最終更新日: 2020年6月21日
音楽用語「ma」の意味を解説！
音楽用語「ma」という言葉は、「Allegro ma non trop」
などのように他の発想記号と一緒に使われます。「ma」とは一体どんな意味なのでしょうか。楽譜に示された指示を理解するため、音楽用語「ma」の意味をご紹介します。
記事の目次
音楽用語「ma」の意味とは？
音楽用語「ma」とは、イタリア語で「but＝しかし、でも」という意味の言葉です。
単独で使われることはなく、別の発想記号と一緒に使われます。
ma non troppo（マ・ノン・トロッポ）
「ma non troppo」は、「でも、あまり〜しすぎないで（but not too much）」という意味です。
よく目にする表記に「Allegro ma non troppo」があります。
「Allegro」は、速度を表す場合は「速く」と表されますが、快活な感じも表します。
そこに、「ma non troppo」を加えることで、「Allegro」の意味が弱まります。
ma non tanto（マ・ノン・タント）
「tanto」は、「so much＝たくさんの」という意味です。
「ma non tanto」で「でも、そんなに〜しないで」という意味になります。
「ma non troppo」と同様に、意味を弱める言葉です。
