「伴奏」の意味や役割を紹介!伴奏とは何なのか?
音楽に厚みを加え、その曲が持つ物語を一層引き立てる役割を持つ「伴奏」。
合唱コンクール等でもピアノ伴奏を担った方がいらっしゃるのではないでしょうか。
伴奏は指揮に匹敵するほどの重要性を持ち、鍵を握っていると言っても過言ではありません!
今回は伴奏についてご紹介していきます。
記事の目次
「伴奏」とは?
●メロディーと伴奏の違いは?
メロディーが主旋律を歌ったり奏でたりするものだとしたら、伴奏を担うパートはそのメロディーの背景だと考えて良いと思います。
英語の歌詞が多く入っている場合など曲の種類によってメロディーラインよりも伴奏を敢えて目立たせることによりスパイスを効かせたりなんかする曲も稀にありますが、基本的にはメロディーを引き立てるのが伴奏です。
どんなに綺麗な絵でも、背景に映る世界が雑多であればきっと落ち着いて絵を嗜むことは難しいのと音楽も同様です。
カラオケで歌う場合も伴奏のミュージックがあるからこそ楽しく堂々と歌えますよね!
伴奏はメロディーがぐっと引き立つように飾りや厚みを効かせて、その曲の世界観を作り出す役割と言っても過言では無いと思います。
●伴奏はどんなことを意識すれば良い?
伴奏パートを担う時どんなことを意識すれば良いのか、というとやはり先程の段落で触れた通り「メロディーを引き立てる」役割である点を忘れないことだと思います。
邦楽然り吹奏楽、オーケストラ、合唱など音楽のジャンルは様々ですので、引き立てるとひとくちに言っても勿論それぞれで臨機応変に対応する能力あっての技術です。
メロディーラインが気持ちよく演奏出来るように伴奏は意識すべきですが、メロディーが盛り上がる時には伴奏はそのアシストをすることも大切。
あくまでもメロディーラインを超えて目立ちすぎないように、しかし曲の色をしっかりと理解して演奏することが大切です。
これまで伴奏にはあまり注意していなかったという方も、曲の世界観を作り出してメロディーをより魅力的に見せる伴奏パートの存在に注目していただけたら嬉しいです!