【東京事変】ベストアルバム「東京コレクション」には多くの名曲が収録されている!収録曲をご紹介!

2012年に解散した東京事変が2020年に復活を果たします。ベストアルバムでありライブアルバムでもある「東京コレクション」には多くの名曲が凝縮されています。復活を喜びつつ、今一度、東京事変の楽曲に触れる意味でも、「東京コレクション」を聴いてみませんか?

記事の目次

  1. 1.圧倒的音楽センスで多くのファンを魅了した東京事変
  2. 2.ベストアルバム「東京コレクション」には伝説的な名曲が収録された
  3. 3.ベストアルバム「東京コレクション」収録曲のご紹介
  4. 4.まとめ

キラーチューン

2007年にリリースされた3枚目のアルバム「娯楽(バラエティ)」に収録されています。

メンバーが楽しくアレンジした背景や浮雲のカントリーチックなギターアレンジもあり、東京事変の楽曲の中ではポップな要素が強い曲です。聴きやすい曲の割に綿密に練られたアレンジもあり、演奏やボーカルの難易度は東京事変の中では難しいのですが、メンバー全員が楽しそうに演奏しているのは流石ですね。動画では奇抜な服装と笑顔の亀田師匠等、普段は見られないメンバーを観る事が出来ます。

ライブでは間奏のギターソロに磨きがかかっており、ドラムが前面に押し出されたサウンドになっており、こちらの方がよりノリやすいアレンジになっています。

OSCA

こちらも「娯楽(バラエティ)」に収録されています。この曲の作詞作曲は浮雲が手掛けており、少し毛並みが違うかもしれません。先ほどのキラーチューンとはうって変わり、激しい東京事変です。イントロから炸裂する師匠のベースソロと刃田のタイトドラムがとても格好いいですね。ベースが噛み合う中、キーボードとギターが徐々に入ってきて、畳みかけるようにAメロが始まります。

「東京コレクション」に収録された「OSCA」は後半に大胆なアレンジが加えられており、早口で歌いあげる椎名林檎の歌声を是非聴いてみて下さい。

ピノキオ

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ピノキオは「OSCA」のB面として収録されており、同時期に発売されたB面集の「深夜枠」に収録されています。人間とピノキオを題材した曲との事ですが、作詞をした井澤はピノキオの事をよく知らなかったそうです。バラードであり、「東京コレクション」を通して聴く時の箸休め的な曲でしょうか。師匠のうねるようなベースラインが特徴的です。

閃光少女

2010年に発売された4枚目のアルバム「スポーツ」に収録されています。スバル「軽 STELLA R2」のCMにも起用されており、東京事変を知らない人でも聴いた事があるかもしれません。

師匠が真冬にフードを被って歩く12歳位の少女をみて、「この子は誰に出会って、どういう人生を送るんだろう?」と思い作られた曲であり、林檎が歌詞をつけました。歌詞も「切り取ってよ、一瞬の光を」「私は今しか知らない 貴方の今を閃きたい」と、少女の一瞬一瞬の場面を連想させるものとなっています。

曲自体も3分と東京事変にしては非常に短いですが、その中にメンバー達の思いが詰め込まれています。間違いなく東京事変の中でも伝説的な名曲でしょう。

透明人間

2006年に発売された2枚目のアルバム「大人(アダルト)」に収録されています。アルバム曲でありながら人気も高く、2018年にライオンの「NONIO」のCMにも起用されています。

イントロの軽快なベースソロと、サビの踊りだしたくなるようなキーボードが特徴的です。2006年に発表された後、何度もライブで歌われている曲です。2009年12月24日にフジファブリックの志村正彦氏が亡くなり、その数日後に行われたCOUNT DOWN JAPAN LIVEでは椎名林檎は白いハンカチを振って、この曲を歌いました。親交のあった志村正彦氏に向けた追悼の意味があったとされています。歌詞も結果的にリンクしたものになっています。

ちなみに2012年2月29日に行われた解散ライブで最後に歌われたのがこの「透明人間」でした。きっとメンバーも大好きな曲だったのではないでしょうか?

群青日和

東京事変の原点ともいえる曲です。
2004年に発売されたファーストアルバム「教育」に収録されています。
椎名林檎がバンドを組む事でも衝撃的でしたが、何より驚かされたのはその演奏陣でした。日本を牽引する人達が織りなす演奏は圧巻の一言でした。

ちなみに当初のキーボードはH ZETT M、ギターはヒラマミキオであり、PVには彼らが映っています。クールに演奏する林檎が最後の最後にはにかむ様子は一見の価値があるので、是非動画を視聴して下さい。

東京事変の東京コレクションを聴きなおそう

他にも名曲と名高い「スーパースター」や椎名林檎時代の楽曲「丸の内サディスティック
」等、ここで紹介しきれなかった曲以外にも多くの伝説的な曲が「東京コレクション」には収録されています。曲のアレンジ、林檎の歌の表情等、何度も聴く事できっと新たな発見が生まれます。ライブならではの臨場感が味わえるのも、ライブアルバムの良いところですね。

まとめ

今回は東京事変の解散後の足跡や、「東京コレクション」に収録されている曲の紹介をさせていただきました。椎名林檎、東京事変の名曲達は何年経っても色あせる事はありません。きっとメンバーも沢山の曲を収録したかった事でしょう。

東京事変が活動を再開する今だからこそ、聴きなおしてみる名盤です。「東京コレクション」を通じて、他のアルバムも是非聴いてみましょう。

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