音楽用語「ワンコーラス 」の意味を解説!
音楽用語に「ワンコーラス」という言葉があります。「ワンコーラスだけ歌ってみて」などのように使われますが、具体的にはどこまで歌えばワンコーラス歌ったことになるのでしょうか。本記事ではフルコーラスに対する「ワンコーラス」について解説します。
音楽用語「ワンコーラス」の意味とは?
「ワンコーラス」は、主にポピュラーミュージックやロック、ジャズなどのジャンルで用いられることの多い用語です。それらの音楽の共通点は、1つのまとまりの繰り返しが曲の主な構成要素になっているということです。この曲中のまとまりの1つを「ワンコーラス」と呼びます。それに対して、まとまりが集合してできた曲全体のことを「フルコーラス」と言います。
「ワンコーラス」の使われ方
実際にはどのような意味合いで使われているのでしょうか。Twitterでの使用例を紹介します。
\ #ワンコーラスカバー /#pharmacy / #阿部真央#歌ってみた#cover pic.twitter.com/zew1NSsY7L
— やましたりな (@ymrykysk) July 21, 2020
Dj Precious Law aka Air Dj Kaz Mix
— dj precious law (@djpreciouslaw) July 10, 2020
新しいDj Mixをアップロードしました。
夏物和物歌謡特盛Mega Mix
と題して夏のフレーバーの歌謡曲をワンコーラスミックス!
スマホからも聞けます。https://t.co/rB9rPfRQrO pic.twitter.com/GsaLqLNyH9
下の動画は枯葉をワンコーラス、アドリブしたものです。このシリーズを練習していくと、この演奏を聴いて「何でこの音が使えるの?」というのはなくなります。ということは必ず弾けるということです!理解できれば弾けたもの同然。https://t.co/trVbqSPVaj#ジャズ #アドリブ #ジャズピアノ pic.twitter.com/hbldwJLAax
— ひろとよ (@hirotoyo_JWL) June 28, 2020
\ #ワンコーラスカバー /#pharmacy / #阿部真央#歌ってみた#cover pic.twitter.com/zew1NSsY7L
— やましたりな (@ymrykysk) July 21, 2020
まとめ:最初のサビを歌い切る
このように、ポピュラーミュージックでは、いわゆるAメロから最初のサビまでのまとまり(つまり、Aメロ→Bメロ→サビ)のことをワンコーラスと呼びます。
ジャズのようにアドリブソロを回していくジャンルでは、頭のコードから始まってもう一度最初のコードに戻るまでがワンコーラスと捉えられています。通常のジャムセッションなどの場合、このまとまりの途中で奏者が交代することはまずありません。
つい最近までは、Aメロ・Bメロ・サビのまとまりと言うと1番、2番という呼び名を使っていたように思います。「ワンコーラス」の浸透は、作り手側の用語が聴く側に浸透した現象とも言えます。