知ってる人は知っている?フレットバターでギターの手入れで差をつけよう

知っている人は知っている、隠れた人気アイテムのフレットバター。ギターのフレットと指板を磨くための商品で、簡単にお手入れができることが人気の理由です。フレットバターの特徴や使い方を紹介しています。ぜひフレットバターを使って汚れや音をクリアにしてみましょう。

記事の目次

  1. 1.フレットバターとは
  2. 2.フレットバターの特徴
  3. 3.フレットバターの使い方
  4. 4.フレットバターを使う時の注意点
  5. 5.まとめ

フレットバターとは

ギター
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フレットバターは、ギターのフレットを磨くことができる隠れた人気商品です。フレットバターはクリーナーの液が染み込んだ小さな布で、フレットの汚れを簡単に取り除くことができます。

フレットの汚れを取り除けばクリアなサウンドになり、チョーキングもスムーズに行えるようになります。

多くの人がやっているフレットのメンテナンスですが、従来のフレットを磨きは少し手間のかかる工程が必要でした。

1.オイルや研磨剤が木目に入らないように、すべての指板にマスキングテープを貼る
2.コンパウンド(研磨剤やオイルなどの化合物)で磨く

この工程は、かたまった時間と集中力が必要な作業です。マスキングテープがはみ出ないようにしっかり貼らなければならず、意外と労力を使います。

この作業が億劫になってしまい、メンテナンスを先延ばしにしてしまうことも多かったのではないでしょうか。

少し手間がかかってしまうフレット磨きですが、フレットバターを使えば簡単な作業に変わります。10分もあれば、フレット磨きを終えることができるでしょう。

フレットバターは指板への影響を心配する必要がありません。安心して使えるアイテムです。

フレットバターの特徴や使い方をご紹介していきます。ぜひフレットバターの良さを知って、ギターの手入れを気軽にやってみましょう。

フレットバターの特徴

ギター
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フレットバターの特徴は、ギターの手入れが簡単になることです。このアイテムを使えば、手間のかかる作業は不要。楽にお手入れができるようになります。

フレットバターで軽くフレットと指板を拭き、タオルや布を使ってしっかり磨けばOKです。1つで20回も使えるので、とてもコスパの良い商品だと言えます。

また、フレットバターには有害な化学物質が含まれていないのも大きな特徴です。フレットバターはカリフォルニア州の厳しい有害物質施工法にもとづいて作られており、誰でも安心して使うことができます。

コンパウンドや研磨剤は、健康に気をつけたい人にとっては心配の種となっていたかもしれません。そんな方でもフレットバターなら安心して使えます。

フレットバターの2つの特徴を詳しく説明していきます。

特徴その1:手入れが簡単になる

フレットバターの最大の特徴は、フレット磨きが非常に簡単にできることです。

従来のフレット磨きでは、コンパウンドや研磨剤を使用することが基本となっています。研磨剤が指板のヒビに入り込んでしまうと取り除くことができないため、マスキングテープを使って指板やフレット周りを保護する必要がありました。

ギターを大切にメンテナンスする工程として考え抜かれた作業ですが、正直、時間のかかる作業です。

しかしフレットバターを使えば、この工程を抜きにしてフレットを磨くことができます。ただフレットと指板を一気に拭いて、そのあとタオルや布で磨けば完成です。

フレットバターは、小さな布にフレット磨き用のクリーナ液が染み込んでいます。その小さな布はパッケージに入っていて、くり返し20回ほど使うことができます。

布についているクリーナー液はオイルのような感じでベタっとしています。甘い香りがあり、クッキーやバターを思い浮かべてしまうような香りです。

フレットバターを使えば、従来の作業にかかっていた時間や労力をほかのことに回すことができます。ぜひ活用していきたいアイテムです。

 

フレットバターの特徴その2:有害な化学物質ゼロ

化学のイラスト
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さらに、フレットバターには有害な化学物質が使われていません。カリフォルニア州の厳しい安全基準である「プロポジション65」に従って作られています。

フレットバターは人体への悪影響がなく、安心して使うことができる商品です。子どもから大人までどなたでも安心して使えます。

コンパウンドや研磨剤を使うと、においがきつく感じられたり、頭痛が起こってしまう方もいるかもしれません。化学物質が苦手な方にとって、フレットバターは非常に使いやすいアイテムだと言えます。

また、フレットバターにはレモンオイルが使われていません。老舗ギターメーカーのマーチンはレモンオイルは使わないようにと呼びかけています。

ギターのメーカーによって意見は異なっていますが、マーチンギターを使う人にとっては安心して使えるアイテムです。

フレットバターは、多くの人にとって使い勝手が良いアイテムだと言えます。有害な化学物質やレモンオイルが使われておらず、誰にでも優しいフレットバターです。

フレットバターの使い方

フレットバターの使い方を順番に解説していきます。

1.ギターの弦をはずす
フレットを磨くために弦をはずします。

2.先に布でギター表面のホコリを取り除いておく
フレットバターを使う前に、簡単に落とせる汚れはできるだけはらっておきましょう。

3.フレットバターでフレットと指板を拭く
フレットバターでフレットと指板の両方を軽く拭いていきます。このとき、フレットバターに汚れがついてしまうかもしれませんが、気にせず汚れを落としましょう。

4.家にあるタオルや布(クロス)でさらに磨く
フレットバターを付けたことで、汚れが取れやすくなっています。最後の仕上げのようにしっかりタオルや布で磨きましょう。タオルや布でゴシゴシすると、汚れがたくさん落ちていきます。

この作業で汚れが落ちていくのを実感できるはずです。

5.完成
タオルや布に汚れがつかなくなったら完成です。
すぐにギターは弾かず、フレットバターの水分が乾くまで少し置きましょう。練習後など、一日の終わりにお手入れをするのがおすすめです。

この工程は約10分で終わります。ギターの汚れが気になっていたり、音の濁りを感じた時には、ぜひフレットバターで磨きましょう。

ちなみに、フレットバターはギターの弦のパッケージと同じ大きさの袋に入っています。パッケージは密閉できる形になっているので、使い終わったら乾燥しないように袋に戻しましょう。

上記の動画は、フレットバターの使い方をわかりやすく説明している動画です。フレットと指板がきれいに変化することがよく分かるので、参考にしてみてください。

フレットバターを使う時の注意点

注意点 手

フレットバターを使うにあたって3つの注意点があります。

1.フレットと指板以外の金属には使わないこと
2.メッキ部分には使わないこと
3.メイプル指板のギターで使う場合は注意が必要。欠けている部分や割れている部分があると黒ずんでしまう場合がある

1つ目の注意点に関してです。フレットバターはフレットと指板を磨くために作られた商品なので、ほかの場所には使わないようにしましょう。

2つ目の注意点は、メッキ部分に関してです。メッキ部分にフレットバターを使うと、はがれてしまう恐れがあります。指板とフレット以外にはなるべく触れないように使いましょう。

3つ目の注意点は、指板の木材に関する注意事項です。メイプル指板は、主にエレキギターに使われる木材で、白い見た目が特徴となっています。

オイル・フィニッシュのメイプル指板や、欠けている部分があるメイプル指板でフレットバターを使うと、黒ずんでしまう可能性があるので注意が必要です。

自分の使っているギターがどの木材を使用しているのか、一度確認してみることをおすすめします。

ほとんどの注意事項は、正しい使い方をしていれば問題はありません。フレットに使われている木材については、一度確認することが大切です。正しくフレットバターを使っていきましょう。

まとめ

ギター
Photo bystorytellersupply

フレットバターはクリーナー液が染み込んだ小さな布です。同じ布を20回ほど使えるので、何度も買わずに済む、コスパの良い商品となっています。

従来のフレット磨きは、長いと1時間はかかってしまうような作業でした。しかし、フレットバターを使えば10分ほどで汚れを落とすことができます。

マスキングテープやコンバウンドも不要なので、手間がかかりません。フレットバターは、今までのフレット磨きにかかる労力と時間を一気に解消してくれる便利なアイテムです。

さらに、フレットバターには有害な化学物質が入っていません。レモンオイルも不使用なので、どのギターを持っている人でも安心して使うことができます。

使い方はフレットバターで磨いたあとに、タオルやフロスでもう一度しっかり拭けばOK。フレットバターで汚れを落とせば、見た目も美しくなり、音もクリアになること間違いなしです。

少しだけ注意事項が少しだけありますが、基本の使い方を守っていれば特に問題はありません。

今までフレット磨きが面倒だと感じていた人や、労力のかかる作業をどうにかしたいと思っていた人にとってはとても便利なアイテムだと言えます。

ぜひフレットバターを使って、ギターのメンテナンスを気軽にやっていきましょう。

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