ゆず「いちご」のドキッとさせるキャッチコピー「夏のエッチな衝撃ポップチューン!」ってどういうこと?!
国民的フォークデュオの“ゆず”。彼らの特徴は、明るく爽やかな歌声と親しみやすい楽曲。そんな平成の爽やかデュオ“ゆず”のちょっとエッチ曲「いちご」をご存知ですか?今回はそんな“ゆず”らしからぬパーティーチューン「いちご」をご紹介します。
「いちご」の歌詞を見てみよう
それでは「いちご」の何がエッチなのか歌詞を確かめてみましょう。
今回はあまり掘り下げた歌詞の解釈はしないでおきます(照)。
各自でイマジネーションを働かせるに留めておくことにしましょう。
甘いいちご 頬ばるように僕を愛して
感じ合っちゃって まるで
はしゃぎ過ぎちゃってる夏の子供さ
あれ?眩しすぎんのは
この陽射しのせい?なんだ君の輝きのせいか
不安になっちゃうよ 教えて
つまんないこんな僕で君は満足?
Oh!!いつだって本当は
一人占めしちゃいたい そっと濡れた果実を
はしゃぎっぷりが完全に“痛い子”です(笑)。
“いちご”というワード、その甘酸っぱさ、そして夏のやや可笑しなテンション。
これらが相まって、この曲が青年の恋愛ではなく、少年の初恋(初めての恋人)であること。
また、リアルではなく妄想であることを匂わせています。
恋愛ホルモンが思いっきり分泌されている最中なのでしょう。
世界がキラキラして見え、ちょっとしたことに一喜一憂してしまう初心(うぶ)さに爽やかさすら感じます。
止められない
今すぐ逢いに行くから
『欲しいよ』
君にまだ間に合うかな
(ダッシュで走るよ 待ってて15分)
恋心と妄想は止められません。
少年の純粋な欲望が、彼を彼女のもとへと走らせます。
疾走感のある曲調が、ダッシュしている彼と、彼の加速する感情とシンクロしています。
“15”を“いちご”と読ませる遊び心もポップです。
だから甘いいちご 頬ばるように僕を愛して
ダーリン ハートに着てるドレスを脱いで
君を感じさせて
Kissして触れて
一つになって抱きしめ合えたら
Ah 真っ白なミルクに溺れたい
一緒にいこう
Strawberry いい萌えれば
彼女はまだ“ハートにドレスを着ている”のですね。
早くそのドレスを脱がして、身も心も開放的になって最高に興奮したい!
ということでしょうか。
ふざけ合っちゃって 二人
このまんまでずっと波の彼方(゜з゜)♭
隠れていたんだ まだシーツの中
聞こえないフリしてるよ
ここから2番ですが、少し時間が経って二人に進展があったようですね。
ひとりで乗っていた妄想特急からは降りて、二人の世界が動き出しました。
歌詞にはありませんが、なんとなく夏の日差しをシーツ越しに感じさせます。
このイチャイチャがたまらない様子が覗えますね。
抑えきれない あと少し確かめたい
『ステキだ』君は僕の宝物だよ
(いっちゃったけど恥ずかしい
でもイヤよだなんて言わないで
ねぇもう一回 一致GO!!)
掘り下げすぎると結構際どくなってしまうので、ここは言葉遊びとして捉えておきましょう。
まるで赤いいちご
かじるように君を愛させて
Baby 大人になって子供になって
イタズラに魅せて
前も後ろも上が下に
わかんない程に
Ah シェイクして溢れ出したら
焦らないで
Strawberry ジュース飲めば
ゆずの明るい歌声に騙されますが、ここもかなりエッチな描写ですね。
さっきまで“いちご”は自分でしたが、ここでは彼女に置き換え、可愛らしいものを愛しむ様子が描かれています。
細かい解釈はさておき、物理的にも心理的にも“動的”で、お熱い二人が目に浮かびます。
見上げた空
億千万の星が瞬(またた)く
南風に吹かれて
君は瞬(まばた)き
遥かな宇宙の
カケラ僕ら
一期一会
出逢いの奇跡
やっと君を見つけたから
ここで一旦落ち着きを取り戻し、歌詞もゆずらしくなります。
本来主題であった“一期一会”というワードも登場し、彼にとって彼女はそんな奇跡的に出会えた特別な人であることを示しています。
赤い糸を指に絡め
君はハニカム
ねぇ情けないけど
あと少しだけそばに居て欲しい
彼の方はかなり盛り上がっているようですが、あれれ?
まだ彼女を独り占めにはできていないようです。
彼女は小悪魔的な女性なのでしょうか。二人の甘い夜も一夜限りだったのかもしれません。
だから甘いいちご 頬ばるように僕を愛して
ダーリン ハートに着てるドレスを脱いで
君を感じさせて
Kissして触れて
一つになって抱きしめ合えたら
Ah 真っ白なミルクに溺れたい
一緒にいこう
Strawberry いい萌えれば
Strawberry ジュース飲めば
故に 今宵 燃えれば
Strawberry forever
つまり forever
やはり最後まで、彼女のドレスは完全に脱がせることはできなかったみたいです。
ということは、彼にとってこの恋は夏の日の儚い夢…。
まぁ、これも夏の恋の醍醐味でしょう!儚くも鮮やかな花火のような恋。
なんだかんだで、こうして大人になっていく的な清々しさがあります。
いかがでしたでしょうか。
歌詞だけ見たら“エロい”のかもしれませんが、やっぱり甘酸っぱい夏を思い起こさせるパーティー・チューンですね。