音楽用語「Auftakt(アウフタクト)」「弱起」の意味を解説!

音楽をやっているときに、「アウフタクト(弱起)」という言葉を聞いたことはありませんか?

曲の中で大変オシャレな役割を持つこのアウフタクトについて、今回は意味や代表的な曲などをまとめていきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.音楽用語「Auftakt(アウフタクト)」「弱起」の意味とは?
  2. 2.「Auftakt(アウフタクト)」「弱起」の曲

音楽用語「Auftakt(アウフタクト)」「弱起」の意味とは?

Photo bywhoalice-moore

音楽に関わったことのある方なら聞き覚えがあるであろう、「アウフタクト(弱起)」という言葉。

私は初めて聞いた時に「アフタクト」と教えられたので、その言葉が「アウフタクト」だったことはのちに知りました。

そんなアウフタクトの意味はと言うと、曲が第1拍目から始まらないことを指します。曲の始まりではなく途中だったとしても、小節の最初からフレーズが前小節の途中からフレーズが始まることです。

例えば指揮を振ると考えたとすれば、1拍目を打つ前にすでにフレーズが始まっている状態です。1拍目が始まる準備拍段階という説明も出来るでしょうか。

アウフタクトが入ると非常にオシャレな印象となり、かつ印象深いフレーズになります。

「Auftakt(アウフタクト)」「弱起」の曲

Photo byFotoshopTofs

アウフタクトが代表的な曲はいくつかありますが、今回は代表的な2曲をご紹介します!

ハッピーバースデートゥーユー

誰もが知っている曲で、アウフタクトが印象的な曲は誕生日の時に歌う「ハッピーバースデートゥーユー」。

タイトルがそのままハッピーバースデートゥーユーだったことも最近知りましたが、出だしのハッピバースデートゥーユーの「ハッピ」の部分。一拍目に来ず、すでに一拍目の拍を落とす時には「バースデー」の「バ」に当たるのです。

lemon

他にもアウフタクトがポイントの曲はいくつかありますが、ポップスの代表曲は米津玄師さんの「lemon」です。

サビの「あの日の苦しみさえ(1番)」の「あの日の」にあたる音符はアウフタクトです。

アウフタクトの部分が滑り込んでくることによって脳内に刻み込まれる印象が強くなる感覚がありますね。

関連記事

Article Ranking