【東京事変】ベストアルバム「東京コレクション」には多くの名曲が収録されている!収録曲をご紹介!
2012年に解散した東京事変が2020年に復活を果たします。ベストアルバムでありライブアルバムでもある「東京コレクション」には多くの名曲が凝縮されています。復活を喜びつつ、今一度、東京事変の楽曲に触れる意味でも、「東京コレクション」を聴いてみませんか?
圧倒的音楽センスで多くのファンを魅了した東京事変
圧倒的な音楽センス、日本を代表する演奏者で構成された東京事変。惜しくも閏年の2012年に解散します。4年後に再び訪れた閏年である2016年には椎名林檎の配信限定シングル「ジューダム」に東京事変のメンバーが集結し、ファンを喜ばせました。
その後もメンバーは各々の活動で日本の音楽シーンを牽引していきます。椎名林檎は勿論の事、ベースの亀田師匠は様々なアーティストのプロデュース、ギターの浮雲は星野源のサポート、ドラムの刄田 綴色はRADWIMPSのサポート、キーボードの井澤一葉は米津玄師の「lemon」のキーボード等の大役を果たしています。
東京事変の復活
そして2020年1月1日、2度目の閏年に嬉しいニュースが飛び込んできました。東京事変が8年ぶりに復活します。既に新曲の「選ばれざる国民」が配信リリースされています。そして全国ツアーも発表されました。
その復活を喜びながら、今一度東京事変の名曲に触れてみませんか?
ベストアルバム「東京コレクション」には伝説的な名曲が収録された
「東京コレクション」は東京事変が解散した月である2012年2月に発表されたアルバムです。数々のライブの中から選び抜かれた14曲が収録されています。今でこそ椎名林檎はベストアルバムである「ニュートンの林檎~初めてのベスト盤~」を発表していますが、当時の椎名林檎はベストアルバムを発表する事に抵抗を感じていました。
ベストアルバムをリリースはすれど、ライブアルバムとして発表されたのは、そういう経緯があったからです。収録曲はメンバーが厳選したライブ音源と新曲1曲の14曲からなります。楽曲は発売した順番ではなく、演奏されたライブの年代により分けられています。現在から過去へと遡るように収録されており、現在から東京事変が結成された原点まで立ち返る意味があったのかもしれません。
東京事変のメンバーが選んだ「東京コレクション」の収録曲
収録曲は
1.三十二歳の別れ
2.禁じられた遊び
3.かつては男と女
4.キラーチューン
5.OSCA
6.ミラーボール
7.復讐
8.ピノキオ
9.閃光少女
10.透明人間
11.丸の内サディスティック
12.スーパースター
13.群青日和
14.夢のあと
となっています。
収録曲は必ずしもシングル曲が網羅されてはおらず、ライブの熱量を重視して選ばれています。「あの曲がない」「この曲が収録されている」と感じるかもしれませんが、どの曲も間違いなく伝説的な名曲であり、観客の歓声や拍手がそのまま収録され、ライブの臨場感が再現されています。また演奏陣のセンスに溢れたアレンジが施されている曲もあります。
セールス的にはオリコン1位を達成し商業的にも成功しています。ライブアルバムが1位を取るのは11年5カ月ぶりという快挙であり、その時の作品は椎名林檎の「絶頂集」でした。同じボーカルが再び首位を取った事からも、椎名林檎がずっと日本の音楽シーンを引っ張ってきた事が分かります。
ベストアルバム「東京コレクション」収録曲のご紹介
禁じられた遊び
2011年にリリースされた5枚目のアルバム「大発見」に収録されており、後に椎名林檎のライブでも何度か演奏されており、人気のある曲です。
ライブでは楽曲の椎名林檎の艶っぽい歌声が更に強調され、演奏もより洗練されています。演奏後の林檎の静と演奏陣の動の対比が素晴らしいです。「東京コレクション」でも井澤のキーボード、浮雲のギターソロは健在です。
「三十二歳の別れ」は観客不在の中で演奏された新曲であり、東京事変のライブの躍動感は実質こちらの曲から再現される事になります。