ゆず「いちご」のドキッとさせるキャッチコピー「夏のエッチな衝撃ポップチューン!」ってどういうこと?!

国民的フォークデュオの“ゆず”。彼らの特徴は、明るく爽やかな歌声と親しみやすい楽曲。そんな平成の爽やかデュオ“ゆず”のちょっとエッチ曲「いちご」をご存知ですか?今回はそんな“ゆず”らしからぬパーティーチューン「いちご」をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.世代を問わず幅広い層から支持を得る国民的アーティスト「ゆず」
  2. 2.“夏”はゆずの代名詞
  3. 3.人気の夏ソング「いちご」はゆずっぽくない?!
  4. 4.「いちご」だけじゃない!? “ゆず”っぽくない曲
  5. 5.まとめ

「Yesterday and Tomorrow」2008年6月


「Yesterday and Tomorrow」は、トヨタ自動車「ラクティス~Live in ラクティス ドライブスルー編~のCMに起用されたことで広く知られました。

2009年10月にリリースされた9作目のアルバムである『FURUSATO』に収録。
ただし、アルバムに収録されている同曲は、シングルとは別にレコーディングし直したものだそうです。

タイトルからも察しがつくように、“昨日までの二人、そしてこれからの二人”がテーマとなっている曲で、結婚式ソングとしても人気を集めています。

「向日葵ガ咲ク時」2000年7月


人気曲「向日葵ガ咲ク時」は、夏をテーマにしたミニアルバム『ゆずマンの夏』に収録。
同曲は、2007年10月にリリースされた2枚目のベストアルバム『ゆずのね 1997-2007』にも収録されています。

最近、北川悠仁がマンガ家デビューを果たしたことで話題になりましたが、『ゆずマンの夏』のCDジャケットに描かれている“虫取り網を持ったゆずマン”がその主人公です。

サザンを思わせるようなイントロ、往年のビーチサウンドを感じさせるコーラス。
ベタではありますが、やっぱり夏らしいですね。
その他、ゆずの夏を楽しみたい方は、とりあえずアルバム『ゆずマンの夏』をどうぞ。

人気の夏ソング「いちご」はゆずっぽくない?!

Photo bySimedblack

“ゆず”らしさとして夏ソングをご紹介しましたが、その印象はどれも若々しく爽やかで、親しみのあるフォークサウンドをベースにした曲でした。

ゆず本人も自分たちのことを“平成爽やかフォーク・デュオ”と称しているくらいですから、やはり爽やかさは外せません。

そんな“ゆずらしさ”と一線を画す“ゆずっぽくない”曲があります。
それが次にご紹介する「いちご」という曲です。

こちらも人気の夏ソングではあるものの、その歌詞が“ゆずっぽくない”と話題になりました。

ゆずの「いちご」は夏の衝撃ポップチューン!?

「いちご」は、2009年7月リリースされたゆずの28枚目のシングルです。同年10月にリリースされたアルバム『FURUSATO』に収録されています。

完全限定生産で発売されたシングル「いちご」のジャケットは、なぜか外国人女性のセミ・ヌード写真。見るからに“ゆず”らしくないですよね。

リリース当時、ゆずMobileで「いちごTV」という番組が公開されていました。
イチゴの被り物とサングラスという装いの二人が銭湯でドキドキな悩みに応えていくという番組なのですが、YouTubeで配信されたダイジェスト版は不適切動画という扱いで、18歳以上じゃないと見れないという制限がついたそうです。

「いちご」はそんなにエッチな曲なの?


“夏のエッチな衝撃ポップチューン!”
というキャッチコピーがつけられた「いちご」ですが、曲調自体は、いつも通りの“ゆず”らしい爽やかでポップなナンバーです。

彼らの爽やかな笑顔と歌声で、聞き流してしまえば然程エッチな曲には感じないでしょう。
いわゆる“エロい”雰囲気というのはまったくありません。
ライブでも最高に盛り上がる「いちご」ですが、その振り付けは学校行事などでも踊られるほどです。

ただ、よくよく歌詞を聞けば、思わずこちらがひやひやしてしまうような言葉や言い回しがちりばめられており、“ゆず”らしからぬエッチなパーティー・チューンになっています。


タイトルの「いちご」は、「一期一会」の“一期”とのことですが、作詞曲の北川曰く“書いているうちにムラムラと来てしまい曲全体が変な方向へ行ってしまった”らしいです。

“えっ?ゆずなのに大丈夫!?”
と少々心配になりますが、彼らも男の子!開放的な夏の勢いに乗って、たまには羽目を外したくなることもあります。
子どもが口ずさんでいたら、隣にいるお母さんはドキッとしてしまうでしょうが、これも一つの“夏らしさ”ということで。
 

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「いちご」の歌詞を見てみよう

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