【Aimer】夏目友人帳ED主題歌『茜さす』がストーリーにぴったりと話題!

“奇跡の歌声”と多くの有名人からも支持されているシンガーソングライターのAimer(エメ)。今回は、アニメ『夏目友人帳 伍』のエンディング曲に起用され話題となった楽曲「茜さす」をご紹介。「茜さす」の歌詞を徹底考察しつつAimerの魅力の秘密に迫ります。

記事の目次

  1. 1.2011年にデビューした女性シンガーAimer
  2. 2.人気アニメ『夏目友人帳 伍』のED主題歌に起用されたAimerの「茜さす」
  3. 3.Aimerの『茜さす』がストーリーにぴったりと話題!歌詞を徹底考察
  4. 4.「茜さす」だけじゃない!Aimerの歌声が堪能できるおすすめ曲
  5. 5.Aimer「茜さす」のまとめ

2011年にデビューした女性シンガーAimer

Aimerは、日本人の女性シンガーソングライター。
名前は、フランス語で“愛する”を意味する動詞であり、自身の愛称である“エメ”に由来します。

Aimerは2011年から本格的に音楽活動を開始。
J-WAVEの番組『HELLO WORLD』内で企画された新人発掘オーディション『SPIDER SOUNDS』の課題曲として制作された楽曲「SPIDER SOUNDS」のフィーチャリングボーカルを務め、その後、洋邦10曲のヒット曲をジャズアレンジでカバーした配信限定アルバム『Your favorite things』をiTunes Storeにて発表。
リード曲の「Poker Face」(原曲はレディー・ガガ)は、iTunes Storeのジャズチャート初登場1位を獲得し、アルバムとしても最高4位を記録しました。

そして同年9月、シングル「六等星の夜/悲しみはオーロラに/TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR」でメジャーデビュー。
以来、楽曲を発表する度に、その歌声に魅了される人たちが増え続け、他のシンガーソングライターなど多くの有名人がAimerのファンであることを公言しています。

Aimerの魅力は奇跡の歌声

Aimerの魅力は、なんといっても一度聴いたら忘れることのない歌声にあります。
彼女のハスキーボイスは、ドライでありながらウェットでもあり、どこか影もありながら光を感じさせる唯一無二の歌声です。

この独特な歌声は、彼女が一度声を失ったことに起因するようです。
音楽情報サイトBARKSのインタビューで本人が次のように語っています。

私は常に音楽が流れているような家で育って、物心つく前から歌うのが好きな子供で、気づいたら歌手になりたいと思っていたんですね。で、いつも一人で歌っていたんですけど。
15歳の時、朝起きたら突然声が出なくなっていたんです。それで、声帯を診る専門の耳鼻咽喉科に行ったら「とにかくしゃべらないでください」って、沈黙療法というのを勧められて、そこから半年間ずっとしゃべらずにいて……。
(中略)
なぜ声が出なくなったかというと、それまでの発声方法が喉に負担をかけすぎていたらしいんです。なので、少しずつ声が出るようになってからは、なるべく喉に負担がかからないような歌い方をするようになって、今の歌声になったというか……。

一度は絶望し、そして渇望した歌声。
この歌声は、Aimer自身が葛藤の末に手に入れたもの。その強い想いによって、彼女の歌声は、人の心を惹きつける力を宿したのかもしれません。

人気アニメ『夏目友人帳 伍』のED主題歌に起用されたAimerの「茜さす」

人気アニメシリーズ『夏目友人帳 伍』のエンディング曲に起用されていたのが、Aimerの12枚目のシングル「茜さす」という曲です。

このアニメはエンディング曲が最終シーンに重なって流れ始めることが多いため、本編の余韻に浸りながら、エンディング曲にクロスフェイドしても、アニメの世界観を損なわない楽曲が起用されるのが特徴です。

アニメ本編と楽曲。双方が影響し合い、それぞれの作品に相乗効果をもたらす。
『夏目友人帳』と「茜さす」も、そんな理想的な関係になっているのではないでしょうか。

「茜さす」がピッタリの『夏目友人帳』ってどんなアニメ?

「虚言癖のある薄気味悪い子供」として忌み嫌われてきた、妖怪が見える主人公の夏目貴志。
天涯孤独だった祖母の遺品として受け取った“友人帳”を巡って、さまざまな妖怪たちと出会い、また別れる。そんな少し切なく、心温まる“人と妖の物語”。

2008年から6作が放送されている人気アニメシリーズ『夏目友人帳』。
第5期となる『夏目友人帳 伍』は、2016年10月から12月まで放送していました。

『夏目友人帳』は、妖怪が出てくるからと言ってコワいお話ではありません。コミカルなキャラクターが多いこともあって、どちらかと言えばほっこり系のアニメです。
ですが、人々が忘れかけている不可視な世界への畏敬の念を思い起こさせる、そんなテーマを扱っている作品でもあります。

古臭いわけではないのに、どこか懐かしく、楽しいのに、どこか切ない。

ちょっと共通点を感じませんか?
Aimerの楽曲『茜さす』がぴったりなのも頷けます。

Aimerの『茜さす』がストーリーにぴったりと話題!歌詞を徹底考察

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