【4選】Amazon Primeでおすすめするクラシック名曲ご紹介!
Amazonの音楽サービスである、『Amazon music』がおすすめです。様々なジャンルを網羅していますが、クラシックのジャンルにおいても素晴らしい作品を多く揃えています。今回はAmazon Primeでおすすめするクラシックの名曲をご紹介します!
Amazon Prime Musicが良い仕事してるらしい!
Amazon Prime Musicというサービスをご存知でしょうか?聞いた事はあってもどんなサービスかは知らない、そんな方もいるかも知れませんね。
Amazon が提供する音楽配信サービスには、『Amazon Music Unlimited』というものと、『Amazon Prime Music』という2つのサービスがあります。
どちらも広告なしで、音楽をオフラインで聴くことが出来る配信サービスですが、実はこの2つには大きな違いがあります。
まずAmazon Music Unlimitedですが、パソコンやアンドロイド端末、ios端末などの対応端末で、実に6,500万曲以上の楽曲を楽しめるサービスです。
そしてAmazon Primeの方ですが、こちらも同じように対応端末で対象の楽曲やアルバムなどが、追加料金なしでお楽しみいただけます。
違いはアマゾンプライムの楽曲数で、200万曲以上とUnlimltedに比べると、大分楽曲数が少ないのが特徴です。その代わりに、Unlimitedやその他の音楽アプリと比べてみても、かなり料金は抑えめになっています。
AmazonPrimeMusicは学生さんに特におすすめ
Amazon Prime Musicは曲数が少なくはありますが、Amazonのプライム会員になる事で利用出来るのは、大きなメリットです。プライム会員になる事で利用出来る特典はたくさんあります。例えば、テレビや映画、その他のAmazonのサービスを受ける事が出来ます。
そして、30日間の無料体験期間があります。さらに学生さんにはなんと!6ヶ月もの無料期間があります。半年もですから、これはお得です!
おすすめ出来る音楽配信サービスです
しかし、プライム会員のおまけと侮るなかれ、曲数は他の配信サービスに負けるかも知れませんが、それだけ厳選された良質な楽曲が揃っている、とも言えます。
今人気のJ-popや洋楽ヒット曲はもちろん、ジャズやフュージョン、邦楽、洋楽ロックも幅広く押さえています。昔の歌謡曲や演歌、流行歌はもちろん、ソウル・ミュージックやファンク、そしてクラシック音楽も素晴らしいセレクトがされています。
Amazon ではクラシックの名曲も取り揃えている
Amazon Prime Musicでは、クラシックの有名曲は、ほぼ網羅しているといって良いのではないでしょうか。指揮者やオーケストラに拘らなければ、殆どの名曲を楽しむ事が出来ます。
逆に楽曲数が多過ぎると、膨大な演奏の中からどれを選べば良いのか、相当クラシック通でなければ難しいと思います。
ただアマゾンプライムミュージックは価格が良心的なだけに、録音自体が古く、音質が必ずしも良いとは限りません。
【4選】Amazon Primeでおすすめするクラシック名曲ご紹介!
それではここから、私がAmazon Primeでおすすめするクラシックの名曲を、厳選してご紹介いたします。
ショパン:ポロネーズ集/マウリツィオ・ポリーニ
ショパンは1810年にポーランドに生まれた、前期ロマン派を代表する作曲家であり、ピアニストです。彼はピアノの詩人なんて呼ばれているように、その楽曲の殆どがピアノの独奏によるものになっています。
ショパンの最初の作品と言われている『ポロネーズ ト短調』を作曲したのは、何とまだ7歳の時ですから、相当な天才であった事が分かります。
ポロネーズとは彼の祖国ポーランドで、伝統的に続く民族舞踏の事です。ショパンの楽曲は優しくて優雅で、どこか繊細なイメージがありますが、このポロネーズは気品高くも堂々とした男らしさや、力強さも感じさせてくれる作風が特徴です。
演者であるマウリツィオ・ポリーニについても触れておきましょう。1951年イタリアのミラノに生まれたマウリツィオは5歳からピアノを学びます。
18歳の時にショパン国際ピアノコンクールで優勝、審査委員長であったルービンシュタインからも最高級の賛辞を受けて、世界的なピアニストとして認知されるようになりました。
ポリーニのショパンといえば『練習曲集』が非常に有名ですが、私はこちらの『ポロネーズ集』が大好きです。
彼らしい正確で、少々固めのタッチがポロネーズとよくマッチしています。完璧で自分の感情を込めすぎない演奏は、楽曲そのものに対する高いリスペクトが感じられます。
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/ナルシソ・イエペス
ホアキン・ロドリーゴは1901年スペインの地に生まれました。幼い頃に視力を失いながらも、その後ピアノやヴァイオリンを習い、作曲を始めます。
1924年には管弦楽曲『子どものための5つの小品』でスペイン国家賞を受賞しています。
彼の代表曲となる『アランフェス協奏曲』は1939年、クラシックギターの独奏と管弦楽のために作られました。
内戦により被害を受けたスペインとアランフェスへの、愛と平和の祈りを込めて作られたというこの楽曲は、クラシックギター協奏曲の先駆け的な作品となりました。
演者のナルシソ・イエペスはスペインを代表するクラシック・ギタリストです。10本もの弦が張られたギターを巧みに操り、日本はもとより各地域を精力的に演奏して周り、世界中から称賛されています。
プッチーニ:トゥーランドット/ミレッラ・フリーニ
『トゥーランドット』は『千一日物語』の中に登場する姫の名前で、そこから取られた戯曲やそれに基づいて作曲された作品です。その中でも、ジャコモ・プッチーニによって作曲された、この『トゥーランドット』は今日においては最も有名なものです。
ミリッラ・フレーニはイタリアのオペラ歌手で、世界的指揮者であったカラヤンからも高い評価を受けていた、クラシック界を代表するソプラノ歌手です。
2020年2月に残念ながらこの世を去っていますが、美しい声質と優れた表現力でファンを魅了しました。
ベートーベン:交響曲第五番/指揮・小澤征爾
最後にご紹介するのは、おそらくこの中でも最も有名な楽曲、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第五番『運命』です。
非常にドラマチックな構成で、最初の『運命の扉を叩く音』から始まり、『暗』から『明』へと向かう展開で多く人の心を打った、傑作中の傑作です。
後の作曲家にも多大な影響を与えた作品で、数多くの素晴らしい録音が残されています。カラヤンの指揮にベルリン・フィルハーモニーの演奏や、クライバーの指揮にウィーン・フィルハーモニーの演奏などは名盤としてもちろん有名ですが、私は日本を代表する指揮者、小澤征爾指揮によるこちらをお勧め致します。
小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラによる息もピッタリの気迫に満ちた素晴らしい演奏で、数ある『運命』の演奏の中でも5本指に入る名演であると思っています。
Amazon Prime Musicのおすすめするクラシックの名曲まとめ
Amazon Prime Musicのおすすめクラシック楽曲をご紹介してきました。アマゾンプライムの会員になるだけで、追加料金もかからないアマゾンプライムミュージックは、クラシックをこれから聴いてみたいという方に、十分満足していただけるコンテンツである事がわかります。
家で過ごす事も多い今の時期、少しゆっくりとクラシック音楽に耳を傾けてみるのも良いかもしれませんね。