インドの音楽のおすすめ曲8選をご紹介！【映画/ダンス】

インドの音楽といえば、日本にはない独特な節や楽器の音色が魅力的ですね。

インドの伝統的な音楽としては音楽基礎と7つの音階で構成された「ラーガ」と、リズムサイクルの「ターラ」があり、音がうねっているような、なんともいえないメロディは両者を組み合わせて作られています。

そして、妖艶な音楽に映像を組み合わせた作品は「ボリウッド」と呼ばれ、面白くもかっこいい世界観が楽しめるのです。

はじめにインド音楽を盛り上げる楽器を見ていきましょう。インド音楽を演奏するには、シタールやタブラは欠かせない楽器です。とくにシタールは今からおよそ2000年前から存在していたといわれる弦楽器で、ギターや三味線とは異なる音を響かせます。
タブラは打楽器のひとつで、大小2つをセットで使います。タブラだけでも主旋律を演奏できるため、メインからサブと幅広く活躍する楽器です。

そのほかにも蛇使いが使う笛「プーンギ」やシタールに似た「タンブーラ」などがあるので、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

ボリウッドとはインドで作られた映画のことで、かのレディーガガをも魅了したといわれています。ボリウッドはインド映画のおもな制作地であるムンバイの旧名ボンベイと、アメリカのハリウッドをあわせたのが由来です。ミュージカルのような作りが特徴的で、作品の世界に入り込んだかのような気分にさせてくれます。

インドの映画は、かつては恋愛表現を慎むのが当たり前でしたが、愛の表現法として歌やダンスが取り入れられてきたといわれています。

アメリカや日本のミュージカルとは少し違った世界がありますが、美しい女性が多く登場して、ときには悩ましい装いで大勢のダンサーと踊る姿は、魅了されてしまうことでしょう。

ボリウッドで取り入れられているダンスは、インドに伝わる古典舞踊がもととなっているため、手の動かし方や体の使い方が特徴的です。ダンスを見れば、インドの文化や伝統が見えてきますよ。
 

Nagada Sang Dholはインドのミュージカル映画「Goliyon Ki Rasleela Ram-leela」の劇中に使用された楽曲のPVです。妖艶なダンスと鮮やかな色彩美に思わず見とれてしまいますよ。

Tattad Tattadもインドのミュージカル映画「Goliyon Ki Rasleela Ram-leela」にて使用された楽曲で、ダンサブルな1曲です。かっこいいのにコミカルに見えてしまう動きは、「踊ってみた」などでも盛り上がること間違いなしです。

Sheila Ki Jawaniはアクションをメインとしたミュージカル「tees maar khan」の劇中に使用された楽曲のPVで、インドを代表する女優Katrinaのセクシーなダンスが見どころです。

Tere Binaはミュージカル映画「haseena parkar」で使用された楽曲で、男女の恋模様を描いた美しい1曲です。撮影にはムスクが使われているので、独特な異国情緒の世界を堪能できますよ。

Saansは男女の恋模様を描いたロマンティックドラマ「Jab Tak Hai Jaan」の中の楽曲で、前出の「Sheila Ki Jawani」と同じ、女優Katrinaが出演しています。セクシーな大人のムード満載のPVを堪能してみてください。

Tune Maari Entriyaanは、恋愛と友情をコミカルながらも熱く描いた映画「Gunday」に使用された楽曲です。思わず体が動き出してしまうようなリズミカルな音楽と、インド音楽ならではの鮮やかな色使いに魅了されてしまうでしょう。

Tum Hi Hoは恋愛を描いたミュージカル映画「Aashique2」の劇中歌です。切ない歌声は、聴けば涙を誘われるでしょう。ゆったり過ごしたいときのBGMとしてもおすすめの1曲です。

Mashallahは、スパイと恋愛要素を織り交ぜた映画「Ek Tha Tiger」の劇中に使用された楽曲で、アラビアンな雰囲気が感じられる1曲です。独特のメロディにあわせた大勢のダンスが魅力的なので、パフォーマンス大会や「踊ってみた」でも盛り上がるでしょう。

インド音楽は音色はもちろん、色鮮やかな演出が魅力的です。音楽だけを楽しむのもよいですが、映像も一緒に観るとより感動的になり、その世界にハマってしまうでしょう。独特なダンスも真似しやすいので、仲間うちで踊ってみるのも楽しいですね。コミカルなのにかっこよくて妖艶なインド音楽は、聴くだけで異国を旅している気分にさせてくれますよ。