【6選】不朽の名作アニメ「ドラゴンボール」、これだけは知っておきたい名曲をご紹介!

「ドラゴンボール」は日本だけにとどまらず世界各国でも大変人気のあるアニメとして有名ですよね!皆さんはドラゴンボールのOPやEDのテーマの曲と言ったら何の曲が思いつきますか?今回はこれだけは知っておきたいドラゴンボールのOPやEDのテーマ曲をご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.世代問わず人気を集め続ける伝説のアニメ「ドラゴンボール」
  2. 2.「ドラゴンボール」のこれだけは知っておきたい名曲6選!
  3. 3.まとめ

世代問わず人気を集め続ける伝説のアニメ「ドラゴンボール」

Photo by 黄靖昀

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明(とりやま あきら)による日本の漫画作品で、そのストーリーに登場するアイテムの名称です。

世界中に散らばった七つの玉をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」と、主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「戦い」「友情」などを描いた長編アニメです。

1984年~『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載スタート、1986年~1996年フジテレビ系列で『ドラゴンボール』放映スタートしました。

平均視聴率は20パーセント越えだった事もあり、ドラゴンボールを見た翌日は学校で必ず話題になるほどでしたよね。

ゴールデンタイムのアニメで20パーセント越えは、今では考えられません。

今の30~40代が小学生くらいの頃、フジテレビの水曜日の7時と言えばドラゴンボールの時間でした。

ちなみに、ドラゴンボールは大きく分けて5つのシリーズがありますので、次のコーナーで一覧でご紹介していきます。

ドラゴンボール

1986年2月26日から1989年4月19日まで、フジテレビ系列で毎週水曜日 19:00 - 19:30に放送されていました。

もともとドラゴンボールは、中国の伝記『西遊記』をモチーフに作成されたアニメで、主人公は孫悟空とその仲間やライバルたちの冒険ストーリーです。

まだ少年孫だった悟空は、山奥で1人生活をしていましたが、そこへ西の都からやってきたブルマが現れ、二人の出会いがスタートします。

ブルマは秘宝(ドラゴンボール)を集めている最中で、悟空を誘って一緒に旅に出る事になりました。

悟空は旅の途中で沢山の仲間と出会い、亀仙人の元で修行を受けながら、天下一武道会などで実力を見せつけ、年齢ともにどんどん成長していきます。

全153話で番組としては終了し、ストーリーはそのまま後続番組『ドラゴンボールZ』へと続きます

ドラゴンボールZ

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1989年4月26日から1996年1月31日まで、アニメ『ドラゴンボール』の続編としてフジテレビ系列で毎週水曜日 19:00 - 19:30に放送されていました。

悟空が大人になって、嫁(チチ)との間に、長男「悟飯」が生まれた頃から始まります。

かつて、ピッコロやベジータは敵として戦っていましたが、その後仲間として協力し、更なる強い敵を倒していくストーリーが展開していきます。

悟空とチチの間には、次男(孫 悟天)も生まれ、悟空、悟飯、悟天の三役を声優野沢雅子さんがすべて務めていたことも話題になりましたね!

『ドラゴンボール』のアニメ化作品では最も長い約6年10ヶ月ものロングランとなるなど、人気面で絶頂を迎えた作品です。

この記録は東映および東映アニメーションが製作したアニメ作品としては、2007年に『ONE PIECE』に記録を塗り替えられるまで最長の年数でした。

ドラゴンボールGT

1996年2月7日から1997年11月19日までフジテレビ系列で毎週水曜日 19:00 - 19:30に放送されていました。

『ドラゴンボールZ』の最終話から5年後の世界を舞台としたストーリーで、悟空が子供の姿に戻されてしまう所から始まります。

小さくなった悟空は途中で尻尾がまた生えてきたり、EDでは如意棒や筋斗雲などの随分懐かしい初期のアイテムたちが登場するなど、原点回帰の意図が見える作品にもなっています。

ドラゴンボール改

本作は1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版でです。

ドラゴンボールシリーズ初のデジタルハイビジョン化として、フジテレビ系の日曜アニメ枠『ドリーム9』としてフジテレビ系列にて放送された。

原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規のものに差し替えられ、音声も全て再録されています。

タイトルの「改」は鳥山明本人が命名したもので、企画の森下孝三によると「『ドラゴンボールZを改めて見てね』という願いが込められているそうです。

2009年4月5日 ~ 2011年3月27日に「サイヤ人編 - 人造人間・セル編(第1期)」
2014年4月6日 ~ 2015年6月28日に「魔人ブウ編(第2期)」
が放送されました。

かつてドラゴンボールを見ていた世代がアラフォーになり、今は自分の息子や娘と一緒に改めてドラゴンボールを見るという家庭も多いのではないでしょうか?

世代を越えて多くの人に愛されるアニメになりましたね。

ドラゴンボール超

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2015年7月5日~2018年3月25日まで毎週日曜日 9:00~9:30のフジテレビのアニメ枠『ストロング9』で放送されていました。

本作の物語は、原作者の鳥山明によると、孫悟空が魔人ブウとの闘いに決着を付け、平和を取り戻した後の物語を新たに描いており、物語は孫悟飯とビーデルが結婚した頃からスタートします。

ちょっと複雑ですが、ドラゴンボール超のストーリーは、ドラゴンボールZの最終話の1話前と、最終話の間に位置するストーリーを描いています。

ドラゴンボールZ→GTになった時に、ちょっと話が飛び過ぎてついていけない、と思った視聴者も多かったはず。
 
その空白の出来事が「ドラゴンボール超」で描かれているという訳です。

このシリーズは大きく分けて5つ。

破壊神ビルス編、フリーザ復活編、破壊神シャンパ編、"未来"トランクス編、宇宙サバイバル編です。

「ドラゴンボール」のこれだけは知っておきたい名曲6選!

さて、ここからが本題!

これだけは知っておきたいおすすめOP曲など、名曲6選をご紹介します。

魔訶不思議アドベンチャー!/高橋洋樹

「摩訶不思議アドベンチャー!」は、ドラゴンボール 第一話(1986年2月26日)~最終回(1989年4月19日)までOP主題歌として使われていました。

アニメ放送に合わせて、1986年3月1日に日本コロムビアから発売されました。

歌:高橋洋樹
作詞:森由里子
作曲:いけたけし
編曲:田中公平

高橋洋樹はこの曲の他に、ドラゴンボールの挿入歌なども担当しました。

1988年から1990年に活動したロックバンド・COME ON BABYのヴォーカルを務め、1994年頃より音楽活動を離れていたが、2004年以降活動を再開し、現在は建築測量技師の仕事と音楽活動を両立し、ライブ活動を中心に精力的に活動しているそうです。

この曲の最大のポイントは、ベースラインがメチャクチャカッコいいという点です。

一度聴いたらなかなか耳から離れないインパクトのあるイントロも印象的ですね。

ロマンティックあげるよ/橋本潮

「ロマンティックあげるよ」は、ドラゴンボール 第一話(1986年2月26日)~最終回(1989年4月19日)までEDテーマとして使われていました。

OP主題歌の「摩訶不思議アドベンチャー!」のカップリング曲として1986年3月1日に日本コロムビアから発売されました。

歌:橋本潮
作詞:吉田健美
作曲:いけたけし
編曲:田中公平

橋本 潮(はしもと うしお)は、日本のアニメソング・キッズソングを中心とする女性歌手として有名ですよね。

『テレポーテーション~恋の未確認~』をはじめとした『エスパー魔美』のOP主題歌・EDや挿入歌などを歌っています。

また、この曲は中川翔子や吉井和哉など、沢山のアーティストにカバーされています。

しっとりとしたメロディとともに、大人の雰囲気を醸し出すブルマが可愛らしいエンディング映像も見どころですよね。

CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、ドラゴンボールZ 第1話(1989年4月26日)~ 第199話(1993年9月1日)までOP主題歌として使われていました。

アニソン界を代表する歌手、影山ヒロノブの16枚目のシングルとして、1989年5月1日に日本コロムビアから発売されました。

作詞:森雪之丞
作曲:清岡千穂
編曲:山本健司

ドラゴンボールといえば、まずこの曲だろうと思う人が多いでしょう。

カラオケでは大変盛り上がるので、選曲する人も多いはずです!

森雪之丞はアニソン界で有名な作詞家で、リズミカルで型破りなフレーズを使う世界観が特徴的です。

サビ前では「溶けた北極(こおり)の中に 恐竜がいたら 玉乗り仕込みたいね」など、曲全体の構成もユニークで、単語一つ一つの選び方が面白いですよね。

森雪之丞が同時期に作詞した曲は、アニメ『キテレツ大百科』主題歌の『お料理行進曲』などがあります。

WE GOTTA POWER/影山ヒロノブ

「WE GOTTA POWER」は、ドラゴンボールZ 第200話(1993年9月8日)~ 第291話(1996年1月31日)までOP主題歌として使われていました。

ちょうど魔人ブウが登場していた頃のシリーズですね。

こちらも、影山ヒロノブが歌っており1993年11月21日に日本コロムビアから発売されました。

作詞:森雪之丞
作曲・編曲:石川恵樹

「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のほうが有名かもしれませんが、この曲もメチャクチャカッコいい曲です。

また、劇場版では『危険なふたり!超戦士はねむれない』、『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』、『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で使用されました。

DAN DAN 心魅かれてく/FIELD OF VIEW

「DAN DAN 心魅かれてく」は、ドラゴンボールGT 第1話(1996年2月7日)~最終回(1997年11月19日)までOP主題歌として使われていました。

1996年3月11日に発売された、男性4人組バンド「FIELD OF VIEW」の4thシングル。

作詞:坂井泉水
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし

1994年に浅岡雄也(Vo)、小田孝(Gt)、小橋琢人(Dr)、安部潤(Key)の男性4人組によって結成されたバンドで、ビーイングのレコード会社からデビューし、作詞はZARDの坂井泉水、作曲は織田哲郎といった大物とダックを組んでいましたね。

この曲はとにかくキャッチ-なメロディーとコード進行が特徴で、ボーカルの歌い方がとにかく爽やかで気持ちいいですね。

FIELD OF VIEWといえば、「君がいたから」や「突然」などが代表曲で、大黒摩季、T-BOLAN、ZYYG、BAAD、MANISH、REV、KIX-Sなど、ビーイング系バンドが全盛期だったころにデビューしました。

前作では、影山ヒロノブがボーカルを務めていたOP主題歌ですが、「FIELD OF VIEW」に変わった事で、なんだか少しPOPなアニメに見えてしまった方も多いのではないでしょうか。

ひとりじゃない/DEEN

「ひとりじゃない」は、ドラゴンボールGT 第1話(1996年2月7日)~ 第26話(1996年10月30日)までED主題歌として使われていました。

「ひとりじゃない」は、1996年4月15日に発売されたDEENの9thシングル。

作詞:池森秀一
作曲:織田哲郎
編曲:古井弘人

DEEN(ディーン)は、ボーカル池森秀一、キーボード山根公路を中心に、1993年に結成された日本のロックバンドで、「FIELD OF VIEW」同様に1990年代に一大ブームを巻き起こした元ビーイング系バンドの一つです。

代表曲は「このまま君だけを奪い去りたい」など。

のちにビーイングから離脱し、セルフプロデュースの作品をリリースするようになり、今現在もライブ活動など精力的に活動しています。

この曲は、落ち込んだ時に聴くとすごく励まされますね。

80年代のロックバンド風のアレンジも聞き心地が良いです。

まとめ

さて、今回は不朽の名作アニメ「ドラゴンボール」、これだけは知っておきたい名曲6曲を独自にご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

ドラゴンボールのアニメで使用されている曲は、OPやEDテーマだけではなく、挿入歌も沢山あります。

今回ご紹介できませんでしたが

僕達は天使だった / 影山ヒロノブ
Don't you see! / ZARD
限界突破×サバイバー / 氷川きよし
でてこいとびきりZENKAIパワー! / MANNA
錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう / WANDS

ところで、ドラゴンボールの実写版があったのをご存知でしょうか?

その名も『DRAGONBALL EVOLUTION』(ドラゴンボール・エボリューション)

2009年にドラゴンボールシリーズ生誕25周年記念し、アメリカ合衆国の映画配信会社が、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』を実写で映画化した作品です。

本来の力を隠し、普通の高校生として暮らしていた孫悟空は、18歳の誕生日に祖父の孫悟飯を何者かに殺害されてしまい、その犯人は2000年の眠りから目覚めたピッコロ大魔王の世界征服の野望を阻止するため、ドラゴンレーダーで悟空の持つドラゴンボールを奪いに来たブルマや、盗賊として行く手を阻むヤムチャ、自宅に侵入してきた悟空達を強盗と勘違いする武天老師らと共に修行をし、残りのドラゴンボールを探す旅に出るという原作でも出てくるストーリーが描かれています。

気になった方は調べてみてくださいね。

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